11日、「八ヶ岳棒道ウォーク」がありました、八ヶ岳歩こう会の看板メニューならぬ看板コースです。集合は長坂町小荒間の三分一湧水館駐車場。ちょうど紅葉の時、たくさんの参加者でした。受付では大震災の被災者応援募金があり、カンパすると棒道てぬぐいてつくった手作りマスクがいただけて、募金にも会の人たちの心意気を感じ入ってしまいました。
みなさんマスクをして、相互の距離を保ちながらのセレモニー、事前ストレッチ、そして15kmの健脚コースと6kmのゆったりコースの二手に分かれてスタートしました。通常ならハイタッチをしながら人数の確認をするのですが、この日は手のひらに殺菌スプレーをしながら非接触の人数カウント。
林間の棒道に入りました。棒道は正確には「信玄棒道」。甲斐武田氏が信濃を攻略するためにつくられたという軍用道路です。その棒道、今ではウォーク用にと整備されています。
棒道沿いには数多くの石仏が点々と見守ってくれています。これは「9番千手観音」。
ここ小淵沢は馬の街・乗馬の街。棒道は遊歩道として整備されていると同時に、ほぼ並行して乗馬道も整備されていますので、こんな広々としたところを歩くことができます。
で、こんなところで集合写真撮影。このときばかりは皆さんマスクを外して「はい、チーズ」。健脚メンバーは24名+カメラマンの私。
棒道を離れ、昼食場所の「道の駅こぶちさわ」を目指して下ります。
「道の駅こぶちさわ」で50分の昼食休憩。陽射しは暖かくても標高1000mのここは歩いていないと冷えてきてしまいます。
さて、午後の部スタート。来ただけの距離を戻らなければなりません。
ここは小淵沢の「もみじの回廊」と巷で言われている?のかそれとも歩こう会で名付けたのか?
この広々とした芝生、ゴルフ場ではありません。馬術競技場なんですよ。芝生の中あちらこちらに置かれているのは馬術競技のハードルです。
2頭の乗馬に会いました、この日2回目。馬の道でのこんな出逢いもいいのですが、時には馬の落とし物があったりします。新鮮なのもありましたよ(笑)、気をつけなければ!
この日のコースはこんな見事な紅黄葉並木の下を歩くこともしばしば。
小淵沢から小荒間に向かう道路沿いにもまたもみじの回廊が。根元は一面紅葉黄葉のじゅうたんです。
小荒間に戻って最後に遠くに眺める富士山。みなさん思わず道路端に座り込んでしまいました。「ここで座ると根が生えちゃうよ」なんて声も無視無視。山梨は富士山から遠ざかるほど冨士がよく見えるんです。
紅葉と15kmのウォーク、たっぷり楽しみました。11月11日は八ヶ岳歩こう会では「棒道の日」と名付けて毎年棒道ウォークを開催するのだとか、また来年楽しみましょう。
リーダーさん、サブさんありがとうございました、そしてご苦労様でした。