「私は願う」 

「私は願う」

     ○○○○子

 合唱・・・・重いものを軽くし、純粋なハーモニーは私の胸の
中を悦びにうち震えさせるのである。一人一人の真剣な表情
を見る時、何かしら心にひびくものを感じる。「みちのく」に入
って初めのうちは明るい日射しも心の奥までは入りきらなか
ったと思う。自分の心の中なのに・・・・。でもそういうあいまい
だった気持ちは確かである。そして今だ正直の所、すべてを
わかりきっていないのである。でも目に見えない何かでしっ
かりとつながれてしまっている自分に気がついて、改めて合
唱というものの意味を目の前に置かれた様な気になる。自
分の生活を一つの歌に一つの純粋な音楽に造り出すことが
できたらどんなにすばらしいことか・・・・。

この「みちのく混声合唱団」がぐんぐん伸びていつの日か大
きな一つの心になって多くの人々の心につながるのもきっと
近い将来にと、私は思う。

みちのく第3号より

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