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茅野市・槻木の鏝絵巡り

 鏝絵巡りウォーク シリーズ第17回
茅野市・槻木の鏝絵巡り

 がありました。このシリーズは主に私がホスト役。今回歩く槻木は柳川の上流部にある地区で、この中央を八ヶ岳エコーラインが槻木大橋でまたがっています。
集合場所は槻木の柳川公園、10:00集合。今回は約9kmの軽めなコースで、わずか2.5kmほどの範囲に二十数カ所の鏝絵を見ることができます。

 

Imgp5585

まずは開会セレモニー、事前ストレッチ、そしてスタート。

 

 

Imgp5588柳川を渡っていきなり自動車道をショートカットする坂道

 

Imgp5592すぐに鏝絵蔵を発見。波しぶきの中に武田菱が見える珍しい鏝絵。
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Imgp5593ここは下槻木の東端、保護板に守られた丑鼻の鏝絵は新しく奇麗です。
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Imgp5594下槻木は後で巡ることにしてまずは上槻木を目指します。このあたりは急な坂道。

 

槻木の舞台2

下槻木のはずれにある「槻木の舞台」、住民たちが田舎芝居を楽しんだようです。良質の材料で建てた立派な建物で手前側の戸板を外すと舞台、そして観客席は手前の芝生の上。この地がにぎやかだったころの楽しい風景が想像できます。

 

Imgp5595上槻木にはいりました。まず目にする鏝絵はこれ、日本画のような色使いの大黒様。
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Imgp5597すぐに二つ目の鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5598急な階段を避けて自動車道を迂回、登りきったところで健脚の方々の出迎え。


Imgp5599(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

Imgp5601壁は傷んでいますが丑鼻の鏝絵はしっかり残っています。「オシドリ」の鏝絵、珍しい。
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Imgp5604「鶴・亀」の鏝絵、この作風も珍しい。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5605槻木最東端の鏝絵蔵、お許しをいただいて庭にも入って見学させていただきました。道路側(蔵の裏側)には窓枠を支える恵比須様と大黒様がほほえましく描かれています。また丑鼻には大黒様、虹梁にも見事に鏝絵が施されその左・右端には珍しい弁天様。
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窓枠 | 丑鼻 | 虹梁正面 | 虹梁右端 | 虹梁左端

 

 

Imgp5614その奥の家、ぶどう棚のむこうにも大黒様(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

 

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帰りは下り坂、軽快です。

 

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上槻木と下槻木を分けるように架かる八ヶ岳エコーラインの「槻木大橋」

 

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昼食場所の柳川公園はもうすぐ

 

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午後の部スタート、「下っただけ登ってこなきゃならないんだよね」といいながらも田園風景の中を軽快に。

 

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槻木集落の南端にある縄文式住居のように地面からかやぶき屋根の「穴倉」、集落の共同作業所で集まって筵などなど藁を水車でたたいて柔らかくしてからここで編んだとのこと。

水車小屋 (2)水車もありました。

 

Imgp5626また昇り始めました。坂の向こうに見えるのは八ヶ岳連峰。

 

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最後尾を歩く控えめな面々。

 

Imgp5628ありました、鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

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坂を上って分岐点に出ました。左に行くとさらに上り坂、期待と不安を裏切り平坦な道へ。

 

Imgp5631ひときわ大版の丑鼻の鏝絵「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5632鏝絵があると横道に入り、見ては引き返します。ここは「大黒様」。
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 下槻木4-1ここもやはり少し西に入って「大黒様」。
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下槻木5-1道路に面した板倉、鏝絵ではないけれど木製の「鶴」が、珍しい。
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Imgp5634ここは槻木で唯一の龍の鏝絵(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp5638こちらは変色していてかなり古そうな「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5639丑鼻には柔らかな配色の「大黒様」、妻壁の「」と「」が立派!
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Imgp5649「ご自由にお入りください」と看板を立てたダリヤ畑。見事に咲かせています。

 

