年賀状書きが完了しました。毎年恒例の版画年賀状です。来年は巳年、蛇というのはあまり気持ちよいものではなく今年は干支版画はあきらめようかとも思っていました。でもいつものように書店で図案を物色して版画に利用できそうなものを見つけました。今年も1版2色、最近は多版刷りから遠ざかっています。
月別アーカイブ: 2012年12月
12月の合唱(その②)
12月の合唱からの帰り、立川で特急を待っているとKさんと一緒になりました。梨大OBが中心になって国立で活動している分離唱に基づく合唱団「ハルモニア」があります。彼はその合唱団の中心的メンバーの一人で、月1回の集まりに長年山梨から東京へ通い続けているのです。そのハルモニア、今回の集まりは同じ日だったんですね。双方とも座席指定で車両も違ったのですが、彼のところに行ってみたところ隣席が空いていましたので甲府まで一緒に話しながら帰ってきました。ハルモニアの今回は各パート3人、いいバランスです。やはり讃美歌をたくさん歌ってきたようでした。「今回は特に集まりが良かったが、でも少人数で唱うときもまた楽しい。」とのこと、同じような気持ちです。
Kさんのところは子ども二人で、今年・来年とおめでた続きだとか。「これからお互い二人暮らし、行き来をして一緒に唱いましょう。」と言っていただきました。
12月の合唱
23日、今年最後の国分寺の合唱がありました。到着するとすぐに、「体調の悪い人とか都合の悪い人が多くて今回は少ないですよ。バスは一人かもしれません。」と。それでもS3・A3・T2・B2と10人の参加でした。まあ、少人数で唱うのもまた楽しいですね。
まずはいつもの讃美歌
しずけきいのりの
それから
みどりもふかき
この後は今回はクリスマス間近でしたので降誕の讃美歌をたくさん歌いました。
まきびとひつじを
もろびとこぞりて
ああベツレヘムよ
あめなる神には
神のみこはこよいしも
あらののはてに
いざうたえ
まぶねのなかに
ひつじはねむれり
きよしこのよる
と、こんなところだったかな。「もろびとこぞりて」は歌詞1番・2番・5番と指示がでました。「なるほど、こう唱うのか」と。4曲ほどは私を含め多くのメンバーが初めての曲で譜読み、ピアノで2回ほど一緒に弾いてもらってからア・カペラで。でも楽譜にふってある歌詞は一番だけですから、2番になると途端に心許なくなります。そこで、「一番を2回唱いましょう」と。譜読みからピアノ無しで四声でハモるまでの流れ、好きだな。初めての曲はまた新鮮です。
休憩を挟んで男声合唱。
Adoramusu te
今は若き子
うるわし五月
4人だけでちょっと不安でしたが、でも聴いている女性陣からはまあまあお褒めの言葉(?)をいただきました。
後半は、
緑の森よ
渓川したいて
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア
ラシーヌ讃歌
森の教会堂
以上、今年最後の合唱でした。
ケーキの日
里芋
讃美歌 in 珈音
「おもひでぽろぽろ」
ミュージカル「おもいでぽろぽろ」、観てきました。劇団わらび座、コラニー文化ホールにて。大ホールでしたが観客はおそろしく少なくて、せっかくの公演がもったいない。衆院選の投票日前日というのがチケットの売り上げにも影響したのでしょうか。
演劇自体は楽しく魅せてくれました。今は俳優さんの顔の脇にはマイクがついていて、無理なく歌っている感じがとてもいいですね。いわゆる歌手や声楽家との趣の違う歌、メロディーの上でしっかり語る歌。伸びやかに楽しそうに歌うことのできるこの俳優さん達、うらやましくなってしまいます。そして最後にはハピーエンド。ちょっと、ほろりとさせられました。
そういえば、以前観た「アトム」もこの劇団だとか。あれもよかったな~。
「竜馬がゆく」
以前、司馬遼太郎「坂の上の雲」を読んだがあまり好きになれなかった。あるときそんなことを話題にしたところ、「竜馬はゆく」をすすめられました。そう聞いてもすぐには読む気になれなかったのですが、最近になって借りてきて読んでいます。
やっぱり司馬遼太郎の文章、似たスタイルだなと思います。小説の中に度々筆者が登場する、なんていうのは独特の手法なんでしょうかね。そのあたりにもちょっと抵抗を感じてしまいます。でも描いている竜馬像はおもしろい、今は八巻中の六巻目まですすんでいます。もう薩長同盟も成立しましたが、これまでで最もおもしろかったところはそこではなく、竜馬に土佐への帰藩命令がくだり、その命令を受けているところです。同じ出頭命令を受けた武市半平太は襟を正して命を受けたのとは対照的に、命令の伝達士を全く相手にしない場面。痛快でした。
こういうのって庶民感覚でしょうか?
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