鏝絵巡りウォーク シリーズ第17回
茅野市・槻木の鏝絵巡り
がありました。このシリーズは主に私がホスト役。今回歩く槻木は柳川の上流部にある地区で、この中央を八ヶ岳エコーラインが槻木大橋でまたがっています。
集合場所は槻木の柳川公園、10:00集合。今回は約9kmの軽めなコースで、わずか2.5kmほどの範囲に二十数カ所の鏝絵を見ることができます。
まずは開会セレモニー、事前ストレッチ、そしてスタート。
すぐに鏝絵蔵を発見。波しぶきの中に武田菱が見える珍しい鏝絵。
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ここは下槻木の東端、保護板に守られた丑鼻の鏝絵は新しく奇麗です。
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下槻木は後で巡ることにしてまずは上槻木を目指します。このあたりは急な坂道。
下槻木のはずれにある「槻木の舞台」、住民たちが田舎芝居を楽しんだようです。良質の材料で建てた立派な建物で手前側の戸板を外すと舞台、そして観客席は手前の芝生の上。この地がにぎやかだったころの楽しい風景が想像できます。
上槻木にはいりました。まず目にする鏝絵はこれ、日本画のような色使いの大黒様。
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すぐに二つ目の鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
急な階段を避けて自動車道を迂回、登りきったところで健脚の方々の出迎え。
壁は傷んでいますが丑鼻の鏝絵はしっかり残っています。「オシドリ」の鏝絵、珍しい。
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「鶴・亀」の鏝絵、この作風も珍しい。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
槻木最東端の鏝絵蔵、お許しをいただいて庭にも入って見学させていただきました。道路側(蔵の裏側)には窓枠を支える恵比須様と大黒様がほほえましく描かれています。また丑鼻には大黒様、虹梁にも見事に鏝絵が施されその左・右端には珍しい弁天様。
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その奥の家、ぶどう棚のむこうにも大黒様(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
帰りは下り坂、軽快です。

上槻木と下槻木を分けるように架かる八ヶ岳エコーラインの「槻木大橋」

昼食場所の柳川公園はもうすぐ

午後の部スタート、「下っただけ登ってこなきゃならないんだよね」といいながらも田園風景の中を軽快に。

槻木集落の南端にある縄文式住居のように地面からかやぶき屋根の「穴倉」、集落の共同作業所で集まって筵などなど藁を水車でたたいて柔らかくしてからここで編んだとのこと。
また昇り始めました。坂の向こうに見えるのは八ヶ岳連峰。

最後尾を歩く控えめな面々。
ありました、鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

坂を上って分岐点に出ました。左に行くとさらに上り坂、期待と不安を裏切り平坦な道へ。
ひときわ大版の丑鼻の鏝絵「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
鏝絵があると横道に入り、見ては引き返します。ここは「大黒様」。
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ここもやはり少し西に入って「大黒様」。
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道路に面した板倉、鏝絵ではないけれど木製の「鶴」が、珍しい。
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ここは槻木で唯一の龍の鏝絵(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
こちらは変色していてかなり古そうな「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
丑鼻には柔らかな配色の「大黒様」、妻壁の「鶴」と「亀」が立派!
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「ご自由にお入りください」と看板を立てたダリヤ畑。見事に咲かせています。
屋根を広くとったこの蔵にも妻壁に「鶴」と「亀」、そして丑鼻には両側に「恵比須」・「大黒」。
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この日最後の鏝絵も「大黒様」。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
この後川を渡り柳川公園に戻って2時過ぎに解散。ちょっと高低差はありましたが好天に恵まれ短めの距離のゆったりウォークでした。参加した皆様、ありがとうございました。































大江湿原を横断して山道へ
林間で木道脇で目にした葉はハリブキ、印象的。


















これでニッコウキスゲ群落ともお別れ


歩き始めました。まずは小海線の踏み切りを東へ。
五稜郭公園が見えてきました。臼田駅のトイレは何故か閉鎖中で使えずここでのトイレ休憩。ハイペースに驚いた会員も「緊急事態なら仕方ないね」(笑)。
五稜郭脇の道を進みます
すぐに堀も見えてきました
五稜郭入口は堀と石垣も少し内側に凹んでいます。
そしてこれが堀を渡る橋
中へ入るとガランとしています。向こうに見えるのは唯一残っている古い建造物の御台所です。左に見えるのは閉校になった小学校、五稜郭の中にあったんですね。
「五稜郭であいの館」は今工事中でその工事用フェンス、無機的になりがたちなフェンスにもこんな配慮が嬉しい。
現状の「であいの館」の中でボランティアの方が龍岡城五稜郭の説明をしてくれました。この施設が近々新装となるとのこと。
次はなかなかの名刹蕃松院、入口の松が見事。
参道の両側の松並木、細かく枝分かれしていて珍しい松の並木です。
その左右に立派な今後力士像があります。
本堂の裏側にはたらき終えた鬼瓦が設置されていました。その大きさに驚き!
次に向かったのは新海三社神社で、その鳥居に到着。大きなしめ縄(?)が掛けられています。
鳥居を潜りしばらく進むと参道はゆるやかな坂に、その両側には大杉と大ケヤキの並木。参道が緑地なのもいい。
神楽殿も立派です
ここでも集まってパチリ。
中本社はカラフルで新しそう
丁度シャクナゲが満開です。
ここから見上げた北側の山、花と新緑が綺麗です。
仁王門を潜ったところはただの草地、その向こうに雨川。川を越えたところに本堂があったのが出水で流されてしまってこの仁王門は残ったのだとのこと。門の質素な外見からは驚くような立派な金剛力士像が左右に納められています。

