月別アーカイブ: 2009年8月

八島湿原の花

駐車場から石段を上がってすぐに湿原が広がるのと同時に目にした花がこれ、コオニユリです。湿原を見下ろす位置で歩道は一面丈の高い草原なのですが、その中でも上につきだしてこの花が咲いていました。写真に撮ると、「湿原を背景に咲いている」といったところですね。
オニユリ

それからもう一つ、他の草々から突き出してあちこちに見えたのがこの花、シシウドです。白く決して華やかな花ではありませんが、線香花火を逆さにしたり横に向けたりしたような形でよく咲いています。この花の径は2~30cmくらいだったでしょうか。花が終わると小銭が鈴なりになったように種をつけるのも印象的でした。その名の通り、山菜のウド(我が家ではよく食べます)ともよく似ていて、親戚のようです。
シシウド

八島湿原

八島湿原駐車場で下車してすぐ隣のビーナスラインをくぐる地下道をぬけ石段を上がるとすぐに八島湿原の展望が開けます。

八島ケ池
湿原を見下ろす形ですぐそこに八島ケ池が見え、そのむこうに広がる湿原の眺め、いいですね。しかし写真に収まる範囲は小さく、このような広い景色は十分にとらえることはできませんね。

ここでは木道が整備されており、湿原のほとりまで降りると左右に木道が続いています。湿原を一周できるようになっているのですが、残念ながらまだ巡ったことはありません。今回は右方向へ30分ほど歩いてきました。

八島湿原の空
湿原のほとりを一周する木道から空を意識して撮ってみました。秋の空ですね。私はこの湿原の眺めが好きで今回は5回目くらいの訪問ですが、職場の同僚には毎年訪れるという人もいます。ファンも多いのでしょう。

駐車場や公衆トイレ、土産品施設などが小さな尾根の反対側にあるのは、湿原に生活排水等が流れ込んで生態系を崩してしまうのを防ぐ意味があるのでしょうね、尾瀬の山小屋のはなしなど思い出してしまいます。

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ビーナスライン

山岳ドライブに行ってきました。長野県のビーナスラインです。

山梨からは高速道路で30分ほどで諏訪に到着、そこから30分ほどで山の上に草原が広がるビーナスラインに出られます。下界とは別世界の広い視界と澄んだ空気の爽快さを味わうことが出来ます。走りながらの撮影は出来ませんので、展望のよい駐車場で何枚か写真を撮りました。まずは「三峰展望台」から見上げました。
三峰展望台

それからこちらは八島湿原駐車場から見上げる風景。空も早、秋の空ですね。人気スポットであるここに駐車するためには、休日の昼前後には駐車待ちをしなければならないようです。私たちも少しだけ待たされてしまいました。
八島湿原駐車場より

「みちのく」第1号編集後記

=総務部=
わずか四人で出発した「みちのく号」も、どうやら合唱団と云ってもはずかしくない程のものになりました。あとは深い研究と、断まざる努力によって、永遠の目的地に向かって走らせるだけです。一歩一歩着実に進んでいこうではありませんか。

=人事部=
今まで男性はどうにかやっていけるが、女性の人数が足りなかったので朝日・読売に掲載していただきました所、予想以上の方が応募して下さいましたので、係ではうれしい悲鳴をあげている次第です。

へんしゅう こおき
合唱団が発足して三ヶ月、私達の“みちのく”創刊号をお届けいたします。
とにかく忙しい日々でした。クリスマスパーティーのこと、新入団員のこと・・・・etc。
本当に涙ぐましい一週間でした。

-おい○、俺たいくつだ。
-将棋でもやろうぜ-。
-お茶でも飲もうよ。
-ほら、又間違っちゃた。
-おい、煙草・・・・。
-あゝーっと、足がつったよ。
-おい、○ろよ。お前の番だぞ。
-あと何枚だい。
-あゝめんどくさ、やーめた。
(夜食係)

会報 みちのく 第一号
発行者 みちのく混声合唱団
発行所 東京都・・・・
編集者(代表) ○○○○
昭和38年12月8日発行
(以上、「みちのく」第1号より)
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この合唱団も4人でスタートしたんですね。4人からかなりの人数へと、団の大きさも音楽も発展していく黎明期のわくわくするような期待感とパワーを感じ取ることの出来る会報でした。

