80歳台の母が最近高齢者向け陶芸教室に通い始めました。9月からはじめて今までに3回の参加ですが、町の文化祭に出品しました。粘土で形をつくって次の時には素焼きができあがる、絵付けをすると次には焼き上がっているという形だそうです。そんなペースの教室ですが、新人ながら他の人と一緒に出品させていただきました。ですから今回、仕上がりは目にしていなかったのだそうです。昨日、今日と文化祭でしたが、そこでの作品のできばえを楽しみにしていました。もちろん私も今日はじめて母の作品をみました。
母の第1作は来年の干支、牛です。何か型に入れるとだいたいの形は出来るらしいのですが、そこから先の細やかな形は本人の腕次第。私の子ども時代の我が家は2頭の乳牛を飼う農家でした。母には牛に対する思いもまた特別のものがあるようです。そんなためか牛の角やら耳やらがなかなかのできばえです(身びいきかな)。
2作目は花瓶、これは粘土で絵をかたどったものを花瓶の上に貼り付けたようなもので、絵には厚みがあります。多分、柿をデザインしたのでしょうね。どんなできばえか不安だった母も、作品をみてかなりの満足のようです。