月別アーカイブ: 2010年9月

国分寺の合唱

26日、行ってきました。

今回はS4,A3,T2,B3の編成、まずまずのバランスではありますが・・・・。はじめに分離唱、そして讃美歌数曲、そのあといつもと違って先生の混声合唱曲集Ⅱから外国曲 。休憩をはさんで「アヴェ・ヴェルム・コルプス」や「グロリア」などここでも曲集Ⅱから、最後にすすきなど日本の曲を少し唱って2時間半の練習を終えました。

途中の休憩では今回も男声合唱を少々、曲目は以前にこのブログに書いた「Adoramusu te」、「美わし五月」、「夏の夜の星」の3曲でした。メンバーいずれも声にも歌唱力にも恵まれてるとは言えないのですが、でも生まれるんですよねハーモニーの響き。トップでは裏声をつかったり私のバスなんか低音が出ずに風だけ送っているようなささやかな合唱ではありますが聴き合って生まれるハーモニーに満足いっぱいでした。「少しずつレパートリーが増やせるといいな」と期待が膨らんでしまいます。

休憩後に唱った「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は佐々木先生の梨大1年目に唱った懐かしの曲。卒業後に私自身も変化してきているのでしょうね、新鮮な感覚で唱うことが出来ました。バスが半音ずつ下がってくるところがあります。これを自分ではかりながら下がってくるのは不安でイヤなものですが、でも聴いて唱っているとその一音一音がスパッ、スパッっとおさまっていってこれがまた気持ちのいいものです。

練習終了、解散後も「讃美歌唱いましょう」なんてことに、約半分の編成になってしまいましたが、少人数で唱うのがまた楽しいですね。個々の責任が大きくなり、返ってよく聴いて唱うなんてこともありますかね。「クリスマスに備えて(降誕の讃美歌を唱えるように)準備をしなくっちゃ」なんていう冗談を交わして帰途につきました。

彼岸花群生

昨年は山形で彼岸花を見つけました。川原にあちらこちらと咲いていたのですが、私の身近ではあまり見たことがありませんでした。
しかしつい先日、我が家のすぐ近くでも発見しました。
そこで親しくしていただいているナチュラリストのMKさんにも見に来ていただき、写真におさめてきました。

彼岸花①
ここは田圃を見下ろす里山の斜面です。彼岸花って日当たりの良いところによく咲くのだそうですね。

彼岸花②

彼岸花③
逆にこの里山の斜面を見上げるとこんな感じ、林の中に点々と群生しています。

彼岸花④
ここは上下の水田域に挟まれた里山、この林の中を下手の水田に水を届ける用水路が流れており、彼岸花はこの水路を挟んで群生しています。適度な水分と暑い日射しを遮る林が彼岸花にとって好条件だったのでしょうか。なかでもこの水路脇が特に密生しています。

彼岸花⑤
水路の上の斜面もこの通り。
彼岸花⑥
まるで絵本「はなさき山」の世界です。

彼岸花⑦
最後の一枚はアップです。木漏れ日に照らされているのとそうでない花、二輪並べてみました。
この群生、MKさんの評価もなかなかのものでした。

発芽しました

今月初め、日照りの中での野菜の種まきを見学してきて、私もまいてみました大根の種。雨がずっと降らなかった中でも発芽しました。この写真は一週間前のものです。
大根の芽

気をよくしてたてつづけに種まきをしています。大根2種、春菊、ほうれん草、そして今朝は青菜にチンゲンサイ。最初の大根が発芽したあとは雨にも恵まれて、どれもよく芽吹いています。今日も夕方から雨、ラッキーですね。
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八島湿原②

歩き出してしばらくすると木道がおわって地面を踏みしめた道に変わり、さらに行くと水の流れの音が聞こえてきました。湿原から流れ出る川があったんですね、知らなかった。この流れを渡ると遊歩道も自動車のわだちのある道に変わりました。

