カテゴリー別アーカイブ: 社会

「悪夢の・・・・」続報

先日読後感を投稿した「”悪夢の超特急”リニア中央新幹線」についての続報です。

以下のページを見つけました。参考まで。

1<悪夢の超特急リニア中央新幹線> 「書店に並ぶ直前に、3000部全部裁断されてしまった」4/13樫田秀樹氏 岩上安身氏インタビュー(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4229.html

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「日曜日ですよ!」

最近読んだ「ツバキ文具店」・「食堂かたつむり」の作者:小川糸さんの連載:「日曜日ですよ!」が毎日新聞日曜版「日曜くらぶ」ではじまりました。小川さんは今ベルリン暮らし(今も?)。ベルリンだけでなくヨーロッパ全般に日曜はお店がほとんど休み、一週間に一度正月が来ると思えばわかりやすい。人々は家にいて心と身体をそっと休める、友人や家族と静かに過ごすのだそうです。

日本では深夜遅くまで営業しているスーパー、24時間営業のコンビニ、それを利用することが生活の中に根付いてしまいました。日曜はおろか今では正月までもお店が営業するようになってしまった社会のありように、私も疑問を感じている一人です。小川さんの文章の最後、

 「せーの、でみんなが休めば効率がいいし、それが、一週間の大きなメリハリになる。こうして私は日曜日が大好きになった。はやく、次の日曜日が来ないかと、首を長くして待っている。」

と締めくくっていました。

日本の常識、日本人のありように?を投げかける一文、いいなと思いました。週1回の連載、楽しみにしたいと思います。

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忍野八海の今

白糸の滝のあとは引き返して山中湖方面へ、忍野八海にまわってみました。富士の伏流水が湧出してつくる小さな池群、なかでも湧池は大きな横穴からの湧水量が多く、水中に緑の水草がしげって流れになびいている様が印象的でした。観光客は少なく、道路端にごく普通にある池、でも近くに水車小屋が一つ建っていた、そんな静かなところでした。

でも今回行ってその変わりようはすごいものです。

忍野八海1最大の見所の湧池はご覧の通り、池の向こう側には田園風景が広がっていたのですが、今は周囲は埋め立てられ土産物店などがならび、そのなかに池だけがある。池の周囲の土は踏み固められ、水の湧き出し口の上には観光用の建物があり、人工的に作られた場所・アジア系の観光客も多い雑踏の中に池だけが取り残されているような印象です。そして池の中には大量の銀貨が投げ入れられてたまっています。さらにさらに、この一帯、やけにかやぶき屋根が増えました。それから立派な家も。世界遺産に登録されると言うことは、こういうことなのでしょうか。

 

忍野八海2池から流れ出した流れに沿って散策路があります。緑いっぱいの中の水の流れ、美しい風景ですがやはり自然の中の流れからは大きく変わって人間好みの風景にしてしまったようにも思います。

池だけを残して、あとの景観は全く変えてしまった忍野八海。今回で見納めにしようと思います。

「ろっけんさん」

実家の近くに「ろっけんさん」と呼ばれる家があります。小さい頃からその意味を考えずにその家の名称のように私達もろっけんさんと言って来ました。

先日、母からその呼び名の意味を初めて聞きました。私達から見てその家のおじいさんは大変な働き者だったそうです。かつて穴掘り(溝掘り)は大変な重労働ですが、その方はこの仕事をすると一日に6間(3.3m×6)もの長さを掘りあげたのだそうです。そこで呼ばれるようになったのが「六間さん」、働き者のおじさん(の家)という意味の敬称だったんですね。そこから2世代下った私達も「六間さん」という敬称を使い続ける、働き者の方への尊敬が数十年後もなお残っている、すごいなと思います。

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車内広告

鈍行電車で東京に行って来ました。私たちの周囲の残雪もわずかになってきましたが、勝沼から高尾間の中央線沿線山間部北斜面はまだ雪景色です。笹子付近で南側の高い山をのぞき見ると樹木に新雪の柔らかな雪景色、昨夜は雪だったようです。

電車内をみて気づいたのですが、広告が全く見あたりません。車両の前後の壁、ドアの上の掲示用スペース、立ち席の上の吊し広告用スペース、肝心の広告がないためにスペースの番号だけが目をひきました。新しい車両での電子掲示板が普及して、鈍行で使われるような旧車両のためだけに広告を印刷するようなことはしなくなってしまったのでしょうか。