カテゴリー別アーカイブ: 音楽:私の音楽ノート

高校合唱同窓会

 同窓会に行ってきました。参加は9名、女声5名、男声は先生を含めて4名。ソプラノ2名・アルト3名、高校時代はバスだったHさんがテナーに転向し、代わりに先生がバスを一緒に歌ってくれて各2名、合唱をするのには理想的なバランスでした。音域の広い人はどこでも唱えてうらやましいですね。会話が中心ではありましたが、無事愛唱歌5曲を唱えて満足です。
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「愛唱歌」

 私たちの高校時代、たしか愛唱歌と呼ぶものがありました。声をかけていただいた同窓会に、せっかくだから愛唱歌の楽譜を持参しようと思い、先輩に当時歌っていた曲目を聞いてみました。
        「よろこびの歌」
        「夏の夕べ」
        「はるかな友に」
        「さようならみなさま」
        「汽車ポッポ」
出てきたのはこの5曲。人数分コピーして持参することにしました。楽しめるかな!
 でもふと思ったのです、愛唱歌が何でこんなに少ないのだろうと。どうやら「愛唱歌」には暗黙の定義があるようです。愛唱歌の条件は、
        ・みんなが覚えていること
        ・どこでも歌えること
        ・もちろん楽しめること
そんなところでしょうね。そしてその裏に潜んでいる私の中の定義は、
        「ア・カペラ曲であること」
だったのです。愛唱歌が少ない原因は、当時うたっていた曲がほとんどピアノ伴奏曲だったということのようです。それが学生時代はほぼ「合唱=ア・カペラの小曲」だったのです。卒業から○十年たった今でも集まった機会に楽譜の用意があれば数十曲が歌えるのです。もちろんハーモニーは怪しいですが、何せもうすっかり「耳をとじて」いるのですから。それでも、そんな機会に唱えることはうれしいことです。
 高校の同窓会は本日、曲目は少なくてもやっぱり楽しみ、懐かしい顔顔も楽しみです。

ヴェルニゲローデ少年少女合唱団(その3)

 Ⅰはすでに紹介しましたが、このドイツ民謡集をまとめて紹介します。こういった副題があると自分の聴きたいものが若干は明らかになるのではないでしょうか。LPの時代にはレコード店に行って試聴ができ、聴いてみて気に入ったら買うということができたのですが、今はそれができなくなりましたね。そうすると滅多に買わないのに、中身が確認できずに大枚をはたくわけですから大きな決断が必要ですね。
    ドイツ民謡集Ⅰ 野ばら          TKCC-15121
    ドイツ民謡集Ⅱ ローレライ        TKCC-15122
    ドイツ民謡集Ⅲ 菩提樹          TKCC-15123
    ドイツ民謡集Ⅳ 木の上にカッコウが  TKCC-15124
    ドイツ民謡集Ⅴ セレナード        TKCC-15125
    ドイツ民謡集Ⅵ 聖夜に寄せて      TKCC-15126
    ドイツ民謡集Ⅶ ドイツ学生の歌     TKCC-15127(2枚組)
    ドイツ民謡集Ⅷ 子守歌集「すべては安らぎの中で」 TKCC-15128
 これら一連のCDの演奏はいずれも
 
    フリードリヒ・クレル指揮
によるものですが、合唱団名は全部同じではありませんでした。Ⅰ~Ⅴは
    ヴェルニゲローデ少年少女合唱団
ですが、Ⅵ~Ⅷは
    ヴェルニゲーローデ・ユーゲンチコーア
でした。でも実態は同じ団体なんでしょうね、きっと。

ヴェルニゲローデ少年少女合唱団(その2)

 前回の記事で、写真だけ載せてCD情報を落としてしまいました。このCDは以下の通りです。
      ドイツ民謡集Ⅰ 野ばら
        フリードリヒ・クレル指揮
        ヴェルニゲローデ少年少女合唱団
        発売元 : 徳間ジャパンコミュニケーションズ
        品番  : TKCC-15121
        レーベル: TK-ドイツ・シャルプラッテン
 このCDのシリーズは「ドイツ民謡集Ⅰ」~「ドイツ民謡集Ⅷ」と8個の商品でCD計9枚です。1枚1000円でばら売りというのもうれしい価格設定です。当初は4枚セットで売り出されたようですが、その内容を5枚(Ⅰ~Ⅴ)に編成し直して再発売し、更にⅥ~Ⅷが追加発売されたようです。山形で聴かせていただいたものはどうやらはじめに発売された4枚セットで、最近問い合わせたところ「もう廃盤ではないですか」との答えだったのですが、上記のように今も再発で発売されていました。
 私たちは、ドレミで譜読みをしてその後合わせるという音楽のアプローチを教育されて育ってきた背景があります。ですから、学生になって佐々木先生から聴いて唱うことを教わりましたが「耳をひらく」なんて怪しいものです。しかしこういう合唱を聴いていると、「パートで音取りをして、その後合わせる」というアプローチではなく、むしろ「ハーモニーの中で自然に聴いて唱う」という別の音楽教育の中で育ってきたんだろうと思ってしまいます。
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ヴェルニゲローデ少年少女合唱団

