月別アーカイブ: 2009年6月

ソノリテ

ソノリテ定演
吹奏楽の演奏会があり、聴いてきました。山梨では名の売れている(らしい)「ソノリテ甲府吹奏楽団」の定期演奏会。こういう団体の定期演奏会ってこういう時期にするものなんでしょうかね。

コンクールの課題曲を演奏して見せたり、ディズニー・メドレーがあったり、語りと音楽を組み合わせた「スーホの白い馬」があったり、歌劇「アイーダ」の大曲があったりと、バラエティーに富んだ演奏会で楽しませてくれました。「アイーダ」は有名なトランペットのメロディーを舞台横方向の花道のようなところ(本当は名前があるんでしょうね)に左右に3人ずつ配置して楽団と別なところからの演奏が鳴りだし、変化をつけて楽しませてくれました。

「スーホの白い馬」、これも聴き応え十分でした。プロのナレーターと吹奏楽とで立派なおはなしができあがり、涙した人もいたとか。さすがです。おはなしと言えば素語りばかりを聞いている私にとって、この「スーホの白い馬」はおはなしのカラー版を見せていただいたような印象です。吹奏楽って華やかですね。

オオキンケイギク

実家の前の道路のアスファルトと石垣の石とのわずかな隙間に見事に育って咲く黄色い花、なかなかきれいで華やかです。
オオキンケイギク

花の名は「オオキンケイギク」、最近では河原の土手などにもたくさん生えていて一面黄色に咲き誇っています。コスモスにも似た雰囲気もあります。しかしこの花は外来種で繁殖力が強く在来種にも影響を与えかねないほど、現在は栽培禁止で栽培した場合は法的罰則まであるそうですね。でも、庭先までも自然に生えてきているのに栽培禁止というのはおかしなことだなと思ってしまいます。人間の都合でいい花と悪い花を分類してしまっているのでしょうか。

ヘビイチゴ

ヘビイチゴの実がなっていました。この実の焼酎漬け(ヘビイチゴ酒)はやけどによく効くそうですが、虫さされにも効果絶大です。刺されたところに塗るとスッとかゆみが去ってくれます。
ヘビイチゴ

そんなヘビイチゴですが、今まで実は見たことがあっても花には気を止めたこともなくきてしまいました。同じ場所で撮ってきた黄色い花の写真、母に「これ、何の花?」と聞いたところ「ヘビイチゴの花」とのこと。ヘビイチゴという名前からは何か不気味そうな毒々しい印象があり、この赤い実も決してきれいなものと感じたことはありません。
ヘビイチゴの花
でもヘビイチゴの花、なかなか可愛いですね。
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アサガオ日記

今年も始めました、アサガオの緑のカーテン。今年が5年目、ゴーヤーの年も入れると6年目です。そこでこのブログにも新しいカテゴリーを作ってしまいました。その名も「アサガオ日記」。アサガオの成長過程を報告させていただきます。時には写真のみの報告になってしまうかもしれませんね。

木製のバルコニーにキュウリネットを張ってそれにアサガオを絡ませるのですが、今年はバルコニーの塗り替えのため一旦キュウリネットを外してGWに水洗い・ペンキ塗りそして5月半ばにやっとネットを張りました。その間にもアサガオが伸び始めましたが、ギリギリでネットが間に合いました。

暖冬のためかアサガオの発芽も幾分早めでした。今ではご覧の通りネットに自主的(?)に絡み始めています。
アサガオ日記

中央にある株が1年目に植えた株、家の基礎の脇にある前後の株は3年目から自然に生えてきたものです。南壁の根元にある後者の2株は暖かい場所のためか芽が出るのも早かったですね。しかしおおもとの株も芽が出始めると元気です。たちまち子孫をしのいでたくましい株に成長してきました。

聖歌隊?

 県内のある大学に行く機会がありました。ミッション系で数年前までは女性だけを受け入れる中・高校も併設された短大でした。しかし今では男性も入学する4年制大学となりました。今回おはなしを聞いたこの大学の特徴では「聖歌隊があること」もあげていました。掲示板には「メサイヤ」団員募集の張り紙が。あの吠えてしまう曲、聖歌隊のイメージとはほど遠い曲に感じてしまいます。聖歌隊といえば「讃美歌をきれいにハモって聴かせてくれる」のかなと思ってしまうのですが・・・・。

C.W.ニコル氏講演会

    「森から未来をみる」
と題して、C.W.ニコルさんの後援があり、聞いてきました。飾らない語り口で、私の頭も終始キリッとしていました。通常、おはなしを聞いているときはどうしても眠くなってしまって途中の記憶がないなんてことも多いのですが、今回ばかりはその眠気も冒頭の司会者の言葉と主催者側の挨拶の時だけ(笑)、「ニコルさんの話はよかったー!」
 石炭採掘のため森がすっかり無くなってしまった故郷南ウェールズを飛び出して極北に住んだこと、空手を学びに日本に来て日本の自然に驚いたことなど、本当にナチュラリストだと感心させられるおはなしでした。黒姫で再生に取り組んでいるアフィンの森の映像もよかったー。いくつか印象的な言葉を書き留めました。
    「水がわらっている」
    「森が破壊されると、社会全体がおかしくなる」
    「多様性には可能性がある」
    「多様性豊かな森がいい」
野生動物による農作物の食害も森が豊かでなくなっているのが原因だそうです。豊かな森を維持するのにも人手が必要だそうです。ましてや、荒れた山林を再生するためにはもっと・・・・。
 人間生活を我慢するというより、こんな風に自然を愛する心をもつこそ「環境」に必要なことなんでしょうね。
 こんな話を聞いていると我が家の山林を思ってしまいます。全く手を入れることなく放任されてしまっている山、わずかに植林されている山林の光の射さない暗い森。「私にも何かできるかな」と考えてしまいました。
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