下槻木11-6屋根を広くとったこの蔵にも妻壁に「鶴」と「亀」、そして丑鼻には両側に「恵比須」・「大黒」。
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下槻木12-1この日最後の鏝絵も「大黒様」。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

この後川を渡り柳川公園に戻って2時過ぎに解散。ちょっと高低差はありましたが好天に恵まれ短めの距離のゆったりウォークでした。参加した皆様、ありがとうございました。

尾瀬沼の夏を満喫する

八ヶ岳歩こう会の例会「尾瀬沼の夏を満喫する」ウォークに行ってきました。山小屋宿泊も初体験です。

この日は貸し切りバスで朝5:30小淵沢出発、途中もう一つの集合場所:甲府駅からの参加者を加えここの出発は6:30。今回は福島県側から尾瀬に入るため中央道、圏央道、東北自動車道を経由。途中では大雨のところもありましたが「尾瀬は晴れているってよ」とのネット情報に安心しながらすすみ西那須塩原ICからは一般道を100km超、御池駐車場に着いたのは午後1:30。8時間かかってやってきました。

 

Imgp5309ここから歩行開始地点の沼山峠まではシャトルバス利用です。珍しい電気自動車のシャトルバスの前で一枚。


Imgp5314シャトルバス終点から歩き始めました。ここから80m上って120m下り、宿:長蔵小屋を目指すのが本日の予定。ひたすら木道を上り続け、やっと下り始めました。


IMGP5315この峠越えの木道脇でまず登場したのはこの花、ゴゼンタチバナです。大きく広げた5枚の葉の中心部に咲く小さな白い花。


Imgp5316峠を越えてすぐに休憩スペースがありました。一休みしてまた出発、もうこれからはひたすら下りです。

 

IMGP5317ハナニガナかな?


Imgp5323緩やかに下る木道を快調にすすみます。


Imgp5324これはシラタマノキ。 このあたりで雨が降り始め、急いで雨装備。

まもなく林間を抜けて大江湿原へ、ニッコウキスゲの群生が広がっていて感動的でした。4:00までにチェックインしなければならないとのこと、雨の中をひたすら長蔵小屋を目指します。着いたところでちょうど雨もやみました。濡れた着衣を着替えて山小屋の早い夕飯までまだ1時間超、そこで宿で長靴を借りて周辺を散策。


Imgp5341山小屋の前にもニコウキスゲ


Imgp5344これが長蔵小屋、築百年。


Imgp5347ヒメサユリが綺麗に咲いていました。


Imgp5354山小屋の裏はすぐに尾瀬沼、絵になる風景です。


Imgp5360来た道を引き返して大江湿原へ、改めて花を撮りました。

Imgp5366枯れ木が立っているのも絵になる。


Imgp5370木道を取り囲むニッコウキスゲ、そしてコバイケソウ。


Imgp5373ハクサンチドリ


Imgp5381尾瀬沼でお馴染みの風景


Imgp5386コバイケソウ


Imgp5390ヒオウギアヤメ


Imgp5399小屋に戻るともう夕飯まで待ちきれない人たちがフライング。


Imgp5407始まりました、山小屋の夕食。カンパ~~~イ!


Imgp5412夕食の後も夕暮れまではまだ時間が。そこで三人でもう一度大江湿原へ、看板の前でポーズ。

Imgp5414ミズチドリ


Imgp5422談話室では消灯(9:00)近くまで笑顔。

眠ったのはちょうど屋根裏部屋。深夜に雨が本格的に降って、大きな雨音に明日への不安な気持ちも抱いたのですが、幸い朝には雨がやみ歩行には問題なさそうです。


Imgp5427 朝は7:00集合・スタート

Imgp5433大江湿原を横断して山道へ

Imgp5434林間で木道脇で目にした葉はハリブキ、印象的。

Imgp5440立ち止まって草花に注目


Imgp5447浅湖(あざみ)湿原

Imgp5448面白い形の植物。これは花、それとも実?


