茅野市駅の東3kmほどのところ、玉川神之原地区の鏝絵です。神之原交差点付近から南方向に順に紹介します。
神之原 1
「布袋様」。作風から、ちょっと古いのかな。耳たぶの大きさが目をひきます。道路から離れていて見にくかった。
神之原2
「龍」母屋の中に蔵が組み込まれているようです。丑鼻が窓枠に削られている恰好。龍が持っている金の玉だけ着色。
神之原3
「布袋様」。こちらもちょっと遠くから撮影。
神之原4
「波に鶴と亀」。モノクロ表現で余り見かけない構図。
神之原5
「波に千鳥」。こちらは丑鼻ではなくハナブカ部に描かれた作品。小さいところにきれいに描かれています。
神之原6
丑鼻には「大黒様」。ハチマキには波に千鳥、虹梁よこには「鶴と亀」がていねいに描かれています。
神之原7
「トカゲ」? ちょっと不気味な動物ではありますが、どんな願いが込められているのでしょう。
神之原8
夜空を背景にした「波に鶴と亀」。繊細に描かれています。
神之原9
シンプルに亀が二匹。
神之原10
帽子をかぶらず肌もはだけていますが、お宝袋を抱え小槌をもったこの人は「大黒様」でしょうか、それとも「布袋様」でしょうか。表情も庶民的で親しみを感じます。
荒神1
丑鼻の鏝絵は覆いがつけられ見落としてしまいがち。「松に鷹」のようです、絵画のように精緻に描かれていてなかなかのもの。