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ハモる同窓会?(つづき)

唱い終わったのは11時過ぎ。ここで日帰りの方は帰り、残ったメンバーは宿泊室に移動してエンドレス(?)の語らいの時間の始まりです。アルコールの助けを借りてくだけてしまうのかと思いきや、合唱のはなしもいっぱいでましたね。

現在も中心的に分離唱による合唱活動をしているSさんは最近の録音持参でした。この録音がヘッドセットと共に回覧されます。みんなきれいな響きに感心しきりでした。
教育学部のOBはほとんどが小学校の先生、子どもたちの合唱のよろこびをそれぞれに語ってくれました。

学生指揮者だったAさんは地元で複数の合唱団を指導しています。混声合唱に男声合唱、そして少年少女合唱。

「子どもは分離唱をすると音が全く下がらないんだよ。」
「なんで」
「そのままストレートに入るんだよね。
大人はうまく唱いたいとか、色々なことを考えるから駄目なんだろうね。」

なんてはなしに、またもや感心しきり。
それぞれに学生時代の音楽が底に流れ、今も音楽の純粋な世界を持っている方々の嬉しくなるようなはなしが続きました。そんなはなしをずっと聞いていたい気持ちもあったのですが、もうそんなに体力に自信のない私は自室に引き上げるトップバッター、2時過ぎでしたね。遅い人は夜明けまでだったんでしょうね。

国分寺の合唱

国分寺の合唱に行ってきました。集まったのはS:4,A3,T2,B1、なんとバスが一人しかいないではありませんか。テナーが一人だけというのはよくあるのですがね、怖いですね、・・・・。おかげで(?)緊張感をもって唱うことができました。

まず分離唱に時間をかけた後、今回はカデンツにもかなりの時間をかけました。指導者:Mさんのこだわりが感じられます。曲目は、

賛美歌

しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
やさしく友をむかえよ
すすき
よしきり
われは幼く
アヴェ・ヴェルム・コルプス

といったところでした。「○○のパート、音がいくつも聞こえますよ。」なんて厳しいお言葉もいただきながら、要所要所ではピアノで和音を追っていく練習、響きが鮮明になっていきます。ハーモニーに向かって歩む練習、その実感が味わえるのってたまりませんね。そして練習が終わった後は心あたたかでした。

途中で休憩を挟みましたが、その時間に

『美わし五月に』、唱いませんか。」

の声が、私も同調して男声合唱が始まりました。この方も私同様にかなりの南高OBファンですね。こんなときには山形の方たちが苦労して作成され立派に製本されている山形南高OBの男声合唱曲集の登場です。男声3人に加えて女声が1オクターブ下げてトップテナーにはいりこれで男声四重唱、こんな楽しみ方もあるんだと感心してしまいました。

男声合唱を初めて唱う若者もおり、まずはピアノで音とり。そしてピアノを外して四声で。うん、なかなか楽しめるじゃないですか。男声合唱の響き、やっぱり私のあこがれです。男声合唱が珍しい女性の方からも少しばかりの拍手をもらってしまいました。調子に乗って

アドラムス・テ
夏の夜の星

と、あと2曲、同様に音とりをしてからア・カペラでと楽しみました。そんなわけで休憩時間はかなりオーバー、肝心の混声の練習時間を圧迫してしまいました。でも楽しかったー。

ひえつき節

甲府の姉宅を訪問すると前庭に梅の花が咲いており、そのとなりには黄色い花がやはり満開でした。この花を「サンシュユ」というそうです。この木も花が咲いてから葉が出るんですね。
サンシュユ

「この木がひえつき節の、『庭のさんしゅーの木に・・・・』のさんしゅー?」
「そうだよ。」

とのことでした。
帰宅してネットで調べると、宮崎地方では山椒(さんしょう)のことを「さんしゅ」と呼ぶとのこと、歌詞で歌われた時代にはまだサンシュユは日本に伝来していなかったとのことなどから、この歌詞の「さんしゅ」は山椒のことであろうとの記述がありました。ただし、この歌詞はずっと後世になってつくられたもの、だから「さんしゅ」とは「サンシュユ」のことという説もあるのだそうです。