Imgp5452

Imgp5454ギンリョウソウ。光合成をせず、他の植物から栄養をもらっているらしい。

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Imgp5466目的地沼尻までくり返し小さな湿原が登場します。

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Imgp5472シャクナゲはほぼ咲き終わっていたのですが、まだ咲いているのを発見。


Imgp5481沼尻平にはいりました、これは山側風景。


IMGP5484

Imgp5488タテヤマリンドウとそのつぼみ

Imgp5491キンコウカ


Imgp5492モウセンゴケ。これは食虫植物。


Imgp5499沼尻休憩所は小屋の前に広いデッキとベンチがあり、景色を眺めながらゆったり。


Imgp5501こちらは山側。この木道を進むと尾瀬ヶ原に出られますが、今日はここまで。来た道を引き返します。


IMGP5502トキソウ

Imgp5505エンレイソウのつぼみかな?


Imgp5510再び大江湿原に戻りました。あとは昨日来た道を帰るのみ。


IMGP5511これでニッコウキスゲ群落ともお別れ

沼山峠からシャトルバス終点までは細かい段々になった木道、こんなに長い上りを歩いたんだと感心しました。「歩き始めは坂も苦にならなかったんだな~。」

すぐに乗車できるシャトルバスがあり、御池駐車場に戻ってから宿で用意していただいたおにぎり弁当に対面。おにぎり2個に唐揚げ・サバ・タクアンがついて嬉しい内容でした。

御池駐車場からまた貸し切りバスで帰路につきました。往きとほぼ同じ8時間、小淵沢についたのは午後9:30。

と言うわけで遠い遠い尾瀬、念願の尾瀬を歩いてくることができました。充実した二日間、企画・下見・運営等々ご苦労いただいたリーダーさん、サブリーダーさん、歩き終わったら解散ではなく歩行後も山梨に帰着するまでの気を抜くことの出来ない長い時間。更に更にマイカー現地に行き一泊の下見をされたとか。お陰で楽しい尾瀬ウォークを味わうことが出来ました。ありがとうございました。

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「春の佐久路、新海三社神社参り」ウォーク

4月30日、「春の佐久路、新海三社神社参り」ウォークに参加してきました。集合場所は小海線臼田駅、甲斐大泉駅で小海線に乗車。

 

Imgp5001甲斐大泉駅のホームはちょうど花桃が花盛り。ここで乗車したのは何と13人、小海線を利用した参加者は40人弱、利用者の少ない小海線に私たちの会も貢献です。


Imgp5004そして臼田駅に到着。この日集まったのは43名、リーダーの人気でしょうか。好天に恵まれリーダーさん自ら「雨男解消」の宣言。


Imgp5006歩き始めました。まずは小海線の踏み切りを東へ。


Imgp5009五稜郭公園が見えてきました。臼田駅のトイレは何故か閉鎖中で使えずここでのトイレ休憩。ハイペースに驚いた会員も「緊急事態なら仕方ないね」(笑)。

 


Imgp5010五稜郭脇の道を進みます

Imgp5014すぐに堀も見えてきました

Imgp5018五稜郭入口は堀と石垣も少し内側に凹んでいます。


Imgp5019そしてこれが堀を渡る橋


Imgp5022中へ入るとガランとしています。向こうに見えるのは唯一残っている古い建造物の御台所です。左に見えるのは閉校になった小学校、五稜郭の中にあったんですね。


Imgp5028「五稜郭であいの館」は今工事中でその工事用フェンス、無機的になりがたちなフェンスにもこんな配慮が嬉しい。

Imgp5029現状の「であいの館」の中でボランティアの方が龍岡城五稜郭の説明をしてくれました。この施設が近々新装となるとのこと。


Imgp5031 五稜郭の入口で勢揃い

Imgp5033次はなかなかの名刹蕃松院、入口の松が見事。

Imgp5035参道の両側の松並木、細かく枝分かれしていて珍しい松の並木です。

Imgp5036立派な仁王門

Imgp5037その左右に立派な今後力士像があります。


Imgp5041本堂の裏側にはたらき終えた鬼瓦が設置されていました。その大きさに驚き!


