「500選の道 晩秋の信玄堤ウォーク」に参加してきました。
竜王:満足屋に10時集合、今回は参加者29人、高低差が少なくほどよい距離で参加者が多いのでしょうか。
受付後まずは準備運動、そして歩き始めました。10時15分。
山県神社には裏口から(笑)、そして社殿から鳥居に向かいます。住宅街の中にある憩いの場所といったところ。紅葉もほぼ終わっていますが、落ち葉の中を歩くなかなかいいところ。
釜無川の土手を目指します。このあたりは住宅も多いけれど田畑も広がっています。八幡いもの産地かな。左奥には釜無川沿いの木立が並んで見えます。
釜無川沿いの緑地にはいりました。大きな広葉樹の林の中、落ち葉の絨毯が広がります。
南天ではないけれど、赤い実の色添えもいいな。
昨夜は雨、落ち葉の上で弁当を広げるのはちょっと。そこで、昼食はこの公園の中の屋根のかかったベンチ(?)で。雨上がりで朝は霧がでていましたが予報では天気が良くなり温かな日になるとか、でもこの日は太陽も顔を出さず逆に昼は冷え込んでくるような寒さ、昼休みをちょっと早めに切り上げて歩き出しました。来た道を北上開始。
古い信玄橋の親柱が残されていました。ちょっとレトロな雰囲気です。
現在の信玄橋の下、橋脚には壁画が施してありました。先人達の信玄堤建設の情景です。この裏側にも同じ作風の騎馬に乗った武将が。川中島では騎馬武者は謙信、信玄は座っていたはずなんですけどね・・・・。
信玄堤から河原を眺めるとこんなものが。リーダーの説明によると現代のテトラポットの役割、洪水の時の流木などを止めるはたらき。コンクリートのない時代は木製で、頭を突き出した形から「聖牛」と名付けられているそうです。
信玄堤の広い土手。この上をおみゆきさんが練り歩くんでしょうね。
三社神社を経てバイパス(20号線)をくぐり、しばらく坂をのぼってドラゴンパークで一休み。広々とした公園で眺めもいいところなのですが、この日は残念ながら遠景はまったく見えませんでした。残念!
坂を下って竜王駅近くの慈照寺へ、山門も立派で名刹のようです。
境内に湧水があり、これを「竜王水」と呼んでいます。この湧水の伝説からこの地が「竜王」と名付けられたとのことです。しかし現在この湧水は屋根付きで囲われてしまいました。水質検査の結果は飲料不適。「湧水=きれいな水」という私たちの描く印象は過去のものでしょうか。
再び住宅街を歩いてゴール(スタート地点)到着。2時15分くらいだったかな。
温かな日差しの中を歩けるという予報には裏切られましたが、雨の後のしっとりした公園の中をたっぷり歩いて約4時間、満足です。
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