校庭南側の農道から西に向くと桜の向こうには甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰、なかなかいい。
中学校を西に下り須玉川を渡る橋からは「のろしの里ふれあい公園」の桜が満開。今度は背景にアサヨ峰と鳳凰三山。
公園と川の間の土手、桜並木の下を歩くことができます。下枝が低く伸びた「桜のトンネル」を歩く、なかなかいいですよ。



案内の方の説明では、福寿草は「フクジュソウ」と「ミチノクフクジュソウ」の2種類があり、後者はガクが短くレモンイエローだとのこと。どうやら本日見たのはほとんどが「ミチノクフクジュソウ」でした。
スタート地点はここ、韮崎市運動公園陸上競技場。まずは開会行事で各種のあいさつ、準備体操、歩行上の注意。
スタートしました。まずはトラックを一周
競技場から高い雪山(鳳凰三山)が見えて綺麗
畑の間を八ヶ岳に向かって歩きます、いい眺め。
新府城公園は丁度桜が満開
新府城は山城、ここから北側を眺めると桃畑が広がりタイミングが良ければ一面ピンクの桃の花畑が広がるのですが、今年はまだまだ。
今やっと咲き始めたところ
道路脇でみつけた白い花
あなやま桜公園に到着。ちょうど桜が満開です。
道路脇のお宅、こういうこだわり楽しいですね。
こちらのお宅ではモクレンが満開
今回のコース最北端、枝垂れ桜が満開でした。ここからはゴールに向かってゆるやかに下って行きます。
鏝絵蔵を見つけました。稲穂をシンボル化したデザインです。
桃畑・新府共選所を過ぎて茅ヶ岳山麓が見渡せるところ、下り坂で足どりも快調。
菜の花の上にうっすらと桃の花、白壁の家。シャッターを押してしまいます。
小さな桜の手前に広がる一面の野の花、春の景色です。
スタートしました、まずは田圃の中を走る車道をゆるやかに西に下ります。
今度は急激な登り、でも距離はちょっとだけ。
少し引き返して縄文の道の南側奥まったところにあるこの蔵、虹梁のど真ん中にはこの「











湖東小学校、校舎も庭も大きい。敷地に入るわけにはいきませんが、正面玄関の上には青銅のような配色で子どもを円形に描いた鏝絵が三つ並んでいます。「地域の文化を学校の壁にも塗り込んだ」といいうことでしょうか。(




着きました、昼食場所の「風除け公園」。芝生と松がきれいです。
お昼ご飯はこんな景色を眺めながら。



この地方には小さな祠が点在します。田園風景の中に立つ小さな林、鳥居、祠がいい。
田地を抜けて





堀の集落内を走る湯みち街道を下ります。

すぐ近くで見ることができる蔵で丑鼻に「
最後はこの日初めにも見た酒を酌み交わす「
発着点の「ピアみどり」に戻ってきました。



駐車場で準備体操をした後ウォークスタート、今日はウォーク日和。
まずは八ヶ岳に向かって東進。車道の脇にこんなお洒落な歩道が、木陰が嬉しい。






これはまた新しい蔵。両面に鏝絵、東は
珍しい八重のオダマキに思わず立ち止まり、パチリ!

大日影集落着。県道沿いの蔵にある「大黒様」。


引き返して先ほどの蔵の前で集合写真
下見ウォークでは気づかなかった鏝絵も発見、こちらは「大黒様」。





午前の部の鏝絵は見終わり、トイレを求めて(笑)上り坂を。美事にカーブした多留姫大橋の下に、
目的の昼食場所:「多留姫文学自然の里」に到着。













南向き斜面に沿って家並みが続き、斜面の付け根に道路が延びています。
下古田にある真徳寺の立派な建物。ゴールはもうすぐ。
ユニークな形の「にゅう」が3体。おもしろい。
着きました、ゴールの理科大バス停。余裕を持ってウォークを終わることができました。