Imgp5047次に向かったのは新海三社神社で、その鳥居に到着。大きなしめ縄(?)が掛けられています。


Imgp5053鳥居を潜りしばらく進むと参道はゆるやかな坂に、その両側には大杉と大ケヤキの並木。参道が緑地なのもいい。

Imgp5059神楽殿も立派です

Imgp5063境内の奥にある三重塔、室町時代に建造されたもの。

Imgp5075ここでも集まってパチリ。


Imgp5081中本社はカラフルで新しそう


Imgp5082丁度シャクナゲが満開です。


Imgp5085この神社から出ようと脇に出たところにこんなもの、奉納された酒樽が並びます。地域の酒蔵が競って奉納するのかな。

Imgp5086ここから見上げた北側の山、花と新緑が綺麗です。


Imgp5091最後に向かったのは上宮寺。「一夜着けの説明」と謙遜しながらもメモを見ないリーダー、立派!

Imgp5097仁王門を潜ったところはただの草地、その向こうに雨川。川を越えたところに本堂があったのが出水で流されてしまってこの仁王門は残ったのだとのこと。門の質素な外見からは驚くような立派な金剛力士像が左右に納められています。

Imgp5102

この後五稜郭公園でトイレ休憩後臼田駅に戻りましたが、帰りの電車まではまだしばらく時間が。そこで土産探しに臼田の街へ。この和菓子をゲット、菓子の包装に五稜郭がデザインされていました。

新緑の季節、快晴に恵まれてうれしいウォーキングでした。リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。

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須玉の桜

我が家周辺の桜も今が満開、今日は朝食前に桜見ウォークをしてきました。

 

須玉中桜1

ここは須玉中学校。その校庭南側に一列に桜が並んでいます。昭和43年に統合中が発足したのですが、2年間は名前だけの統合で3ヶ所の旧校舎で学んだのが私たちとその次の学年。新校舎が完成して生徒が入ったのは2年後の昭和45年。ですからこの桜は樹齢55年で立派に育ちました。

須玉中桜2校庭南側の農道から西に向くと桜の向こうには甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰、なかなかいい。

 

須玉・のろしの里ふれあい公園の桜1中学校を西に下り須玉川を渡る橋からは「のろしの里ふれあい公園」の桜が満開。今度は背景にアサヨ峰と鳳凰三山。

 

須玉・のろしの里ふれあい公園の桜2公園と川の間の土手、桜並木の下を歩くことができます。下枝が低く伸びた「桜のトンネル」を歩く、なかなかいいですよ。

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福寿草

「信濃境シダレザクラの里巡り」

に行ってきました。県境を越え長野県に入って最初の駅:信濃境。韮崎から北杜市と桜前線が徐々に北上しているなか、ここ長野県富士見町は標高が高く桜はまだしっかりつぼみ。木によってはつぼみが赤みが増してうっすらと赤く見える程度、見頃はあと10日くらいのようです。

そんなわけで表題のシダレザクラの写真は撮れず、でも道々に福寿草が咲いていました。

福寿草2

この地の人たちは好んで福寿草を植えているとのことで、沿道の家の庭にも点々と福寿草が咲いています。そして道路脇の林の中にも。

 

福寿草1

かたまって咲いた福寿草

 

福寿草5

 石垣の根元にも列をなして福寿草。

 

福寿草4

 こんな花びらの細い種類もありました。

 

 

福寿草3案内の方の説明では、福寿草は「フクジュソウ」と「ミチノクフクジュソウ」の2種類があり、後者はガクが短くレモンイエローだとのこと。どうやら本日見たのはほとんどが「ミチノクフクジュソウ」でした。

