「真夜中のパン屋さん」4 コメントをどうぞ 真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 大沼紀子 ポプラ文庫 シリーズ4作目、今回は希美の従姉妹が登場。どうやらこの従姉妹が眠り姫。この人物とそのパートナー、どちらも複雑な家庭です。大きな課題を抱える家族を淡々と描いてしまうのがこの作家さんの手法かな。でも読んでいてそういう表現に疲れてきてしまいます。 最後は消えていた主人公:希美の記憶がよみがえっていき、舞台となるパン屋さんが何故深夜営業なのか、その理由らしきことも語られ始めました。今回も続編への期待を抱かせる結末です。