八島湿原⑤
道路左側には下草が笹で覆われた林もありました。この林の向こうが湿原です。

八島湿原⑥
湿原の奥にあってはじめて見る鎌ヶ池です。

八島湿原⑧
植物が枯れ葉色に近づいているこの時期、草花を見るには遅かったようです。今回見た数少ない花の中でひときわ鮮やかに咲いていたのがこれ、ツクバトリカブトでした。少々こわい名前(?)ではありますが。

湿原一周に要した時間は写真を撮ったり家内のスケッチの時間があったりで1時間15分。ガイドでは1時間半と聞いていましたので、環境客向けには多めの時間を表示しているようです。せっせと歩けば1時間コースかな。

八島湿原⑦
一周後に見上げる鷲が峰、「次回はここに登ってみよう」ということになりました。

八島湿原

ちひろ美術館のあと、今回も来ました八島湿原です。ほぼ毎日歩くようになりましたので、今回はこの湿原を一周してみようというもくろみです。
八島湿原①

駐車場から道路下の地下道を抜けて階段をあがるとすぐにこの看板、そしてその先には眼下に八島湿原が広がります。
八島湿原②

安曇野では晴れていたのですがこんなに曇ってしまいました、残念。でもちょっとは明るさもあるのでなんとか天気ももつだろうと歩きはじめました。湿原に向かって右側へ、左回りの進路です。
八島湿原③

湿原の向こう側は車山方面、その対岸の山の斜面も草原なのですが、頂上に向かって針葉樹が右に迂回しながら一列に並んでいるのが見えます。おもしろい光景です。
八島湿原④

遊歩道の多くの部分は木道が整備されています。おかげで歩きやすいですね。地面を踏みしめるよりもはるかに自然破壊が少ないということなのでしょうね。木立の中をすすむこんな光景もいいですね。

赤羽末吉原画展

信州安曇野のちひろ美術館に行ってきました。
駐車場を下りると美術館の前庭である広い芝生の公園が広がっていました。ちひろ美術館は東京の住まい跡にもあるそうですね。でもそちらはこんな風に土地を贅沢には使えないのでしょうね。
ちひろ美術館庭

そして美術館の玄関、こちらもしゃれた建物、中は木をふんだんにつかったものでした。
ちひろ美術館

美術館ですから、写真はここまで。
今回ここを訪問したのは絵本作家:赤羽末吉さんの原画展があるから。チラシを持参したところ、入場料が割引となりました。
私が特に気に入ったのは「さるかに合戦」の原画。子ガニが野山を越えてぞろぞろとやってくる原画、よかったな。この絵本制作の時、赤羽さんには次々と楽しい情景が浮かんで、それを絵にしたのだそうです。出版された絵本を見ても気持ちが素通りしてしまうのですが、こうして原画を見ると改めて絵本にも魅力を感じてしまいます。
こういうものにふれる機会はあまりないのですが、原画を見るとひきこまれますね。1時間半があっという間でした。
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職場の緑のカーテン

職場でも緑のカーテンに挑戦しています。やっぱり琉球アサガオで。
実は昨年も挑戦したのですが、途中で元気が無くなってしまい枯れてしまいました。日当たりの悪い場所、プランター、栄養不足等々原因はらしきものはいくつかあがりましたがはっきりと把握したわけではありません。そこで今年は、昨年より日当たりの良い場所で地植えで挑戦しました。
職場のアサガオ9-17①
植えたのは6月後半で遅かったのでしょうか、未だに「緑のカーテン」というにはさみしい状況でいっこうに花もつかず「今年も駄目かな」と少々あきらめの気持ちも出てきていたのです。しかし最近になって花芽を発見、「やっと花芽が出てきたよ」と宣伝していました。芽が膨らんできて、「これは、開花はこの連休かな」とちょっと残念な気持ちになっていたのですが、今日出勤してみると何と咲いているではありませんか。しかも3輪。

職場のアサガオ9-17②
そこで、この写真です。
アサガオカーテンはやっぱり花があってこそですね。「緑のカーテン」というには茂り方がまだまだなのですが、それでも花が咲いてくれて一安心です。下から見上げて青空を背景の花、いかがでしょうか。

