月別アーカイブ: 2008年5月

サクラソウ

今年も我が家のサクラソウの写真を載せます。

さくらそう
椿の木の下草のようにサクラソウが生え、椿の花が散って赤い花びらが敷き詰められたところに青い葉とピンクの花が咲きそろいます。向こうの石垣には苔もつき、狭くとも楽しい一角です。

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次々と花の咲く時期もそろそろ終わりを告げそうです。タイムリーに載せるタイミングを逃してしまったものを少々ご覧ください。

藤
我が家の藤の花です。白い花の藤に、母が紫のものを接ぎ木しました。おかげで一株ですが、白と紫2種類の花が楽しめます。父がパイプを組み合わせて少しばかりの棚を作り、今ではその棚にすっかり茂っています。花の季節には密に群がる蜂が怖いように羽音をたてて飛び回っています。

「ゲド戦記」

清水真砂子さんの「幸福に驚く力」を読んで、その語り口や内容にひきこまれました。この方は「ゲド戦記」を翻訳された方です。「ゲド戦記」は読書好きの人が特におすすめする本であることを割合最近になって知りました。長編ではありますが、この機会に読んでみようと、町(今は市)の図書館から借りてきました。

ゲド戦記1
訳本というのは非常に読みにくく、特に固有名詞がなかなか頭の中に納まってこず、かなり読み進まないとその世界に入っていけない、そんな印象をもっていました。しかし、まだほんの30ページほどしか読んでないのですが、最初からぐいぐいと話の世界にひきこまれていくようです。この様子では意外と早く読了できるかもしれません。たまには期限内に返却できるようにしないと。(笑)

おおでまり

私の実家は沢の中にありますが、その片側は立派な絶壁です。川が徐々に徐々に浸食してこのような絶壁になったのでしょうね。

おおでまり
家の前のおおでまりの木に花が咲きました。この花ははじめは淡い緑色、日が経つにつれて白くなっていきます。私はこの緑色の時期の花が好きですね。
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玄関前の石段で蛙を見つけました。

蛙1
若葉のこの時期、雨蛙もまだ緑色ではないのでしょうか。何とかいい角度で撮りたいと追っていくと、フラワーポットの陰に隠れてしまいました。

蛙2
反対側に出てきたところでもう一枚。どうやら我が家の庭は、蛙にとっても悪くない環境のようです。何と言っても雨水利用の家なのですから。(笑)

ボタン2

もう少し我が家のボタンにおつきあいください。

ボタン5
一番多くの株が写る角度で撮りました。実際には他の植木をはさんでもう2株あるのですが。
真ん中の白いボタンは、このときはまだまだあまり開いていませんでした。株の大きさも開く時期も差が出てしまいます。
昨年の剪定が十分ではなく、枝が広がってしまいました。今年は花の時期が終わってから、剪定の仕方を調べながら挑戦したいと思っています。

ボタン6
この株は一見、ピンクと赤の2種類が咲いているように見えます。多分、株をもらってきたときすでに2種類がくっついていたのでしょうね。こうして咲くのもなかなか私たちの目を楽しませてくれます。

ボタン7
白い花は最後に開きました。カラフルな花の中にあっては白もまたきれいです。

ボタン8
白は2株。同じ白だと思っていたのですが、花弁の中をのぞくとおしべめしべが黄色のものとめしべが濃い紫のものと2種類でした。そんなことも、もう何年も見ながら初めての発見です。

神社で昼寝

 神社にかかわる記憶をもうひとつ。
 私の子ども時代、我が家はあのビールのホップの生産農家でした。夏休みの多くは子どもも手伝うホップの収穫作業がありました。我が家のホップ畑はこの神社のすぐ近くでした。毎日弁当持参でホップ畑に行くのですが、昼休みはこの神社に行って弁当を食べ、神楽殿で昼寝をするのです。木陰である上に、床が高くて風通しが良く、今にして思えばなかなか贅沢な昼寝でした。仰向けに寝ると天井は6~70cmくらいの格子状に区切られており、その一つ一つにはそれぞれ家紋が彫り込まれています。どの形は何々姓だとか我が家の家紋はどれだとか、父の説明を聞きながらの昼寝のひとときでした。
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神社神楽

さて神楽の写真です。

神楽1
「天の岩戸」の前でお祭り騒ぎの女性の舞いです。静かな舞いで、度々ひざまずいて顔を床に近づけます。

神楽2
ヒーロー:すさのおの登場場面はあまてらすおおみかみが岩戸に隠れて真っ暗な中を手探りですすんで来ます。
神楽は年々上達しているようです。私の母も「みんな上手くなったな。」と感想をもらしていました。

村祭り

今年も村祭りに帰省できました。

村祭り1
山間の決して裕福とはいえない部落の神社は、つくりも少々貧弱です。そんな中ですが、私たちの部落の神楽団は周囲がうらやむのではないかと思えるように充実しています。祭り当日、部落を見下ろすようなところに位置する神社には周囲の部落に向けてスピーカーを設置し、楽の音を部落中に響かせて祭りの雰囲気を盛り上げています。

村祭り2
この神社は「勝手子安神社」、その名の通り子宝と安産をお願いする神社です。そのためか、昔から神社の格は決して高くはないのですが、祭りでは近隣の神社と比べても大変にぎわう神社だったそうです。私の前の家では祭りの2日前に結婚式を挙げたばかり、早速若夫婦が祈願しに来ていました。お参りに来た人たちが納める初穂料は、和紙に墨で芳名・金額を書き、神社の内壁一面に貼り出されます。多くの人に神社は支えられています。