月別アーカイブ: 2025年7月

尾瀬沼の夏を満喫する

八ヶ岳歩こう会の例会「尾瀬沼の夏を満喫する」ウォークに行ってきました。山小屋宿泊も初体験です。

この日は貸し切りバスで朝5:30小淵沢出発、途中もう一つの集合場所:甲府駅からの参加者を加えここの出発は6:30。今回は福島県側から尾瀬に入るため中央道、圏央道、東北自動車道を経由。途中では大雨のところもありましたが「尾瀬は晴れているってよ」とのネット情報に安心しながらすすみ西那須塩原ICからは一般道を100km超、御池駐車場に着いたのは午後1:30。8時間かかってやってきました。

 

Imgp5309ここから歩行開始地点の沼山峠まではシャトルバス利用です。珍しい電気自動車のシャトルバスの前で一枚。


Imgp5314シャトルバス終点から歩き始めました。ここから80m上って120m下り、宿:長蔵小屋を目指すのが本日の予定。ひたすら木道を上り続け、やっと下り始めました。


IMGP5315この峠越えの木道脇でまず登場したのはこの花、ゴゼンタチバナです。大きく広げた5枚の葉の中心部に咲く小さな白い花。


Imgp5316峠を越えてすぐに休憩スペースがありました。一休みしてまた出発、もうこれからはひたすら下りです。

 

IMGP5317ハナニガナかな?


Imgp5323緩やかに下る木道を快調にすすみます。


Imgp5324これはシラタマノキ。 このあたりで雨が降り始め、急いで雨装備。

まもなく林間を抜けて大江湿原へ、ニッコウキスゲの群生が広がっていて感動的でした。4:00までにチェックインしなければならないとのこと、雨の中をひたすら長蔵小屋を目指します。着いたところでちょうど雨もやみました。濡れた着衣を着替えて山小屋の早い夕飯までまだ1時間超、そこで宿で長靴を借りて周辺を散策。


Imgp5341山小屋の前にもニコウキスゲ


Imgp5344これが長蔵小屋、築百年。


Imgp5347ヒメサユリが綺麗に咲いていました。


Imgp5354山小屋の裏はすぐに尾瀬沼、絵になる風景です。


Imgp5360来た道を引き返して大江湿原へ、改めて花を撮りました。

Imgp5366枯れ木が立っているのも絵になる。


Imgp5370木道を取り囲むニッコウキスゲ、そしてコバイケソウ。


Imgp5373ハクサンチドリ


Imgp5381尾瀬沼でお馴染みの風景


Imgp5386コバイケソウ


Imgp5390ヒオウギアヤメ


Imgp5399小屋に戻るともう夕飯まで待ちきれない人たちがフライング。


Imgp5407始まりました、山小屋の夕食。カンパ~~~イ!


Imgp5412夕食の後も夕暮れまではまだ時間が。そこで三人でもう一度大江湿原へ、看板の前でポーズ。

Imgp5414ミズチドリ


Imgp5422談話室では消灯(9:00)近くまで笑顔。

眠ったのはちょうど屋根裏部屋。深夜に雨が本格的に降って、大きな雨音に明日への不安な気持ちも抱いたのですが、幸い朝には雨がやみ歩行には問題なさそうです。


Imgp5427 朝は7:00集合・スタート

Imgp5433大江湿原を横断して山道へ

Imgp5434林間で木道脇で目にした葉はハリブキ、印象的。

Imgp5440立ち止まって草花に注目


Imgp5447浅湖(あざみ)湿原

Imgp5448面白い形の植物。これは花、それとも実?


Imgp5452

Imgp5454ギンリョウソウ。光合成をせず、他の植物から栄養をもらっているらしい。

Imgp5461


Imgp5466目的地沼尻までくり返し小さな湿原が登場します。

Imgp5468

Imgp5472シャクナゲはほぼ咲き終わっていたのですが、まだ咲いているのを発見。


Imgp5481沼尻平にはいりました、これは山側風景。


IMGP5484

Imgp5488タテヤマリンドウとそのつぼみ

Imgp5491キンコウカ


Imgp5492モウセンゴケ。これは食虫植物。


Imgp5499沼尻休憩所は小屋の前に広いデッキとベンチがあり、景色を眺めながらゆったり。


Imgp5501こちらは山側。この木道を進むと尾瀬ヶ原に出られますが、今日はここまで。来た道を引き返します。


IMGP5502トキソウ

Imgp5505エンレイソウのつぼみかな?


