このブログも3回目の誕生日を迎えました。
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カテゴリー別アーカイブ: 日常
「ダムに沈んだムラのこと」
母と一緒に写真展を見てきました。タイトルは、
「ダムに沈んだムラのこと」
~塩川ダム、できて十年~ 写真展
長坂郷土資料館
10/4~2/22

私の母はこの「ダムに沈んだムラ」の隣の部落の出身です。どこへ行くにも徒歩の時代に育った母にとって、この部落の風景も心に焼き付いています。展示されているのはすべてモノクロ写真です。家の慶事、神社の祭り、小学校の運動会、・・・・、生活の様子がぎっしり詰まった写真の数々です。この頃、写真といえば記念写真的に撮影するものだったのでしょうが、よくこんなに生活の場の記録を残してくれたものだと思います。母にとっては知った顔も何人も登場し、当時の生き生きとした情景の中に心を泳がせていたようです。
もちろん私も母ほどの強い記憶ではありませんが、ダムに沈む前の情景がよみがえりました。自家用車の中から眺めた家々、川沿いを上る道、小学校の遠足で歩いたことなどです。ダムの賛否がそこに住む人やその出身者たちの間に複雑な隙間をつくってしまったようなことも、わずかな文章の間からうかがえました。実は私の部落もこのダムの候補地でした。「ふるさとがダムに沈む」、深い痛みなのでしょうね、きっと。
版画年賀状
年賀
新年おめでとうございます。年賀状をお届けします。

十数年前職場の先輩に版画年賀状の話をしたところ、
「今時プリントゴッコのない家があるのけー。」
といわれてしまいました。この先輩には「何とも時代遅れなことをしているものだ。」と思われたようです。それからまたあっという間に年数がたち、プリントゴッコもまた過去の遺物(?)になってしまったようです。そんな中で我が家は未だに時代遅れをやっています(笑)。まあ、自己満足には違いないですね。とにかく版画を彫っている証拠をご覧ください。
刷り上がったハガキはファンヒーターの前に並べて数日乾かします。こういうインクは乾きが遅いものですね。

今年の版画も一応2版、3色刷りです。原画の水墨画がどう変わるのか、ちょっとした恐怖と期待の時間です。それでは、私の年賀状をご覧ください。

本年もどうぞよろしくお願いします。
クリスマス
杉原幸子さんを悼む
毎日新聞の「悼む」欄に杉原幸子さんがのっていました。10月8日死去、94歳だったそうです。
元外交官杉原千畝氏の妻
「命のビザ」語り継ぐ
との表題での掲載です。
全く知らない人と思っていたのですが、読んでみるとあの、戦時中に多くのユダヤ人に日本経由のビザを発行して多くの命を救った外交官:杉浦千畝氏の奥さんだったと知りました。このことを杉原さんは夫亡きあと長年語り継いできたのだそうです。そして講演の最後には決まって
「戦争は絶対にしてはいけない」
と説いていたそうです。
そういえば杉原氏は岐阜の方で、地元には記念館ができている、地元の学校では杉浦氏のことを学習しているとのことを聞いたことがあります。今では記念館もあり、当時のビザを当時の面影を残して印刷し、これを題材にして杉原氏の勇気ある行為について学習をしているのだそうです。いつかテレビでもドラマ化されて放映されていましたね。感動的なドラマでした。そして、それを支える家族がいたんですね。
海岸寺
海岸寺といえば、境内におびただしい石仏が並んでいる寺として有名です。以前、甲府の図書館でこの寺の石仏の写真集を見たこともあります。

石仏のほとんどはこのように屋根がかかって風雨から守られています。石仏の一体一体が決して手を抜くことなく彫られており、それぞれがりっぱなものです。

今回コンサートが開かれたのは境内の左奥、その手前にはさらに上に上がる石段があり、この石段の両脇にも石仏が並んでいました。まだ赤い葉を残し、石段の上の堂に至る風景もまたなかなかのものです。
段上の堂は近づいてみると古いもので、周囲には精巧な彫刻が施してあり、感嘆の声を上げてしまいました。1300年の歴史を感じさせてくれます。
根津記念館

根津記念館に行ってきました。「鉄道王」と呼ばれた根津嘉一郎氏は山梨では有名な財閥を形成した人物です。長屋門と呼ばれる入り口はご覧の通り立派なものでした。中にはいると復元した新しい部分と旧邸そのままの部分があり、広大な土地・広大な邸宅でした。

根津嘉一郎氏について私たちが知っていたことといえば、山梨県内の全小学校にピアノを寄付した人であること。そういえば私たちのような山間の小さな小学校にもアップライトピアノがありました。これも「根津ピアノ」だったのかもしれません。内部をずっと見学していくと一番奥に座敷蔵があり、そのなかにオルガンが飾られていました。このオルガンにも「寄贈 根津嘉一郎」と記されており、「根津ピアノ」を思い起こさせてくれました。
秋の実り
子供たちの手作り絵本

地域の文化祭がありました。放課後児童クラブがはじめて挑戦した手作り絵本が展示されていました。1~3年生の子供たちのためらいのない絵が印象的でした。こういうものが作られ展示される環境、これも立派な「文化」ですね。子供たちによる制作を支えた指導員の方たちの紹介文が展示されていましたので、以下に紹介します。
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日頃、子供たちが描き残す絵のエネルギーに感動していました。この時期にしか描けない絵をなんとか残してあげたいと考えついたのがこの「世界でたった一冊の絵本作り」でした。6月の始めより一週間に一枚ぐらいのゆったりしたその子に合ったペースで進め、楽しく思いっきり描きました。ストーリー性を考えずにそのこその子の持つ豊かな世界に触れていただけたら幸いです。
また、子供たちが成人したときに、この本を手にしてこんな自分があったことを愛おしんでくれたらうれしいです。
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