ここは確かにシダレザクラの立派な木もたくさんあります。桜の盛りの時にまた来てみたいけれど、今年は無理かな。

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武田の里ウォーク2025

武田の里ウォークに参加しました。
毎年開催されていたこのウォークもコロナ禍で何年もお休み、そして昨年やっと復活し今年も開催されました。

Imgp4827スタート地点はここ、韮崎市運動公園陸上競技場。まずは開会行事で各種のあいさつ、準備体操、歩行上の注意。

 

Imgp4828スタートしました。まずはトラックを一周

 

IMGP4829-2競技場から高い雪山(鳳凰三山)が見えて綺麗

IMGP4831-2畑の間を八ヶ岳に向かって歩きます、いい眺め。

 

Imgp4833新府城公園は丁度桜が満開

 

Imgp4835新府城は山城、ここから北側を眺めると桃畑が広がりタイミングが良ければ一面ピンクの桃の花畑が広がるのですが、今年はまだまだ。

 

Imgp4846今やっと咲き始めたところ

 

Imgp4847道路脇でみつけた白い花

Imgp4855あなやま桜公園に到着。ちょうど桜が満開です。

 

Imgp4857道路脇のお宅、こういうこだわり楽しいですね。

 

Imgp4858こちらのお宅ではモクレンが満開

 

Imgp4860今回のコース最北端、枝垂れ桜が満開でした。ここからはゴールに向かってゆるやかに下って行きます。

 

Imgp4861鏝絵蔵を見つけました。稲穂をシンボル化したデザインです。

 

Imgp4863桃畑・新府共選所を過ぎて茅ヶ岳山麓が見渡せるところ、下り坂で足どりも快調。

 

Imgp4864菜の花の上にうっすらと桃の花、白壁の家。シャッターを押してしまいます。

 

Imgp4866小さな桜の手前に広がる一面の野の花、春の景色です。

そしてスタートした陸上競技場に戻ってゴール。12kmの春のウォーク、桜は見頃、天候に恵まれてうれしい3時間でした。

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縄文の道・湯みち街道の鏝絵巡り

鏝絵巡りウォーク シリーズ第16回
縄文の道・湯みち街道の鏝絵巡り

がありました。天候が心配されたのですがその雨も上がり、雨の後のしっとりとした風景の中を参加者18名で歩いてきました。その報告です。

今回は茅野市の南大塩および堀という地区、茅野駅前に集合し路線バス(メルヘン街道バス)で「ピアみどり」バス停下車。ここがウォークのスタート地点でした。

 

01_準備運動

ここで簡単なセレモニー、そして準備体操。

02_スタートしましたスタートしました、まずは田圃の中を走る車道をゆるやかに西に下ります。

 

03_たんぼ道

舗装もきれてしまいました、土・草の道もまたいい。

 

04_たんぼ道今度は急激な登り、でも距離はちょっとだけ。

 

05_うぐいす

この日一つ目の鏝絵蔵に着きました。ここはだしの入口に「」、そして虹梁の左端には珍しい「梅にうぐいす」。色使いもやさしく上品な作品です。

縄文の道に出ました。南大塩地区を横切るこの道をまずは西に下ると道路沿い右に「大黒様」、そして左に「大黒様」、少し配色を変えていますが大変似たデザイン、多分同じ職人さんによる作品でしょう。

集落の西端、郵便局の脇を入ると少し離れて「布袋様」。これは立木のため見にくかった。

(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)

 

06_酒盛少し引き返して縄文の道の南側奥まったところにあるこの蔵、虹梁のど真ん中にはこの「鶴・亀」、虹梁の東端には「竹に雀」の鏝絵、そして東側の丑鼻には酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」が描かれています。いずれも質の高い作品。

(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)
07_横道通りを東に少し上って今度は道路の北側に入ると3つの鏝絵が見られます。「鯉の滝登り」、釣り上げた鯛を脇に抱えた笑顔の「恵比寿様」、そして「」の鏝絵。
(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)

 

08_波に千鳥

こちらは道路の南側、白黒でシンプルに描いた「波に千鳥」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

09_南大塩公民館

南大塩の公民館です。何と立派な!