稗搗節

庭の山椒(さんしゅ)の木 鳴る鈴かけて
ヨーオー ホイ
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ
鈴の鳴るときゃ 何と言うて出ましょ
ヨーオー ホイ
駒に水くりょと 言うて出ましょヨ
おまや平家の 公達(きんだち)ながれ
ヨーオー ホイ
おどま追討(ついと)の 那須(なす)の末ヨ
那須の大八(だいはち) 鶴富(つるとみ)捨てて
ヨーオー ホイ
椎葉(しいば)立つときゃ 目に涙ヨ
泣いて待つより 野に出て見やれ
ヨーオー ホイ
野には野菊の 花盛りヨ

ここで歌われている内容は、
源平の戦いに敗れた平家の落人が椎葉にたどりつき、土着して平和に
暮らしていた。そこに平家の残党の追討を命じられた那須の大八が赴いた
が、平和な暮らしをしている人々に対して争いはせず一緒に暮らした。
やがて平家の血をひく鶴富姫と恋に落ち子が宿る。そんなとき那須の大八
には鎌倉から帰還命令が。そして悲しい別れ・・・・
そんなところですね。

私たちも佐々木先生のもと、学生合唱団でこの曲を唱いました。長年聴き続けてきた山形南高OB合唱団の男声合唱の中にもこの曲がありました。今ではネットで語り部ならぬ唄い部の唄を聞くこともできますね。でも、私たちが馴染んだものはネットで聴くことのできるひえつき節とは節回しが随分違います。歌詞は一番、二番、四番と唱っていました。南高OBの男声のハーモニーをバックにTさんのソロできいた美しい合唱版のひえつき節、好きだな。
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アカペラ合唱団サマーコンサート

友人から、こんなタイトルの録音(録画)をいただきました。

1998年8月16日、岐阜県民会館。

第1部 混声合唱(讃美歌他)とギター演奏
第2部 ピアノ演奏、ピアノ+マンドリン
第3部 男声合唱、混声合唱

 響きのよいホールでの演奏、唱っている方も気持ちよかったでしょうね。合唱の曲目は梨大合唱団のレパートリーばかり。どうやら私たちより数年後の年代のOB20人ほどが各地から集まっての演奏会だったようです。10年20年と合唱から遠ざかっている人でもアカペラの合唱が唱える、そんなところが分離唱の合唱ならではなのかもしれません。私にはこの演奏会の経緯など一切情報がありませんが、はじめて聴くソースは新鮮です。10年ほど前の演奏会、ついこのあいだのことですね。ここにも学生時代に経験した分離唱の合唱が忘れられない人達がいました。

山形紀行④-潜入、フルセズ・コーラス

ミンタロハットには2階で外から窓越しにグランドピアノが見える部屋があります。客室から廊下を曲がって行くことの出来るこの広い部屋がフルセズ・コーラスの練習会場でした。1階からは客室用とは別の階段があるんですね。ですから、練習参加者は宿泊者に気遣いすることなく練習会場に行くことが出来ます。この日の参加は指導者のみんたろさんを含めて男声4名・女声4名+私たち夫婦の10名でした。メンバーの皆さんとは3年ぶりの再会でしたが、まずは前回同行した息子達のことを聞いていただき、みなさんの心遣いに感謝です。

練習はまず分離唱、みんたろさんはたっぷり時間をかけてこれをていねいにされます。そのあとは讃美歌、

しずけきいのりの
われに来よと主はいま
こころの雄琴に
ひとたびはしにしみも
みたまなる
しずけきかわの
つかれしこころを
ゆうひはかくれて
かいぬしわが主よ
主よみもとに
ナルドのつぼ

みんたろさんは時には「何かリクエストがありますか?」と声をかけてくれます。そこで遠慮なく私は「われに来よと主はいま」「しずけきかわの」、家内は「かいぬしわが主よ」をリクエスト、全く遠慮がありません。
私たちははじめて唱う曲が2曲ありました、「ひとたびはしにしみも」と「つかれしこころを」です。どの曲も一度はみんたろさんがピアノで全パートを弾いてくれます。そうしてすぐにピアノなしで、ムム!讃美歌の歌詞は2番以降はページの下にまとめて載っています。こういう初めての曲は1番がついていくのが精一杯、2番以降はもう歌詞なんて見てられません。歌詞なしでフンフンとハミングのようなそうでないような声で必死についていきました。
遅くなりましたが、この合唱団のハーモニーはきれいです。となりの男声の声もハーモニーの中で自然に唱っている感じで、合唱から遠ざかってしまっている私も安心してハーモニーの中で唱うことが出来ました(自己満足かな?)。皆さんすばらしいハーモニー感です。

