年末の我が家の恒例行事、版画年賀状の印刷が終わりました。いつものように干支で来年は戌年、今回は一版でしたので印刷も一回で終了です。二版で、一度刷ったのが乾いてからもう一度刷るのとは大違いでした。
ファンヒーターの前で乾くのを待って、年賀状書きスタートです。
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山形南高OB合唱団の演奏会の記録を追加しました。
以下の1955年から1957年の演奏会の記録です。
今年テレビドラマ化もされた「みをつくし料理帖」でお馴染みの高田郁さんの新シリーズ、既に4冊が出版されていますが、図書館に希望を出したところ入れてくれましたのでまとめて読んでみました。
やはり時代小説で舞台は江戸期でしょうか。主人公の幸(さち)の父は武家で私塾で教える教養派、跡を継ぐ予定の優しい兄もいる幸せな家庭だったが、流行病で兄・父が相次いで逝き母・妹と別れて大阪の反物を扱う商家の女衆として働くことに。女衆は「一生鍋の底を磨いて終わる」と言われる中、商いの世界に才能をみせていく物語です。
女性でありながら男の仕事の世界で才能を開花させていく話は「みをつくし料理帖」とも共通するものがありますね。また、現在放送中の朝ドラにも重なるものがあるかな。
4冊を一気読みでした、シリーズはまだまだ続きそうです。2月、8月と順に出版されてきていますので5冊目は来年2月(?)、待ち遠しい。
ビブリア古書堂の事件手帖7
~ 栞子さんと果てない舞台 ~
三上 延
メディアワークス文庫
しばらく遠ざかっているあいだにシリーズ7巻目が登場していました。今年2月に発売になっていたんですね。
シリーズのこれまでは太宰治の古書などを巡って話が進んできましたが、今回はシェークスピアが主役(?)。「人肉質入裁判(じんにくしちいれさいばん)」なんて古書が登場します。猟奇的なこわい雰囲気の書名、でもこれはシェークスピアの「ヴェニスの商人」のことでした。そういえばこの中では主人公の身体の肉何ポンドかが質草(?)になるんでしたね。それから話は発展してファースト・フォリオ(シェークスピアの戯曲を集めた最初の作品集、1623年出版)をめぐるストーリーに。今まで出番の少なかった栞子さんのお母さんも登場して親子対決の様相。と、まあこれくらいにしておきます。
今回でこのシリーズは一区切りなのだとか。でもまた続編も書けそうな余韻も残しています。
知人の息子さんが古書店をはじめたそうです。その方も「このシリーズを読んでいるのかな、現実の古書の業界のありようもこんななのかな。」なんていうことも考えながらのたのしい時間でした。
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月が変わりましたので、「今月の一曲」を更新しました。
12月はクリスマス月間、そこでクリスマスの讃美歌を選曲しました。曲目は讃美歌103番「まきびとひつじを」、フルセズ・コーラスの初登場です。
美しい響きのこのフルセズ・コーラスは山形市内で現在も活動している混声合唱団です。
下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。
今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915
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