Imgp5510再び大江湿原に戻りました。あとは昨日来た道を帰るのみ。


IMGP5511これでニッコウキスゲ群落ともお別れ

沼山峠からシャトルバス終点までは細かい段々になった木道、こんなに長い上りを歩いたんだと感心しました。「歩き始めは坂も苦にならなかったんだな~。」

すぐに乗車できるシャトルバスがあり、御池駐車場に戻ってから宿で用意していただいたおにぎり弁当に対面。おにぎり2個に唐揚げ・サバ・タクアンがついて嬉しい内容でした。

御池駐車場からまた貸し切りバスで帰路につきました。往きとほぼ同じ8時間、小淵沢についたのは午後9:30。

と言うわけで遠い遠い尾瀬、念願の尾瀬を歩いてくることができました。充実した二日間、企画・下見・運営等々ご苦労いただいたリーダーさん、サブリーダーさん、歩き終わったら解散ではなく歩行後も山梨に帰着するまでの気を抜くことの出来ない長い時間。更に更にマイカー現地に行き一泊の下見をされたとか。お陰で楽しい尾瀬ウォークを味わうことが出来ました。ありがとうございました。

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6月の読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1242
ナイス数:11

藍を継ぐ海藍を継ぐ海
読了日:06月27日 著者:伊与原 新
ケインとアベル 下 (新潮文庫 ア 5-4)ケインとアベル 下 (新潮文庫 ア 5-4)
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読書メーター

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「今月の一曲」更新しました(7/4)

「今月の一曲」を更新しました。

今回は黒人霊歌「漕げよマイケル」、梨大合唱団の男声メンバーによる男声四重唱です。
当時、梨大合唱団では大学の長い夏休みに入る時期に「小演奏会」と称して団内発表会を行ない、全体合唱の他に学年・男声・女声など小グループに分かれて互いに演奏を聴き合う会を行なっていました。男声も気の合うメンバーでカルテットを組み四重唱を楽しみました。これはその小演奏会に向けて団の練習場である教室に夜集まっての練習の一コマ。

下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。

今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=591

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梨大合唱団OB・OG会2025

6月28・29日に山梨大学合唱団OB・OG会が開催されました。コロナ明けの一昨年に4年ぶりに再開したこの会、3年連続でここ河口湖畔の合唱専門合宿施設での開催です。この日集まったのは28名で現役時代にご指導いただいた先生のご家族を交えての会となりました。

 

OB・OG会1

最初は先生のお嬢様:Mさんのリードで分離唱・カデンツとすすみ、歌い始めたのは讃美歌3曲。

ガリラヤのうみべ
主よこころみ
しずけきいのりの

OB・OG会2集まった面々、歌っている様子はこんな。こちらは女声パート。

OB・OG会3

そしてこちらは男声パート。

 

OB・OG会4続いては我々としては学生時代以来初めて唱う

アルカデルトのアヴェ・マリア

約50年ぶりに歌う曲、改めてピアノを弾いてもらっての各自のパートを再確認、そしてもちろんピアノを離れて(ア・カペラ)。続いてフォーレのレクイエム、この曲は1974年に唱った曲。このOB・OG会で3回にわたっておさらいし、今回は1回通して唱ってみました。

 

OB・OG会5

4曲目「ピエ・イェス」はソプラノソロの曲、今回はYさんによるソロ、立派!

 

OB・OG会6

休憩の後は学生指揮経験者が次々と登場。時間の関係で3曲ずつで、まずはOさん指揮による

光のお宮
草原の別れ
緑の森よ

続いて幹事のKさん指揮で(写真は撮り忘れてしまった)

夏の夕べ
はるかに
われは幼く

OB・OG会7

ずっと若返ってもう一人のKさん指揮

希望のささやき
すすき
ゆけどもゆけども

OB・OG会8

最後はTさん指揮で

よしきり
背くらべ
夕焼雲

OB・OG会9

夕焼雲のソロはKさん

 

OB・OG会10

一日目の合唱が終わったところで先生の奥様を囲んでしばしの歓談。今年は米寿を迎えられるとのことで、誕生日には少し早いのですが

ハッピー・バースデイ

でお祝い。

 

OB・OG会11

この日の宿泊は15名、昨年と比べると大分少ないのですが、お陰で一人一人とゆっくりおはなしすることができました。夕食・懇親会は食べるのと話すのに夢中でついつい撮らずじまい。懇談のあとはやはり唱い始めます。で、今年は打ち合せ会であわよくば唱ってしまうという我々この会の幹事6名で讃美歌を2曲披露。

しずけきいのりの
いつくしみふかき

それから写真の通り宿泊の男性8名で男声合唱

Adoramus Te
夏の夜の※
すすき
すすめ我が同胞よ

混声合唱も唱ったのですが曲目は思い出せないな。しばらく唱った後はまたお酒を飲みながら歓談、で男性諸氏は午前1:30まで。

翌二日目も朝食の後午前中2時間やはり唱いました。この日もまずは分離唱・カデンツ、そして唱ったのは以下の曲(ちょっと記憶はあやしいが)。この部分のリードは指揮経験のない幹事である私の初体験です。

しずけきいのりの
よはふけわたりぬ

幹事:Kさん指揮で

いつくしみふかき
みたまなるきよきかみ
すすき

別のKさん指揮

ナルドのつぼ
ガリラヤのうみべ
よしきり

元学生指揮者の参加が少ないこの日引っ張り出されたのは元音楽の先生のSさん

三匹の蜂
赤い靴
青い小鳥
汽車ぽっぽ

最後は幹事でもあるKさん指揮で

洗濯ばあさん
神ともにいまして

この後昼食をとって散会となりました。
二日間よく唱いました。学生時代のようなハーモニーは望むべくもありませんが、それでも無伴奏で何十曲と楽しく唱い続けられる幸せを感じることができました。また次回も楽しく集まれることを願っています。

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