 

10_布袋様

公民館の向かい、駐車場脇に建つ蔵でこちらは「布袋様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

11_恵比須大黒1

県道17号との交差点まで来て北東側を見ると植木の向こうにどうやら鏝絵らしきものが見えました。

 

12_恵比須大黒2

そこで家の人に了解をいただいて庭に入らせてもらいました。で、見つけたのはどうやら「恵比寿・大黒」。小槌をもっているのは大黒、魚籠を身につけているのは恵比寿様でしょう、多分。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

13_色褪せた大黒県道を横切って東に進むとこの鏝絵蔵。かなり古いものらしく色あせてきていますがこの「大黒様」、庶民的な表情で親しみを感じます。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

14_鶴

更に上ってこちらの丑鼻にはかなりシンボル化した「鶴」、ハチマキの若葉も立派です。妻壁の窓のような部分には大版の「波に千鳥」。

 

15_鶴と亀

これも道路沿いで丁寧に描かれた「鶴と亀」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

16_大黒縄文の道から南側に入ってその道下には「大黒様」。近くで鑑賞できてありがたい。これで南大塩は終わり。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

17_次の集落へ

集落を隔てる田園の中を堀地区に向かいます。

 

18_大黒

堀地区にはいりました。ここから「湯みち街道」、まずは「大黒様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

19_湖東小学校湖東小学校、校舎も庭も大きい。敷地に入るわけにはいきませんが、正面玄関の上には青銅のような配色で子どもを円形に描いた鏝絵が三つ並んでいます。「地域の文化を学校の壁にも塗り込んだ」といいうことでしょうか。( ・ 、三つの鏝絵をご覧ください)

 

20_新井集落

小学校の脇を抜けて堀地区の裏側、新井地区へはいります。

 

21_大黒

新井地区の鏝絵は2件、その一つのこれは大黒様。袋をひもで括ってできる皺に青を配してきれいな作品。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

22_紅葉

紅葉が始まりました。きれいな個人宅の庭を一枚。

 

23_龍

消防団の施設脇の小さな蔵に新しい鏝絵で題材は「龍」。と思ったのですが、畑で作業している女性によるとこれは以前からあった鏝絵に上塗りしたのだそうです。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

24_三山様

集落内の道祖神と三山様の石碑。

 

25_風除け公園着着きました、昼食場所の「風除け公園」。芝生と松がきれいです。

 

26_公園から新井・堀方面お昼ご飯はこんな景色を眺めながら。

 

27_昼休み1

公園でのスナップを少々。

28_昼休み2

 

29_集合写真

昼休みが終わったところで、全員で集合写真。

 

30_午後の部スタート

午後の部、スタートしました。

 

31_小さな神社 この地方には小さな祠が点在します。田園風景の中に立つ小さな林、鳥居、祠がいい。

 

32_堀集落へ田地を抜けて

 

33_堀集落

堀地区へはいるとすぐに鏝絵蔵。丑鼻に「大黒様」と「鶴」。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

34_亀2匹

ここの蔵には「亀」が二匹、近くで見せてもらいたかったのですが残念ながら留守で道路から。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

35_波と亀

集落の東端のあたり、丑鼻にきれいな「波に鶴」があります。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

36_空き缶提灯

その近く、軒下にいくつか下がっている提灯のようなもの、よくみると空き缶に切り込みを入れてきれいに仕上げたものでした。鳥避けとか、何か意味があるんでしょうね。

 

37_大黒

湯みち街道がカーブしたところ、手前の木で見にくいのですがここには「大黒様」が。道路の反対側には小さな蔵に見慣れない鏝絵で稲穂それとも植物の葉
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

38_湯みち街道1

 

38_湯みち街道2堀の集落内を走る湯みち街道を下ります。

 

39_不明瞭風化がすすんでいますが、これは「波に鶴」でしょうか。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

