カテゴリー別アーカイブ: 植物:野の花

福寿草

福寿草を見に行ってきました。
場所は長野県松本市四賀地区の赤怒田にある福寿草群生地。先日新聞で紹介された長野県で一番とも国内最大級ともいわれる群生地です。我が家からは高速道路を利用して1時間半ほどで着きました。東西に流れる川の南岸、河原に続く田んぼ地域から一段上に上がる広い斜面に転々と黄色い花が群生しています。

 

Imgp1121天候はよく晴れていたのですが遠くはかすんでみえる日、斜面を見上げるように、そして斜面に立つ大木もいれて。

 

Imgp1095斜面を登りながら横方向にながめました。タンポポならこんな群生もよく見かけるのですが、全部福寿草。

 

Imgp1111一番賑やかに咲き誇っているところ。ここは斜面上のほぼ平坦な場所で暖かいのでしょうね。

 

Imgp1115 アップの写真も少々。

 

Imgp1118冬を過ごして春の暖かな日差しを象徴するような黄金色、きれいです。

想像を遙かに超える広くて大規模な群生、地域の方達の保護活動のたまものです。来てよかった!

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清春四季の郷ウォーク

昨日、長坂で開かれる「清春四季の郷ウォーク」に参加してきました。新型コロナ感染者数増の中のためか参加者は40名くらい、こじんまりとしたウォーキング・イベントでした。

長坂「森林公園」発着の林の中も多いコース、暑い時期ではありますが楽しいコースでした。
キツネノカミソリ1途中、キツネノカミソリの群生地があり今がちょうど満開、いいときに見ることができました。この花は彼岸花の仲間なのだそうです。

 

キツネノカミソリ5そういえば林の中の群生の様子、彼岸花に似ています。

 

石水のヤマユリ

石水のヤマユリ1

ここは韮崎市穴山町石水。昨日のウォークで見つけたヤマユリです。道路の上側土手を草刈りしてその先木が茂っているところとの境界辺りに帯状に群生して咲いていました。道路を歩くとプーンとユリの香りが漂ってきます。

 

石水のヤマユリ2

一輪だけアップして見ました。

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ツリガネニンジン

ウォーキングの道路脇で今ツリガネニンジンの花が沢山見られます。今年は例年よりも多いような印象、天候がこの種に良かったのかな。

 

ツリガネニンジン1茎の同じところから何個もの花が着いているのが特徴。少しブルーがかった色でちょっと細長い花。

ツリガネニンジン2こちらの花はほぼ白色、形も少し違います。すぐ近くに咲いていても色や形が微妙に違っているんですね。

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八ヶ岳公園サイクリングロード

午後は雨予報もある今日、でも朝から暑い日。涼しい木陰を歩こうと清里高原へ出かけました。

 

八ヶ岳公園サイクリングロード

 

 

ここは「八ヶ岳サイクリングロード」、駅からツツジの名所:美ヶ森に真っ直ぐ登る急傾斜の道路があるのですが、その脇の林の中をくねくねとのぼる「八ヶ岳公園サイクリングロード」があります。クマザサのじゅうたんの林は高原に来たことを思わせます。

 

釣船草ここには釣船草が自生、たくさん見掛けました。不思議な形です。

 

黄釣船そしてこちらは全く同じ形で色違いの黄釣船。でもこちらはわずかに見つけただけ、野生のたくましさがちょっと控えめなのでしょうか。

1時間半ほどのウォークでした。

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4月末明野

ちょっと前、4月末に明野を歩いた時の写真です。

春モミジ

この時期から紅葉しているモミジ、鮮やか。
オキナグサ咲く姿はクリスマスローズに似ていてその一種かと思ったのですが、知り合いから「オキナグサ」と教えていただきました。鮮やかな赤と外側・茎の白毛が印象的でした。花が終わるとまた違った顔を見せるとか、また見に行ってみようと思います。

 

 