ヴェルニゲローデ少年少女合唱団野ばら
3年前に山形を訪問させていただいた折、男声四重唱の録音を聴かせていただいたことは以前書きました。そのとき実はもう一つ演奏を聴かせていただいたのです。ヨーロッパの小曲ばかりを集めた海外の合唱団の演奏で「きれいな響きだな」と思った記憶はあったのですが、男声四重唱にばかり気を取られその後はあまり気にとめていませんでした。

最近になってその記憶がよみがえり、久しぶりに引っ張り出して聴いてみました。私にとってはこの合唱団の演奏は随所にハーモニーの響きを感ずることができるのです。透明感のある響きと言ったらいいのでしょうか、本来音が合えばこのように澄んだ響きになると思うのですがなかなかそういう演奏を聴くことはできません。高名なウィーン少年合唱団、「天使の歌声」なんて持ち上げられていますが・・・・。
そんな中でこの合唱団、私はなかなかのハーモニーだと思うのですがどうでしょうか?

震災から生まれた歌

 1月17日は阪神淡路大震災のあった日、この日を前後して特別な番組がありました。たまたまかけた番組「プレミアム10」では被災の中から生まれた歌、被災した人たちのを力づけ、今も歌い継がれている歌を紹介していました。中には海外でたどたどしい日本語で歌われている映像もありました。こういう番組を見ていると、音楽が心に触れ、人の心を支えてくれることを思います。小学生が先生の話を懸命に聞き、精一杯の歌を歌っている姿もいいなと思うのです。
 しかし、一方で「聴き合って歌う」といういことを教えられていないことも同時に感じてしまうのです。聴き合って歌ってくれたら、もっとグッと来るのだろうなと思ってしまいます。

録音

高校時代の恩師である「N先生を囲む会」から○ヶ月、一つ上の先輩達がその学年同窓会に私たちの学年にも声をかけてくれました。このところの楽しみの一つです。そして今日、「囲む会」の時の録音のコピーを先輩から依頼されました。その同窓会に間に合わせようというわけです。

以前このブログに書きましたが私たち男声によるデューク・エイセスの「日本のうた」3曲他とアカペラ混声合唱4曲が入っています。コピーは後回しにしてとにかく聞いてみました。そこには・・・・、ウーン・・・・、耳を使わない合唱の現実がありますね(笑)。でもその時はみんな実に楽しそうに唱っていたんですよ、もちろん私を含めてです。人間の耳なんてあてにならないものですね(笑)。

こんな風にいったからといって、かつての学生時代の仲間が集まって唱ってもハーモニーの響きが出るというわけでもないのです。耳を使うことを教わりながらハーモニーの響きができない私たちの方がよほど罪が深いのかもしれませんね。

カノン(その2)

もう少し珈音さんの紹介を続けさせていただきます。

棚
私にとって、この店の特徴は何と言っても音楽です。壁際の書棚にはずらりと並んでいるものがありますが、このうち右半分を占めるのはは児童図書。オーナーご夫妻の奥様はおはなしボランティアでも活動されている方ですので、その関係でしょうか。そして左半分を占めるのは音楽書とLPレコードなのです。棚の上には立派なオーディオ装置があり、棚の中のものを「希望がありましたらおかけしますよ。」と言ってくれます。

CD他
スピーカーの横はCD棚。ここはまだまだ成長過程にあるようです。お客様が「大変なコレクションですね。」と驚いても、「みんなもらい物ですよ。」なんてさらりと謙遜するのですが、その実、CDは今も地元のお店に注文購入しながら増え続けている、ここのご主人さんは相当な音楽ファンのようです。

ピアノ他
そしてこのお店の魅力の一つがこのピアノ。一風変わった色合いのレトロ調のピアノがあるのです。このお店の女主人さんは正統的な合唱団に所属して音楽を楽しんでいるそうです。「希望すれば生演奏も・・・・」なんてこともあるのでしょうかね。「いつかこんなお店で私たちのかつての仲間の同窓会が開けたら・・・・。かつての録音を聴いて、集まった仲間でちょっとだけハモって楽しめないかな。」なんて勝手な空想も広がってしまいます。立派なオーディオ装置とピアノのあるお店、魅力的ですね。