休憩時間はたのしい歓談でした。私たちの持っていった山梨で最もポピュラーともいえる桔梗信玄餅を申し訳ないぐらいに喜んでいただきました。
休憩後は佐々木先生の混声合唱曲集の中から、

青い小鳥
今様
われは幼く

学生時代に私たちが唱った「青い小鳥」は増田順平編のもの、佐々木先生編曲のそれは初めてです。先生の編曲の方がシンプルで素朴な味わいかな。
次に「何を唱いましょう?」と聞かれ、私の希望「今様」を唱うことになりました。この曲、フルセズコーラスでは初めての様子でしたが、それではとみんたろさんがピアノで四声を弾いて譜読みです。他の曲と同じように2番まででピアノは終わり、もうア・カペラで唱いましたが、あのユニゾンから和音に広がっていく独特の響きと流れを十分に味わうことが出来ました。そしてフルセズの皆さんもこの曲の独特の響きを気に入ってくれた様子でした。
それからみんたろさんの選曲で「われは幼く」、みんたろさんはこの曲が好きなんだろうなと感じました。
最後に1曲讃美歌を唱いましょうといわれ、私は迷わず「夜はふけわたりぬ」をリクエスト。Fさんの「佐々木先生はいつも最後はこの曲だったんだよね。」を聞きながらみんたろさんのピアノにあわせて、みんたろさんピアノにもこの曲への特別な思いか感じられました。もちろんそのあとはアカペラで・・・・。
練習が終了したのは夜11時、久しぶりにハーモニーに浸った2時間あまりでした。

終了後も私たちを含めて5人が残り讃美歌を唱いました。曲目は、

まきびとひつじを
あらののはてに

これではもうクリスマスだねなんていいながら少人数のハーモニーを楽しみました。こういう小さなハーモニーが私は好きなんですよね。解散は11時半でした。

山形紀行①-序章

9月の5連休をシルバーウィークと呼ぶそうですね。このシルバーウィークに我が家は山形行きを決行しました。その目的は(ちょっとおおげさかな)、
・分離唱の合唱を唱うこと
・分離唱の合唱の人に会うこと
の2つでした。

山形は分離唱の合唱のゆかりの地です。山形南高で音楽の先生をされていた森山先生のもとで分離唱による音感教育を受け佐々木先生も二十数年通った地、その山形では今でも分離唱による合唱団が活動しています。その混声合唱団フルセズコーラスの練習に参加しようと、今回の山形行きを計画したのです。5月頃だったでしょうか、
「シルバーウィークに練習はありますか?」
「19日がちょうど練習日に当たってます。
とりあえず宿泊(ミンタロハット)を押さえておきましょうか?」
「お願いします。」
「何人ですか?」
「二人お願いします。」
とのメールのやり取りが最初でした。ミンタロハットはフルセズコーラスのメンバーであるみんたろさんが経営しており、2年前にオープンしたゲストハウスです。そしてもう2泊は私が最も親しくしていただいている友人Fさん(この方もフルセズコーラスのメンバー)にお世話になることにしました。Fさんの自然農の田圃を見学するのも今回の目的の一つです。
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久しぶりの・・・・

国分寺の合唱に行ってきました。今年はじめてで前回は10月だったかな、半年ぶりの合唱でした。

今回の参加は非常に少なく、S2、A1、T1、B4という構成でした。「誰かテナーに回ってくれませんか」という声に応えてクリス(しんじゅん)さんがまわり、2・1・2・3という構成、まずまずですね。分離唱が終わって讃美歌がはじまると、美しいハーモニーにびっくりです。私達の同窓会の混沌としたものを振り払って、思わず笑みがでてしまうようでした。さすがですね。

はじめてテナーにまわったクリスさん、「もう元には戻れないよ」なんてからかわれながらもしきりに「新鮮でいいですね」と、内声を唱う楽しさを発見していました。「内声ていいんだよね」、「声さえ出ればみんなで代わりばんこにパートを交代して唱えばいいんだよね。」なんていう話で盛り上がりました。声のでない私も裏声でこっそりテナーに挑戦しました、自宅で来客があったときなどパートを交代しながら楽しむこともあるのですが、さすがに4パートそろってしかもハーモニーもよいとなると、はじめて唱うテナーの音もスパッとそのあるべき音に収まっていきます。この感覚、爽快ですね。私はこんな小さな合唱が大好きです。