彼岸花群生地の保護

以前書きましたが、私たちが住んでいるすぐ近くに彼岸花が自生しています。水田用水路の土手、林の中など立派な群生です。

彼岸花花盛り
http://susuki.chips.jp/?p=2150

でも葛の蔓などが繁茂して、せっかく咲いているのに見えない彼岸花も多くとても残念に思っていました。そんなことを先日おはなしを聞いた里山再生に取り組んでいるオオムラサキセンターの館長さんにおはなししたところ、その現場を見に来てくれました。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a1私は花のないこの時期の彼岸花の様子をはじめてみましたが、あおあおとした細い葉が元気よく茂っています。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a2葛も枯れて葛の葉や蔓に隠れていた彼岸花の様子もよくわかりました。この時期でも水路が隠れて見えないほど、夏の状況を想像していただけるでしょうか。

 

館長さんにもここの群落には感心していただき、なんとか保護活動をしたいということになりました。5月頃と花の茎が出てくる前の8月頃と2回草刈りをしたいなと。近くに農作業をしている方がいましたので話しかけたところ、水路を管轄する地域の区長さん、林の所有者など教えていただくことが出来ました。これらの方に事前に了解をいただいて、来年は活動してみようと言うことになりました。

貴重な群落自生地をよい形で育てていきたいものです。

東沢渓谷吐竜の滝ウォーク

私の地元:北杜市に「八ヶ岳歩こう会」というウォーキング・サークルがあります。年に何十回とウォーキングを企画していますが会員でなくても参加できるとのこと、以前から関心はあったのですが今回やっと参加することが出来ました。

東沢ウォーク1集合場所は小海線大泉駅、駅舎の前には白樺の木が立つローカルな駅です。この日集まったのは35人、遠くからの参加者も多いようでした。集まったところでまずはストレッチ、そして出発しました。


東沢ウォーク2出発して間もないころ、ここはかつての開拓地、その裏通りをひたすらのぼります。

東沢ウォーク3メンバーの中には植物に詳しい人がいるんですね。道々咲いている花を教えてくれました。これはアザミのようですが、葉にとげがないのはタムラソウ。

東沢ウォーク4ユニークな形のこれは黄釣船、赤い釣船草とともによく見かけました。かつて見つけたのも清里、このあたりでは多く自生しているようです。

東沢ウォーク5ローカルな道が終わってちょっと広い観光道路に出ました。八ヶ岳倶楽部なんていう知られた店のある通りをのぼり続けます。

東沢ウォーク6やっと登り切って視界が広がりました。ここは八ヶ岳牧場:まきば公園で昼食。

東沢ウォーク7よく晴れたこの日、羊も直射日光を避け木陰に寄り添っています。

東沢ウォーク8昼食後、ここからは下り道でしかも牧場脇の木陰の中の遊歩道。爽やかでこの時期に歩くコースとしては最高です。

東沢ウォーク9やがて牧場脇から東沢の沢底に向かって階段を一気に下ります。沢底は道が途切れたり大変なところも少々ありましたが、やがてこの日一番の見所:「吐竜の滝」に到着。

東沢ウォーク10青葉繁る岩場から湧き出した水が幾筋も流れ落ちるこの滝、小規模ながらきれいな滝です。

この滝からちょっと下ると車道に出ます。その車道をゴールに向かって、皆さん疲れながらも速い足取り。会員の方々の健脚ぶり、立派です。今回のリーダーは天皇陛下と同じお年だとか、元気ですね~。


東沢ウォーク11足下の心配がなくなると道路脇の花に目がいきます。これはオカトラノオよりもずっと大きな白い房のサラシナショウマ。クサキ、シロミズヒキ等々植物学の時間でした。

再び大泉駅に戻って時刻は予定通り15時半、トータル13km、よく歩きました。決して無理のないペースで、車道を歩くとき後ろから自動車が見えると「車~!」、足場の悪いところでは「ゆっくりね~!」、急な下り坂では「間隔をおいて~!」と細やかな、でも大きな声がきこえてきます。会員の方々の心遣いがうれしいウォーキングでした。歩き終わった後の充実感もいっぱい。また参加したいですね。