40_大黒

公民館のところを少し入ると畑を隔てた向こうにブルーの「大黒様」、その向こうには「布袋様」がわずかに見えます。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

41_波に千鳥2すぐ近くで見ることができる蔵で丑鼻に「波に千鳥」、窓枠のかぶには「」が一匹。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大写真をご覧ください)

42_酒盛2最後はこの日初めにも見た酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」デザインは全く同じですが、こちらは塗り替えたようで色鮮やか。虹梁の端にも「鶴と亀」が立体的に描かれています。これで今日のコースの鏝絵は終わり、あとは帰りのバス停にむかうだけ。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

43_まもなくゴール発着点の「ピアみどり」に戻ってきました。

現在この地域を走る路線バスは日に3本、13:48のバスを逃すと次は3時間近く後になってしまいます。そんなことから本日のウォークは当初のプランを少し省略して歩き、時間内に無事帰って来ました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

八島湿原一周

7月31日、年に一度は訪れたい「八島湿原」に行ってきました。一周3.7kmをゆっくり散策。

茅野諏訪ICから一般道、上諏訪から一気に山を登り霧ヶ峰へ、そしてやや下って八島湿原駐車場へ。上諏訪では気温27℃が八島湿原駐車場では20℃、涼しい~。

 

c_八島ヶ池

 

駐車場から車道を横切るトンネルを抜けて広場へ、ここで湿原が見渡せるはずが前方の草木が生長したようで、すこし下って八島ヶ池が見えてきました。

 

c_木道

 

湿原一蹴の3分の2ほどはしっかり木道が整備されていて嬉しい。

 

c_鎌ヶ池

奥まったところにある「鎌ヶ池」、こちらのほうが湖面はきれいです。

この日はやや曇りがち、おかげで入口の対岸の日差しにさらされる車道を歩くときもさほど暑くなく助かりました。お昼過ぎ、歩き終わっても23℃くらいの涼しさ、生き返ったようです。

c_車山肩帰りに「車山肩」に駐車。遊歩道を少し歩いて八島湿原方面を眺望。ここのニッコウキスゲは盛りを過ぎてわずかに見られるくらい。次は見頃の時期(6月末か7月初め)に来たいものです。

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「火とぼしの道の鏝絵を巡る」

鏝絵巡りシリーズ第14回
「火とぼしの道の鏝絵を巡る」

のウォーキングがありました。今回私は企画側。

茅野駅に集合して、路線バスで縄文の湯バス停下車、ここがウォークのスタート地点です。駅では会員11名、一般参加1名の計12名がバス乗車。バスから降りるとFさん夫妻が待ち構えていて、今日は計13名でのウォークです。

 

Imgp3403駐車場で準備体操をした後ウォークスタート、今日はウォーク日和。

Imgp3404まずは八ヶ岳に向かって東進。車道の脇にこんなお洒落な歩道が、木陰が嬉しい。

 

Imgp3406エコーラインに出て右折、しばらく南へ進みます。背後に見えるのは車山・蓼科山など。


Imgp3407上場沢交差点を右折、すぐに脇道へ。ここからは未舗装の道。でもこんな道が嬉しい。


Imgp3408林間の道は涼しい。みなさんに喜んでいただきました。


Imgp3411
上場沢集落にでてすぐに鏝絵登場、これは大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 Imgp3416軒下に薪を積み上げた蔵がありました。この蔵の前には馬頭観音と千手観音、そして蔵の丑鼻には鶴亀の鏝絵(リンクをクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp3417この蔵には大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3420集落の中を上って、


Imgp3424これはまた新しい蔵。両面に鏝絵、東は大黒、西は。そしてハチマキ部にもカラフルな若葉でこちらはグラジオラスのような花が描かれています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3428珍しい八重のオダマキに思わず立ち止まり、パチリ!

