月別アーカイブ: 2006年11月

第4回森の音楽会(その2)

 翌朝、午前中に小海線の駅から会場までの道々に会場への表示をしたり、会場での道具の準備をしたりとしていると、演奏者や聴衆の方々が次々とやってき始めた。音楽会は午後1:30から、プログラムの概略は以下のようであった。


  <A> メゾ・ソプラノ独唱
         「かやの木山」他3曲
         オペラ・アリア2曲
  <B> ピアノ独奏2曲
         クラリネット独奏3曲
  <C> ケーナ独奏
         「滅びゆくインディオ」他5曲


 音楽会終了後は美味しい料理をいただきながらの「演奏者と語る会」、演奏者の周りには輪ができ、楽しい時間だった。

第4回森の音楽会(2006.8)

 一昨年はじめて聴かせていただいた「森の音楽会」は2年に1回開かれる。今回が4回目となるのだそうだが、主催するOさんが八ヶ岳高原にあるこのペンションがお気に入りで、いつもこの会場でと決めているそうだ。今年もその開催年で、6月には連絡をいただき楽しみにしていた。山形行きはそれ以前に決めていたのだが、その翌週の週末と、わが家では楽しみな(私たちにとって)ビックイベントが2つ続いてしまった。
 山形のFさんもこの音楽会を楽しみにしていたのだが、「残念ながら都合がつかず、みなさんによろしく」などと伝言を受けていた。しかし数日前になって突然、「都合がついたので参加する」との連絡をいただき、それならと最寄り駅で電車を降りてもらい、わが家でしばしの休憩をしていただいたのち一緒に会場へと向かった。
 これは音楽会前日のことであり、私たちはこの音楽会に何かしらお手伝いをということで前泊を予約していた。わずかなお手伝いであるが、主催者Oさんは「スタッフ」と呼んでくれていた。このスタッフのメンバーはそれぞれが懐かしい顔であり、2年ぶりの再会である。この日は深夜まで楽しい話題で盛り上がり、翌日の音楽会の運営に支障がないようにやっと程々の時間に床についた。 (3.5kCT)

クロイツァーの本

 久しぶりにインターネットで「レオニード・クロイツァー」をキーワードに検索してみた。意外なことに書籍が見つかった。


http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=217380


    「レオニード・クロイツァー その生涯と芸術」
        【著 作】 山本尚志 著
        【発 行】 2006年11月
        【出版社】 音楽之友社
 
「ああ、こんな本も出たんだ」というのもぬか喜び。その後に、


       品切れ(現在お取り扱いできません)/重版未定


とある。これ、発行は今月だよ。音楽之友社さん、それはないんじゃないの!

再度の山形行き(その2)

 翌日は蔵王温泉に案内していただいた。温泉に浸かった後Fさんは「今日はいるかな」と、ここにおられる南高OBを訪ねた。忙しい方で不在のことが多いとのことだったが、幸いにもお会いすることができた。この方は南高OB合唱団で「十二人の盗賊」のソロを唱っており、佐々木先生の著書「耳をひらく」にも登場する。ソロを唱うだけあって、よく響くベースの声の持ち主で、しばらく親しく話をしていただき、帰路についた。

イチョウの紅葉

 これは2週間ほど前の写真。道路を走っていたところよく紅葉していたので、急遽マイカーを止めてカシャリ。道路脇の石垣の上に何のか知らないが石碑があり、その両脇に2本のイチョウの木が生えている。 2本の紅葉は若干差があり、手前の方がよく色づいていた。S字カーブの中間点にあるため急いで撮影して車に戻った。急いでいると電線が写っていることなど気づかないものだ。もっと落ち着いて撮ればいいのにと、後で苦笑いの一枚でした。

再度の山形行き(2006.8)

 わが家には息子が二人いる。小さい頃から、私の趣味で聞く佐々木先生の音楽の中で育ってきたが、成長するにつれて聞く音楽の好みも独自のものになってきた。そんな中で現実のきれいなハーモニーというものを一度聞かせてみたいと思っていた。そこで山形のFさんにお願いし、混声合唱の練習に合わせて山形行きを計画した。
 この合唱団は全員で10名、この日は2名欠席でソプラノ3、アルト2、テナー2、バス1の編成だった。ここに私たち夫婦を加えていただき、久しぶりにたっぷりとハーモニーに浸った。曲目は讃美歌と佐々木先生の「分離唱から入る音感合唱曲集Ⅰ混声編」から選曲されたもの、ほとんどの曲は私たちも唱えるものだが、なかには私たちの唱った編曲から更に先生の編曲の手が加わったものもあった。練習はまず分離唱、これを本当にたっぷりと行った。この合唱団の指導者は本当に分離唱をていねいにされる方だ。ここのメンバーの多くは指導者の方のピアノ教室に通っている人だそうだ。だからだろうか、指導者とメンバーとの信頼関係が本当にできあがっている気がする。そしてここの響きは昨年同様に美しい響きだった。間にゆっくりとティータイムをはさみ、楽しい会話が弾んだ。その後もう一度分離唱を行い合唱を続け、夜の8時半過ぎに始まった練習が終了したのは11時過ぎだった。

カラオケもどき

 親戚でカラオケを買って楽しんでいるという。その親戚に母を連れて行ったところ、カラオケがはじまってしまった。カラオケと言えば膨大な量のテープやディスクから曲を選ぶものだと思っていたが、取り出してきたカラオケはマイクが一本だけ。このマイクをテレビの入力端子につなげば、カラオケが楽しむことができる。マイクにはたくさんのボタンが付いており、このボタンを押して選曲をする。どこに曲(録音)が入っているのだろうと思っていたが、このマイク型の装置の中に数百曲のカラオケが記憶されているらしい。 曲がなり出すと一見普通のカラオケだが、よく聞いているとどうやら少し違う。いろいろな楽器の音に似せてはいるが、どうやら全て電子音楽だ。機械が演奏しているに過ぎない。私たちはこの無機的なカラオケを自然に受け入れて歌を楽しみ、知らず知らずのうちに慣らされてしまう。そう言えば最近は目覚ましや着メロ、挙げ句の果ては風呂の沸き上がりまで人口音声に囲まれてしまっている。ちょっと前までは一目瞭然で電子音とわかったのだが、最近の技術の進歩は始末におえない。ちょっと油断するとしっかりと生活の中にはいり込んでしまっている。

収穫

 わが家の庭のサツマイモの収穫をした。3本の苗を植えたが、そのうち1本はすでに掘ってしまった。残る2株を掘り起こしてみた。サツマイモは葉や茎がついた状態で霜がおりるとすぐ痛んでしまうそうだ。実家から、「今夜は冷えるから根本で切っておいた方がいい」との電話を受け、あわてて懐中電灯を頼りに掘り起こした。


 週末になり、芝生の上に広げて天日干しをしている。こうすると甘みが増すのだという。ご覧の通り、みごとな収穫だった。



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