「日曜日ですよ!」

最近読んだ「ツバキ文具店」・「食堂かたつむり」の作者:小川糸さんの連載:「日曜日ですよ!」が毎日新聞日曜版「日曜くらぶ」ではじまりました。小川さんは今ベルリン暮らし(今も?)。ベルリンだけでなくヨーロッパ全般に日曜はお店がほとんど休み、一週間に一度正月が来ると思えばわかりやすい。人々は家にいて心と身体をそっと休める、友人や家族と静かに過ごすのだそうです。

日本では深夜遅くまで営業しているスーパー、24時間営業のコンビニ、それを利用することが生活の中に根付いてしまいました。日曜はおろか今では正月までもお店が営業するようになってしまった社会のありように、私も疑問を感じている一人です。小川さんの文章の最後、

 「せーの、でみんなが休めば効率がいいし、それが、一週間の大きなメリハリになる。こうして私は日曜日が大好きになった。はやく、次の日曜日が来ないかと、首を長くして待っている。」

と締めくくっていました。

日本の常識、日本人のありように?を投げかける一文、いいなと思いました。週1回の連載、楽しみにしたいと思います。

(11.3k)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>