アサガオ・アーチ

我が家の雨水タンクは地下タンク、その水量を知るための手作りの水位計があります。マンホールに穴を開け、タンク中の浮きに縛り付けたワイヤーをこの穴から引き出し、滑車を通した重しの高さで水位を知るものです。タンクの上にアーチを設置して、その頂部に滑車がつけてあります。このアーチにもアサガオを絡ませ、今ではアサガオ・アーチです。

ここでもよく咲いてくれています。
アサガオ(水位計)

テッポウユリ

今、我が家ではテッポウユリの花が真っ盛りです。球根で徐々に増えているようです。カサブランカからすこし時期をずらして楽しませてくれています。分譲地内の道路沿いにツツジが植わっていますが、そのツツジの間からもあちらこちらにこの花が顔を出しています。
テッポウユリ
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冷やしシャンプー

本日のNHKニュースの中で「冷やしシャンプー」が紹介されていました。猛暑をさわやかにのりきるため、山形の理容師さんが考案されたそうです。長年日本の最高気温の記録を保持していた山形の夏季限定のサービスで、1℃に冷やしたシャンプーを使っての洗髪、実に爽快だそうですね。店先に出ている「冷やしシャンプー」の宣伝、「冷やし中華」そのものといった感じのデザインです。
冷やしシャンプー
最近ではこの「冷やしシャンプー」、全国に広がりを見せ始めているそうです。山梨の周囲も大方このサービスが始まっているようですが、なぜか山梨だけはまだのようです。山梨の猛暑も全国レベルなんですけどね・・・・。

御岳昇仙峡

盆直前の平日のこと、二男と二人で甲府で2時間ほどの時間がありましたので行ってきました。

「時間があるな。」
「昇仙峡は行ったことあるか?」
「ないよ。」

 それならという訳です。ここは山梨を代表する景勝地、大観光地です。「渓谷美日本一」の栄冠に輝いたことがあるそうですね。

かつてはこの渓谷のはじまりである「長瀞橋」から1時間以上も歩いて上っていったのですが、私の若い頃「グリーンライン」という有料道路(今では無料)が完成し、手軽にクライマックスのみを楽しむことができるようになりました。
覚円峰
駐車場から歩き始めるとすぐに、歩道沿いに土産店が並んでいます。しかしシャッターがおりている店もいくつもありました。この観光地もかつてのような賑わいがないのかもしれません。土産店街を過ぎるとこんな岩山が見えてきます。名前は「覚円峰」、その昔覚円がこの岩山の頂上で座禅を組んだという言い伝えがあるとか。その真偽は別として、とにかく立派な岩山です。この渓谷全体が花崗岩で至る所にきれいな岩肌を見せているのですが、なかでもこの「覚円峰」がみごとですね。
仙我滝
渓谷の最後に位置するのがこの「仙我滝」、落差も水量も立派な滝です。今年は雨の多い夏のためか特に水量が多いのかもしれません。水しぶきのおかげで涼しい滝は渓谷散策のクライマックスにぴったりです。

急ぎの方、脚力に自信のない方は今回のコースもよいですが、時間があるなら渓谷入り口の「長瀞橋」から歩くのもおすすめです。「豆腐岩」・「らくだ岩」・「昇り龍岩」などなど花崗岩が浸食された渓谷美をたっぷり楽しめますよ。ここで紹介した「覚円峰」・「仙我滝」も歩いていってこそ感激も大きいと思います。県外から山梨にお見えになる方、是非一度ご訪問ください。

心からの歌を

心からの歌を
 私がみちのく合唱団に入ったのは、一ヶ月程前である。あまり聞いたことのない名だが、行くだけ云ってみようという事で何となく出かけて、団長らしき人から合唱団の趣旨を拝聴した。まず首をかしげたのは、“ハモル”“ハモル”の連発である。今考えるにこれは当合唱団のモットーの如きものらしい。私にとって最初の練習が行われた。目を閉じて歌う人、空間を見つめて歌う人、床に涙を流して歌う人、誰もが歌の中に入りきっている。私だけが特異的な存在で合唱をぶちこわしている様で悲しくて申し訳なくて仕方がなかった。でも入団させて頂いて本当に良かった。  
 ラッキーであった。それだけの魅力は確かに備えていると思う。とにかくそのうちどうにかして彼等の中に入り込んで心からの歌をうたいあげたい。“ハモル”事に陶酔してみた。
                              (以上、「みちのく」第1号より)
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 新入団員の文章のようです。「“ハモル”“ハモル”の連発」ですか、いいですね。こんな合唱団が身近にあったらいいなぁ。