同窓会

今年も母校(?)梨大合唱団同窓会にいってきました。私達の学年だけの集まりが、昨年から前後3学年合同の同窓会になりました。集まったのは総勢22名、佐々木先生が山梨に見えた年の団員のほぼ半数です。会場は甲府市内のホテル、宿泊の人と日帰りの人がいます。

私は早めに行こうと思ったのですが、突然の急用で会場に着いたのは午後5時過ぎ。まず集まる場所は男性が宿泊する畳の大部屋です。私ではなく(笑)、私の持って行く楽譜を皆さん待ちかまえていました。楽譜の整理が終わったら6時まであとわずか、それでも早速合唱が始まります。讃美歌を3曲ほど唱いました。

6時からは宴会室に移動して各自の近況報告がありました。毎年出席している人の1年間の近況、卒業以来初めて再会した人の三十数年分の報告等々を楽しく聞きました。

8時半頃からカラオケルームに移動し、例によってカラオケ装置には壁の花になっていただき合唱が始まります。宿泊ルームに電子ピアノを忘れてきてしまって音叉で音をとって歌い始めたのですが、ちょっと・・・・。すぐに取りに行って改めて分離唱からスタートです。分離唱の威力、やっぱりハーモニーがよくなりますね。久しぶりに歌う人たちがいきなり合唱なんて無謀でした。それから約3時間、ほとんどお酒も飲まずに歌い続けです。最後の讃美歌なんてかつてのハーモニーの味わいをちょっぴり取り戻せたかな。かつての録音魔で今回記録に徹してしまったSさん、「いいよ、いいよ」の連発でした。

カラオケルームが終わると日帰りの方たちが帰られ、宿泊組は宿泊室に戻って酒を酌み交わしながらの語らいの時間が、長い人は夜の白むまでだったそうです。

思い出すとおもしろいこと、近況報告の中で遅れてくる人のことを、「○○さんは9時までにはくるそうです。合唱には出られるそうです。」と、本番は宴会ではなくその後の唱う時間であるかのような言葉でした。

クリスマスの讃美歌

自然農を教えてくれるTさんが毎週木曜日、整体を教えてくれます。整体というとどこか身体の具合が悪くなって治療するものと考えがちですが、ここで教えてくれる整体は未病のもの、普通の生活をしている人が身体を整え、より健康な生活ができるためのもののようです。ウィークデーの夕方というと都合の合わないことも多いのですが、この夏から何度か参加させていただいています。

この方はギターを弾いて歌うこともあると聞いていましたし、その場所にピアノもあるのです。そこで思い切って「クリスマスの讃美歌を唱ってみませんか」と提案したところ、快く了解していただきました。日は25日、まさにクリスマスの日の整体でしたのでグッドタイミングでした。Tさんと女性一人、それから私たち夫婦の四人でバランスは最高(?)。

整体が終わったところで、それではと分離唱の話やら私たちの経験した合唱の話やら少し紹介した後、分離唱から始めました。はじめての分離唱は指示された音が全くわからないということも多いと思うのですが、このお二方は私たち二人と一緒にすぐにその世界にはいっていただけました。分離唱の次はカデンツ、そして「きよしこの夜」の合唱に挑戦しました。四声で歌うのは本当に久しぶりです、やっぱりいいものですね。歌い終わってからもお茶をいただきながらしばらくお話ししましたが、私たちのようなこんな合唱に大変理解を示してくれました。

ちょっとハッピーなクリスマスでした。

再度、ちょっぴりハーモニー

以前、「ちょっぴりハーモニー」で登場した妻の友人が先日もきてくれました。讃美歌の中に「フィンランディアの曲がある、いい歌なので楽譜が欲しい」とのことでしたので、コピーをとっておきました。讃美歌集の中では、「安かれわが心よ」という題名です。

そこで、今回は3人でこの曲に挑戦しました。自力でどんどん譜読みもしてしまう方でしたが、だいたい旋律を覚えたところで分離唱とカデンツをやってみました。「聴いて唱う」ことをおはなしした後、もう一度この讃美歌に挑戦。やっぱり違いますね、ソプラノ・アルト・バスの3パートでしたがハーモニーの感覚が出てきました。やってよかった~!