月別アーカイブ: 2015年3月

「銀翼のイカロス」

銀翼のイカロス銀翼のイカロス
池井戸 潤
ダイヤモンド社

またまた池井戸作品:半沢直樹シリーズ。

今回は帝国航空という国を代表する航空会社の業績不振。その再生に銀行だけでなく、政権交代した党、国交大臣、その下の再生チームなど政治家の思惑が絡んだおはなしです。かつての日航をモデルにしたものでしょうか。

これもやっぱり、痛快小説。一気に読みました。

「オレたち花のバブル組」

オレたち花のバブル組「オレたち花のバブル組」
池井戸 潤
文春文庫

半沢直樹シリーズの2作目、図書館でこれがなかなか見つからずに3作目を先に読んでしまいました。でも、これも痛快でした。悪い奴らをやっつける、単純と言えば単純ですが安心して楽しめる話しというのはいいものです。そういう楽しみ、水戸黄門にも通じるものかな。

「プロメテウスの罠2」

プロメテウスの罠2「プロメテウスの罠2」
朝日新聞特別報道部 著
学研パブリッシング

シリーズ2冊目を読みました。今回は第7章から12章。

第9章には青森県六ヶ所村に核燃料再処理施設が誘致(?)されるにいたるいきさつが書かれています。政治的に、当初は工業団地を誘致しようとして、その反対運動とのせめぎ合い。反対派の村長の信念やリーダーシップ、電力会社などの選挙への露骨な干渉。地元に戻った女性の粘り強い頑張り等々興味深く読みました。

推進の中心であった青森県知事をも務めた北村氏は政府が勲一等を送っているそうです。この本の言葉を借りると、

「厄介な物を引き受けた事へのねぎらいのような叙勲だった。」

という。

「真夜中のパン屋さん」4

真夜中のパン屋さん4真夜中のパン屋さん
午前3時の眠り姫
大沼紀子
ポプラ文庫

シリーズ4作目、今回は希美の従姉妹が登場。どうやらこの従姉妹が眠り姫。この人物とそのパートナー、どちらも複雑な家庭です。大きな課題を抱える家族を淡々と描いてしまうのがこの作家さんの手法かな。でも読んでいてそういう表現に疲れてきてしまいます。

最後は消えていた主人公:希美の記憶がよみがえっていき、舞台となるパン屋さんが何故深夜営業なのか、その理由らしきことも語られ始めました。今回も続編への期待を抱かせる結末です。

3月の合唱

3月の国分寺の合唱がありました。今回は、S:4,A:3,T:3,B:2という少々こじんまりの編成でした。本来のバスは私一人だったのですが、テナーからHさんが応援に入ってくれました。Hさんはほとんど初めてのベースパートもほぼ完璧に唱えてしまいます。おまけに低いところも私と々くらいの音域が唱えてしまいます。音域の広い人がうらやましい。私もテナーも唱ってみたいんだけどな~。

まずははじめに分離唱、「今日はなかなかいいかな」とこのとき思いました。練習した曲は、

讃美歌

しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
ゆうひはかくれて
やさしくともをむかえよ
神ともにいまして
こころのおごとに
ひとたびはしにし身も
むくいをのぞまで
しずけきかわの
いつくしみふかき
ガリラヤの湖畔

佐々木先生の混声合唱曲集より、

すすき
よしきり
光のお宮

ここで休憩。そして後半の練習までの間、男声合唱。今回は、

いとしのクレメンタイン

を譜読みしてみました。一度ピアノで弾いていただいて、次はアカペラで。譜読みは問題なくできましたが、小さなフレーズの繰り返しの曲で言葉を語れないとおもしろくも何ともない曲になってしまいそうです。これから唱い込んでいけるかな? さらにいつもの、

Adoramus Te
夏の夜の星

練習後半は、

からたちの花
渓川したいて
ひばり
うぐいす
緑の森よ

ここで時間となってしまい、練習を終了しました。
今回は梨大OBで佐々木先生を招聘するのに努力され、山田耕筰作品の増田順平さん編曲集「からたちの花」に思い入れのある先輩Eさんも参加されましたので、ティータイムの後しばらくはこの曲集から唱いました。

青い小鳥
かやの木山
からたちの花
待ちぼうけ
青蛙

烏の番雀の番
電話
あわて床屋

そして最後は讃美歌をハモりました。

みどりもふかき
ナルドのつぼ
わがたましいを
主よみもとに
われにこよと主はいま
ゆけどもゆけども
みたまなる
夜はふけわたりぬ

少人数ですがたっぷりとハーモニーを楽しむことができ、嬉しい時間をおえました。

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「プロメテウスの罠」

プロメテウスの罠「プロメテウスの罠」
朝日新聞特別報道部 著
学研パブリッシング

図書館にありました、シリーズもので8冊くらい。福島の原発事故にかかわる朝日新聞の連載記事を書籍にしたもので、読み応えがあります。我が家は毎日新聞、ですから全く白紙で読んでいます。

未曾有の大惨事、事故による混乱ぶり、リアルです。危機に陥った時の対応は難しいのですが、社会の様々な機関がうまく機能しなかったことも重い課題。

それから「原発」はまだまだ確立された技術ではないんだなという印象も持ちました。取りあえず読んだのは一冊だけ、読み進めてみようと思います。

「金融探偵」

金融探偵

「金融探偵」
池井戸 潤
徳間書店

またまた池井戸作品。読み終わってから大分日が過ぎてしまいましたので、ちょっと印象が薄れてしまいました。銀行をリストラされた主人公が就活の合間に金融に関わる探偵業、なんてちょっと格好いい設定ですがじつのところはさえない探偵。結構相手にいいようにやられてしまったりで、半沢直樹とは大違いです。でもそんなさえない探偵ぶりがまたおもしろかった。

2月のウォーキング

月が変わりましたので、2月のウォーキングの報告です

2015年2月

歩行距離 : 87.1km
歩行日数 : 19日
ウォーキング実施率 : 67.9%
1日平均歩数 : 7080歩

今年1月からの歩行距離 :  147km
歩き始めからの歩行距離 : 5527km

最近は周期的?に雨が降ります。その割には2月は歩いたのが3分の1強の日数、大分回復しました。今年は1000km超をねらえるかな。3月にはいって早速に1日から雨天でお休み、くしゃみ・鼻水・目のかゆみも出てきました。

「あまり休まないようにしなければ」

とは思うのですが・・・・。