Imgp3430前方左手に大泉山。この右手には小泉山があり、双方の山の頂上で行なわれるどんど火焼きのような子どもたちの行事が「火とぼし」。


Imgp3434上場沢集落を後にして県道17号(茅野北杜韮崎線)を南へ。後方は霧ヶ峰高原。

Imgp3436大日影集落着。県道沿いの蔵にある「大黒様」。


Imgp3437県道東側集落にはいってしばらく進むと双体道祖神を発見。仲良く手をつないでいてほのぼの、いいですねこういうの。


Imgp3454更に進むと立派な鏝絵蔵があります。東西の丑鼻にそれぞれ「大黒様」と「恵比寿様」。ちょうど家の方がいましたので庭に入らせてもらって虹梁の亀をたくさん配した鏝絵、その木口部には東は「牛と馬」、西は「うさぎ」を見せていただきました。牛馬は珍しい!(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3452 すぐ隣の蔵にはきれいな「月に亀」がありました。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)Imgp3456引き返して先ほどの蔵の前で集合写真

 

Imgp3459下見ウォークでは気づかなかった鏝絵も発見、こちらは「大黒様」。

 

Imgp3462大日影集落を後にして県道に戻ります。



Imgp3467県道沿いで目にする大きな土偶の像。ここは体験工房のようなものでしょうか。建物の軒下にはこんなものも。(写真をクリックしてご覧ください)

 

Imgp3469御作田集落にはいりました、ここは「鶴と亀」。


Imgp3470お洒落な表札(?)。いいな、こういうの。


Imgp3473皆さんが見上げているのは・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)
Imgp3474 こちらは道路から遠いのだけど、・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)

Imgp3476午前の部の鏝絵は見終わり、トイレを求めて(笑)上り坂を。美事にカーブした多留姫大橋の下に、

Imgp3478目的の昼食場所:「多留姫文学自然の里」に到着。

 Imgp3484公園内で集合写真、そして午後の部スタート。

 

Imgp3485これは大きな蔵。立派な覆いが施されていると、「どんな鏝絵が?」と期待してしまいます。この蔵には大判の「鶴と亀」。(写真をクリックしてご覧ください)

 

Imgp3491この道が「火とぼしの道」。左に見えるのが小泉山。

 

Imgp3498古田の集落にはいりました、ここも鏝絵処。この蔵には東西の丑鼻に「大黒」・「恵比寿」、そして虹梁の「波に亀」、木口部分には「鶴・亀」が配されています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3499蔵の形に合わせてきれいに切りそろえられた生け垣。

 


Imgp3500火とぼしの道沿いに鏝絵蔵が2棟。こちらは「大黒様」(写真をクリックしてご覧ください)


Imgp3504こちらも「大黒様」(写真をクリックしてご覧ください)

Imgp3506この蔵は先ほど生け垣をきれいに刈りそろえてあった蔵の反対面、おなじみの「大黒様」です。


Imgp3507再び集落に入って、こちらも「大黒様」。

Imgp3509大黒様は人気No1です。


Imgp3512ちょっと肥満気味な「うさぎ」


Imgp3515ピンクのルピナスは珍しいとの声


Imgp3516小さな蔵ですが両面に鏝絵、こちらは「SA」とアルファベットは入っています。どんな意味があるんでしょうか?反対面は「波に千鳥」。(写真をクリックして反対面の鏝絵をご覧ください)


Imgp3524

こちらの蔵にも「大黒様」。古いものでしょうか、大分色褪せています。(写真をクリックして鏝絵をご覧ください)

 

Imgp3520南向き斜面に沿って家並みが続き、斜面の付け根に道路が延びています。

Imgp3530下古田にある真徳寺の立派な建物。ゴールはもうすぐ。

 

Imgp3532ユニークな形の「にゅう」が3体。おもしろい。

Imgp3540着きました、ゴールの理科大バス停。余裕を持ってウォークを終わることができました。

ほぼほぼ緩やかな下り坂の今回のコース、ゆったりと完歩することができました。風もないおだやかな日でよかった。参加のみなさん、ありがとうございました。またサブのMさん、お世話になりました。