カテゴリー別アーカイブ: 植物:野の花

福寿草

「信濃境シダレザクラの里巡り」

に行ってきました。県境を越え長野県に入って最初の駅:信濃境。韮崎から北杜市と桜前線が徐々に北上しているなか、ここ長野県富士見町は標高が高く桜はまだしっかりつぼみ。木によってはつぼみが赤みが増してうっすらと赤く見える程度、見頃はあと10日くらいのようです。

そんなわけで表題のシダレザクラの写真は撮れず、でも道々に福寿草が咲いていました。

福寿草2

この地の人たちは好んで福寿草を植えているとのことで、沿道の家の庭にも点々と福寿草が咲いています。そして道路脇の林の中にも。

 

福寿草1

かたまって咲いた福寿草

 

福寿草5

 石垣の根元にも列をなして福寿草。

 

福寿草4

 こんな花びらの細い種類もありました。

 

 

福寿草3案内の方の説明では、福寿草は「フクジュソウ」と「ミチノクフクジュソウ」の2種類があり、後者はガクが短くレモンイエローだとのこと。どうやら本日見たのはほとんどが「ミチノクフクジュソウ」でした。

ここは確かにシダレザクラの立派な木もたくさんあります。桜の盛りの時にまた来てみたいけれど、今年は無理かな。

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福寿草

福寿草を見に行ってきました。
場所は長野県松本市四賀地区の赤怒田にある福寿草群生地。先日新聞で紹介された長野県で一番とも国内最大級ともいわれる群生地です。我が家からは高速道路を利用して1時間半ほどで着きました。東西に流れる川の南岸、河原に続く田んぼ地域から一段上に上がる広い斜面に転々と黄色い花が群生しています。

 

Imgp1121天候はよく晴れていたのですが遠くはかすんでみえる日、斜面を見上げるように、そして斜面に立つ大木もいれて。

 

Imgp1095斜面を登りながら横方向にながめました。タンポポならこんな群生もよく見かけるのですが、全部福寿草。

 

Imgp1111一番賑やかに咲き誇っているところ。ここは斜面上のほぼ平坦な場所で暖かいのでしょうね。

 

Imgp1115 アップの写真も少々。

 

Imgp1118冬を過ごして春の暖かな日差しを象徴するような黄金色、きれいです。

想像を遙かに超える広くて大規模な群生、地域の方達の保護活動のたまものです。来てよかった!

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清春四季の郷ウォーク

昨日、長坂で開かれる「清春四季の郷ウォーク」に参加してきました。新型コロナ感染者数増の中のためか参加者は40名くらい、こじんまりとしたウォーキング・イベントでした。

長坂「森林公園」発着の林の中も多いコース、暑い時期ではありますが楽しいコースでした。
キツネノカミソリ1途中、キツネノカミソリの群生地があり今がちょうど満開、いいときに見ることができました。この花は彼岸花の仲間なのだそうです。

 

キツネノカミソリ5そういえば林の中の群生の様子、彼岸花に似ています。

 

石水のヤマユリ

石水のヤマユリ1

ここは韮崎市穴山町石水。昨日のウォークで見つけたヤマユリです。道路の上側土手を草刈りしてその先木が茂っているところとの境界辺りに帯状に群生して咲いていました。道路を歩くとプーンとユリの香りが漂ってきます。

 

石水のヤマユリ2

一輪だけアップして見ました。

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ツリガネニンジン

ウォーキングの道路脇で今ツリガネニンジンの花が沢山見られます。今年は例年よりも多いような印象、天候がこの種に良かったのかな。

 

ツリガネニンジン1茎の同じところから何個もの花が着いているのが特徴。少しブルーがかった色でちょっと細長い花。

ツリガネニンジン2こちらの花はほぼ白色、形も少し違います。すぐ近くに咲いていても色や形が微妙に違っているんですね。

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八ヶ岳公園サイクリングロード

午後は雨予報もある今日、でも朝から暑い日。涼しい木陰を歩こうと清里高原へ出かけました。

 

八ヶ岳公園サイクリングロード

 

 

ここは「八ヶ岳サイクリングロード」、駅からツツジの名所:美ヶ森に真っ直ぐ登る急傾斜の道路があるのですが、その脇の林の中をくねくねとのぼる「八ヶ岳公園サイクリングロード」があります。クマザサのじゅうたんの林は高原に来たことを思わせます。

 

釣船草ここには釣船草が自生、たくさん見掛けました。不思議な形です。

 

黄釣船そしてこちらは全く同じ形で色違いの黄釣船。でもこちらはわずかに見つけただけ、野生のたくましさがちょっと控えめなのでしょうか。

1時間半ほどのウォークでした。

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4月末明野

ちょっと前、4月末に明野を歩いた時の写真です。

春モミジ

この時期から紅葉しているモミジ、鮮やか。
オキナグサ咲く姿はクリスマスローズに似ていてその一種かと思ったのですが、知り合いから「オキナグサ」と教えていただきました。鮮やかな赤と外側・茎の白毛が印象的でした。花が終わるとまた違った顔を見せるとか、また見に行ってみようと思います。

 

 

彼岸花群生地の保護

以前書きましたが、私たちが住んでいるすぐ近くに彼岸花が自生しています。水田用水路の土手、林の中など立派な群生です。

彼岸花花盛り
http://susuki.chips.jp/?p=2150

でも葛の蔓などが繁茂して、せっかく咲いているのに見えない彼岸花も多くとても残念に思っていました。そんなことを先日おはなしを聞いた里山再生に取り組んでいるオオムラサキセンターの館長さんにおはなししたところ、その現場を見に来てくれました。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a1私は花のないこの時期の彼岸花の様子をはじめてみましたが、あおあおとした細い葉が元気よく茂っています。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a2葛も枯れて葛の葉や蔓に隠れていた彼岸花の様子もよくわかりました。この時期でも水路が隠れて見えないほど、夏の状況を想像していただけるでしょうか。

 

館長さんにもここの群落には感心していただき、なんとか保護活動をしたいということになりました。5月頃と花の茎が出てくる前の8月頃と2回草刈りをしたいなと。近くに農作業をしている方がいましたので話しかけたところ、水路を管轄する地域の区長さん、林の所有者など教えていただくことが出来ました。これらの方に事前に了解をいただいて、来年は活動してみようと言うことになりました。

貴重な群落自生地をよい形で育てていきたいものです。