日別アーカイブ: 2006年4月13日

分離唱合唱団はじめての定演 その2

 久しぶりにこの録音を聞いた。60分テープ2本のうち、1本目の両面及び2本目のA面がその録音であった。そして、B面には、本番を前にしたステージ上でのカデンツや数曲の合唱が入っていた。こういう意外なソースを発見すると、うれしくなってしまう。カデンツの録音もまたいいものだ(山形の森山先生はカデンツを、「世界で最も小さな名曲」といって指導したそうだ)。たぶん学生指揮者の主導で唱っていたのだろうが、1曲歌い終わると先生が二言三言指示され、そのあとみんなのざわめきとおしゃべりがはいる。一般的にはこんな録音を聞くのは苦痛でしかないのだろうが、その場にいたものにとっては場の雰囲気を丸ごと感じられて楽しいものだ。