レトロ調ストーブ

少しだけ勝手な空想の世界に入ってしまいましたが、現実に戻って。この時期、木製の床には真新しいレトロ調のしんちゅう製石油ストーブが置かれています。こんなところにも、このお店のこだわりが感じられますね。

窓から
周囲は田畑で甲府盆地を見渡すのに大きな障害物もないこの店の広い窓からは、ガラス越しに、遠く富士山が望めます。

SPアルバム
最後にもう一つ、棚の中にこんなものを発見しました。「美しき水車小屋の娘」のSP(78回転レコード)アルバムです。両面で7・8分のレコードの5・6枚組のものです。私はこんなところにも魅力を感じてしまいます。
コーヒーを飲みながら、音楽を聴きながら、こんなお店でゆったりした時間を過ごしてはいかがでしょう。

カノン(その1)

今日行った喫茶のお店を紹介します。

外観
韮崎から南アルプス市へ抜ける広域農道にあるこのお店、外観もしゃれた木造建築で、お客さんとご主人さんの会話の中では○○○ー○○ハウス(国名が入ります)なのだと言ってましたね。

看板
お店の名前は「珈音(かのん)」。このお店、お茶を飲みながらたっぷりと音楽を聴くことができます。カノンというジャンル(?)の曲、どういうことか私はわかっていないのですが、思いつくのはパッヘルベルのカノンですね。お店の名前ってみんなそれぞれしゃれた名前をつけるなと思うのですが、いかにも音楽好きの方のお店のようです。

室内
店内の一角はこんな雰囲気。いいなと思ってシャッターを押したのですが、直射日光に当たる部分があると、他の部分は暗くなってしまいます。写真の腕がいまいちなのですが、実際はもっと明るくおしゃれでした。

テーブル
注文した紅茶は布製の着物(?)を着せたポットに入ってきました。おかげで最後まで熱く、おいしくいただきました。テーブルクロス、巨大な松ぼっくりの置物、金属製のメニュースタンドなどテーブルの上も工夫がこらされていました。

合唱への誘い

高校時代の友人に音楽の先生がいます。昨年、仕事も兼ねて近くに来たついでに私のところに立ち寄ってくれました。私はその世界には疎いのですが、彼は合唱や吹奏楽を精力的に指導してコンクールにも出場し、何度か県代表にもなっているといいます。

そんな彼が最近混声合唱を始めたそうです。教え子達を中心としたメンバーだととのこと、そしてそのメンバーに加わらないかというのが彼の訪問の趣旨でした。

     「毎日、酒を飲んで寝てしまう、そんな生活ではないのか。」
「まあ、そうだよ。」
「もっと潤いのある生活をしろよ。この年になってきたら趣味を持つべきだ、
音楽に心を注いでみたらどうだ。合唱に出て来いよ。」

と、そんな内容の会話でした。昔から合唱の中の「ただの人」であった私を誘ってくれる彼の気持ちは嬉しいですね。(そんなところにも誘いをかけるほど、世の中で合唱を唱う男性が少なくなっているのだとも思います。) しかし、目立たないながらも佐々木先生の音楽の熱烈なファンである私が、そういう合唱団にはいって一緒に唱っていける自信は全くありません。かといって私たちの経験した音楽を逆に伝える力もない私は、この友人の誘いにも心を閉ざしたままでした。

先日の「N先生を囲む会」では、開会に先立って混声合唱の練習が少々ありました。この指導はHさん主導で行われました。コンクールでも実績があるという彼は、どうやらのびのびと声を出させるといった感じの指導でした。短い時間の中でも「発声」というような内容が出てきます。こういう通常の合唱の経験がほとんどない私はその指導に興味津々でもありました。振り返ってみると私たちが経験した分離唱の合唱では発声という内容に触れることはありませんでした。ここでの彼の指導はやはり、「一人一人が確実に歌えて合唱が成り立つ」という指導でしょうかね。しかし、この短い練習の中でハーモニーへのアプローチというのは全くないのです。そして私の耳に飛び込んでくる周囲の声は、しっかりと自分の音程で歌っています。周囲の声、響きを自然にきいて、その中で歌っていくことに慣れている私は、「こんなにも歌い方が違うんだ」と思わずにはいられません。「うたう喜び」にあふれそれが伝わってくるところに「あー、いいなあ」とも思うのですが、やっぱり私は「聴いてうたう喜び」「ハーモニーを感じながらうたうよろこび」がいいなあ。