職場のアサガオ9-17③
早速、チョウもやってきてにぎやかです。

ウォーキングの記録

「休日には、毎日の徒歩では足の届かない所へ来るまで出かけ、適当なところに駐車してその周辺を歩く」なんてことも度々です。夏は少しでも涼しい、我が家よりも若干標高が高いところ、木陰を歩けるところを目指します。少し日が経過してしまいましたが、そんなウォーキングの記録写真です。

甲斐小泉
こちらは小海線:甲斐小泉駅近くに駐車しての林の中、木陰の中の道は快適でした。しかし坂道はちょっときつかった。このあと数日は少々疲れが残りました。山へ行く体力はまだまだのようです。
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自然農の会に行ってきました

 今日は「八ヶ岳自然農の会」に行ってきました。いつものように田畑の作業を見せていただきながらの3時間です。暑い中でも参加者は約40人、講師役のMさんはいつものように編み笠を頭にかぶり、「つらくなったらいつでも日陰に行ってくださいね」と見ているだけの私たちに気配りしながら炎天下の作業と説明をしてくれました。
 この夏は日照り続きでMさんの畑も水不足(?)、そこでは「人間の知恵が試されている」といったことを話されており、そんな中で見せていただいた水菜と大根の種まき、さすがにいろいろな知恵が詰まったものでした。
 水菜は油菜科の代表、大根はニンジン・ごぼう等の代表として種まきを見せてくれたようです。種まきの場所はチガヤ等の丈の高い草が茂った畝、その草をまず大鎌で刈り払いました。刈り倒された草をノコギリ鎌で切り分けて鍬が入る程度の隙間を空け、そこを鍬で深く刃を入れていきました。土をならして水をまき、乾いた土に水が十分しみこみ落ち着いてからノコギリ鎌の背で溝を作り2~3cm間隔に種まき、手で簡単に土をかぶせた後鍬の背で土を圧着し刈草をかけました。以上が水菜の種まき。大根は、刈草と一緒に土を深さ10cmくらいまで切り分け、草を少しだけ左右に分けます。土の切れ目に沿ってじょうろで十分に水を撒き、種の1粒1粒を指の1節が入る程度に押し込み土を踏みつけて切り分けた草を土が見えないくらいまで寄せて終了。刈草で土を露出させずに行った見事な種まきでした。
 白菜苗の定植も見せていただきましたが、これも植えるところの刈草を切り分けてわずかに土を露出させ、小さな穴をあけてそこにバケツの水。水がしみこみ馴染んだところで苗を植えて刈草を再び寄せる。やはり刈草で土を露出させないことを徹底していました。
 種まき・定植の後に水やりをしても水は表面だけしか潤わせてくれない、その前にたっぷりと水を含ませると土中深くまで水がしみこんで効果的。根の深い草は土の中で切っておくと、深いところから切ったところまで水を吸い上げてくれる。土中に鍬やノコギリ鎌の刃を入れておくと、かけた水が深いところまで浸透する。等々、なるほどと感心させられることでした。

 作業中にMさんが話した印象的なことば、
     「虫もみんな水を求めて必死なんだよね、きっと。」
     「『土を見せない』と固く誓って(作業して)ください。」
     「(今年の)乾燥しているのも必然なんだよね。地球全体ではバランスが
    とれているんだよ。」
ああ、目の前の日照りだけ見るのではなくそんなふうに考えるんだとここでも感心してしまいました。

200個超え

アサガオの開花も最盛期を迎え、このところ連日の200個超え。昨年の200個超えはほんの数日だったのですが、今年はもう1週間以上。2階のバルコニーの内側もこんなに花盛りです。
アサガオ8-28①

花の大写しも見てください。
アサガオ8-28②

でもやっぱり、緑のカーテンとしては下から見上げた方が・・・・。緑のカーテンの中央よりも端の部分に花が多いようです。
アサガオ8-28③

こんな角度から見上げるのが、この日のベストショットかな。
アサガオ8-28④