ゴールデンウィークは毎年実家で過ごしたのですが、今年は自宅で過ごしました。私たちの親のところに子どもが集まってくる時代から、私たちのところに私たちの子どもが集まってくる時代に変わってきたようです。(少し大げさかな)
母も私たちのところにやってきて何泊かしていきました。そんななかで母たちの子ども時代に唄ったまりつき唄をききだしました。メロディーはあの「鉄道唱歌」のものでした。以下、歌詞を書きますので唄って(頭の中で?本当に?)楽しんでみてください。
1 てんてんてんまり てまりつき
私は東京駅に着き
左に見えるは二重橋
右は九段の招魂社
2 曲がって赤坂 乃木屋敷
忠義のほまれも 高輪の
四十七士の墓を見て
しろをゆくや 浅草や
3 新橋 京橋 日本橋
渡れば 三越呉服店
一反 反物買いましょか
かわって仕立てて 日が暮れて
4 妹(いもと)に着せて 手をひいて
浅草上野の公園へ
音楽ききに まいります
ぶかぶかどんどん ぶかどんどん
5 私のてまりも ぶかどんどん
まずまず一貫 かしました
最後はメロディーの途中ですが、鞠を高く弾ませてくるっと回り、次の人に渡したのだそうです。
「招魂社」って何だろうと調べたところ、明治12年に「靖国神社」と改称された神社だそうです。忠義の士を敬ったり、三越呉服店で買い物をしたり、公園へ音楽をききにいったり、当時の風情を感じますね。
まりつきうた
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