「居酒屋兆治」 コメントをどうぞ 「居酒屋兆治」 山口 瞳 小学館 山本周五郎が高く買っていたという作家:山口瞳の作品、気になっていました。「居酒屋・・」とうたっているけれど、どうやら舞台は焼鳥屋さん。そして時は昭和。この店に子ども時代からの仲間のような常連さんがやってきて織りなす人間模様。「居酒屋ぼったくり」のように次々としゃれた料理や酒が登場するのと異なり、主人公の不器用な生き方を描いているような作品。おとこのお話しという感じがしました。 (45.5k)