昨日、長坂で開かれる「清春四季の郷ウォーク」に参加してきました。新型コロナ感染者数増の中のためか参加者は40名くらい、こじんまりとしたウォーキング・イベントでした。
長坂「森林公園」発着の林の中も多いコース、暑い時期ではありますが楽しいコースでした。
途中、キツネノカミソリの群生地があり今がちょうど満開、いいときに見ることができました。この花は彼岸花の仲間なのだそうです。
そういえば林の中の群生の様子、彼岸花に似ています。
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昨日、長坂で開かれる「清春四季の郷ウォーク」に参加してきました。新型コロナ感染者数増の中のためか参加者は40名くらい、こじんまりとしたウォーキング・イベントでした。
長坂「森林公園」発着の林の中も多いコース、暑い時期ではありますが楽しいコースでした。
途中、キツネノカミソリの群生地があり今がちょうど満開、いいときに見ることができました。この花は彼岸花の仲間なのだそうです。
そういえば林の中の群生の様子、彼岸花に似ています。
以前書きましたが、私たちが住んでいるすぐ近くに彼岸花が自生しています。水田用水路の土手、林の中など立派な群生です。
彼岸花花盛り
http://susuki.chips.jp/?p=2150
でも葛の蔓などが繁茂して、せっかく咲いているのに見えない彼岸花も多くとても残念に思っていました。そんなことを先日おはなしを聞いた里山再生に取り組んでいるオオムラサキセンターの館長さんにおはなししたところ、その現場を見に来てくれました。
私は花のないこの時期の彼岸花の様子をはじめてみましたが、あおあおとした細い葉が元気よく茂っています。
葛も枯れて葛の葉や蔓に隠れていた彼岸花の様子もよくわかりました。この時期でも水路が隠れて見えないほど、夏の状況を想像していただけるでしょうか。
館長さんにもここの群落には感心していただき、なんとか保護活動をしたいということになりました。5月頃と花の茎が出てくる前の8月頃と2回草刈りをしたいなと。近くに農作業をしている方がいましたので話しかけたところ、水路を管轄する地域の区長さん、林の所有者など教えていただくことが出来ました。これらの方に事前に了解をいただいて、来年は活動してみようと言うことになりました。
貴重な群落自生地をよい形で育てていきたいものです。
私の地元:北杜市に「八ヶ岳歩こう会」というウォーキング・サークルがあります。年に何十回とウォーキングを企画していますが会員でなくても参加できるとのこと、以前から関心はあったのですが今回やっと参加することが出来ました。
集合場所は小海線大泉駅、駅舎の前には白樺の木が立つローカルな駅です。この日集まったのは35人、遠くからの参加者も多いようでした。集まったところでまずはストレッチ、そして出発しました。
出発して間もないころ、ここはかつての開拓地、その裏通りをひたすらのぼります。
メンバーの中には植物に詳しい人がいるんですね。道々咲いている花を教えてくれました。これはアザミのようですが、葉にとげがないのはタムラソウ。
ユニークな形のこれは黄釣船、赤い釣船草とともによく見かけました。かつて見つけたのも清里、このあたりでは多く自生しているようです。
ローカルな道が終わってちょっと広い観光道路に出ました。八ヶ岳倶楽部なんていう知られた店のある通りをのぼり続けます。
やっと登り切って視界が広がりました。ここは八ヶ岳牧場:まきば公園で昼食。
よく晴れたこの日、羊も直射日光を避け木陰に寄り添っています。
昼食後、ここからは下り道でしかも牧場脇の木陰の中の遊歩道。爽やかでこの時期に歩くコースとしては最高です。
やがて牧場脇から東沢の沢底に向かって階段を一気に下ります。沢底は道が途切れたり大変なところも少々ありましたが、やがてこの日一番の見所:「吐竜の滝」に到着。
青葉繁る岩場から湧き出した水が幾筋も流れ落ちるこの滝、小規模ながらきれいな滝です。
この滝からちょっと下ると車道に出ます。その車道をゴールに向かって、皆さん疲れながらも速い足取り。会員の方々の健脚ぶり、立派です。今回のリーダーは天皇陛下と同じお年だとか、元気ですね~。
足下の心配がなくなると道路脇の花に目がいきます。これはオカトラノオよりもずっと大きな白い房のサラシナショウマ。クサキ、シロミズヒキ等々植物学の時間でした。
再び大泉駅に戻って時刻は予定通り15時半、トータル13km、よく歩きました。決して無理のないペースで、車道を歩くとき後ろから自動車が見えると「車~!」、足場の悪いところでは「ゆっくりね~!」、急な下り坂では「間隔をおいて~!」と細やかな、でも大きな声がきこえてきます。会員の方々の心遣いがうれしいウォーキングでした。歩き終わった後の充実感もいっぱい。また参加したいですね。
桃の花を見にと新府へ出かけました。花はまだまだ咲いているのですが摘花がかなり進んで花盛りとはいえませんでした。ここは武田氏(勝頼)が最後に城を築いたところ、NHK大河ドラマ「真田丸」の冒頭に登場した新府城がそれです。山城の上に建物はないのですが、何十年ぶりかで登ってみることにしました。
城の北側には堀があり、そのほとりにはこれ「イカリソウ」がよく咲いていました。カタクリにもオダマキにもちょっと似ている花です。
城に登る道は人が歩くだけの山道、その脇にはなやかな色ではありませんがたくさん咲いていました。調べると「ジュウニヒトエ」と呼ぶらしい。ツルジュウニヒトエという外来種もあるけれどこちらは濃い色、白っぽいのは在来種のジュウニヒトエのようです。でもこの花、個体数がかなり減って心配されているようです。
山を下りて桃畑へ、桃の花のピンクとコントラストをなす菜の花が今花盛りです。
桃の花見としてはちょっとタイミングを逃してしまったのですが、おかげで道ばたの草花をゆっくりと観賞出来ました。