日別アーカイブ: 2006年11月17日

再度の山形行き(2006.8)

 わが家には息子が二人いる。小さい頃から、私の趣味で聞く佐々木先生の音楽の中で育ってきたが、成長するにつれて聞く音楽の好みも独自のものになってきた。そんな中で現実のきれいなハーモニーというものを一度聞かせてみたいと思っていた。そこで山形のFさんにお願いし、混声合唱の練習に合わせて山形行きを計画した。
 この合唱団は全員で10名、この日は2名欠席でソプラノ3、アルト2、テナー2、バス1の編成だった。ここに私たち夫婦を加えていただき、久しぶりにたっぷりとハーモニーに浸った。曲目は讃美歌と佐々木先生の「分離唱から入る音感合唱曲集Ⅰ混声編」から選曲されたもの、ほとんどの曲は私たちも唱えるものだが、なかには私たちの唱った編曲から更に先生の編曲の手が加わったものもあった。練習はまず分離唱、これを本当にたっぷりと行った。この合唱団の指導者は本当に分離唱をていねいにされる方だ。ここのメンバーの多くは指導者の方のピアノ教室に通っている人だそうだ。だからだろうか、指導者とメンバーとの信頼関係が本当にできあがっている気がする。そしてここの響きは昨年同様に美しい響きだった。間にゆっくりとティータイムをはさみ、楽しい会話が弾んだ。その後もう一度分離唱を行い合唱を続け、夜の8時半過ぎに始まった練習が終了したのは11時過ぎだった。