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分離唱の合唱 in 国分寺(3月)

国分寺の合唱がありました。集まったのは、S:2,A:3,T:4:B:3と少人数。
いつものように始めに分離唱、そして唱った曲目は以下の通りです。

前半

讃美歌

しずけきいのりの
ガリラヤの湖畔
主よこころみ
神ともにいまして
みたまなるきよきかみ
いのちのみことば
しずけきかわの

すすき
よしきり
光のお宮
われは幼く
空しく老いぬ
美しき

休憩時

Adoramus te(男声)
今は若き子( 〃 )
夏の夜の星( 〃 )
茨垣   (女声)
谷間の水車( 〃 )

後半

渓川したいて
遠くのお山
はるかに
雲雀

緑の森よ
祖母の小箱
夏の夕べ

 少人数でしたがはじめからハーモニーを楽しみました。バスには久しぶりに若者が参加、社会人となってからは思うように都合がつかないとのこと、でも幼少からハーモニーに馴染んだこの方がはいってくれるとやっぱりいいですね。男声合唱の「今は若き子」のバリトンパートはこの方のソロ、若者のつやのある声にみんな感心しきりでした。

毎回一つ新しい曲に取り組むということで今回は「祖母の小箱」に初挑戦、私もはじめてです。もちろんはじめは全パートのピアノで音とり、2度ほどピアノと一緒に唱った後はア・カペラで。チャイコフスキーの曲ですが日本的なかおりが漂う曲に感じました。

私の隣で唱っている大先輩のOさんはここの合唱で使う楽譜(讃美歌、先生の合唱曲集等々)をきれいに一つの冊子にまとめたものを見せてくれました。PCに読み取って製本用のページ構成、表紙・目次もつけて折り目のところでホッチキス止めと使いやすい冊子。普通の合唱をしている人などに声をかけて、来てくれた方に使ってもらおうと数部用意したのだそうです。すごい情熱です。

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分離唱の合唱 in 国分寺(7月)

国分寺の合唱がありました。今回はS:3,A:3,T:3,B:1、計10人。ちょっとこぢんまりでした。
唱った曲目は以下の通りです。

しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
やさしくともをむかえよ
ガリラヤの湖畔
主よこころみ
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
神ともにいまして
しずけきかわの

すすき
よしきり
光のお宮
われは幼く
空しく老いぬ
美しき

休憩時間には男声・女声合唱

野ばら(男声)
茨垣(女声)
野ばら(〃)
ロッホローモンド(〃)

後半は、

はるかに
ひばり
うぐいす
緑の森よ
森の教会堂
夏の夕べ

会員は親の介護の世代も多く、そのために欠席が続いていたWさんが久しぶりに見えました。そんなことから休憩時間にはお互い身の上話(?)を聴き合ったり・・・・、これも会員同士のつながりを深めてくれそうです(笑)。
今回は歌い慣れている讃美歌を「楽譜を見ないで」との指示で、それそれできるだけ暗譜で唱いました。楽譜を見ないからこそ集中できる部分があるように思います。.思い切って楽譜を離れるという意識、必要ですね。バスが一人だけでしたが、これは時として自分の声がむき出しでさらされるということ、恐ろしい。でも一人のときには又違う緊張感が味わえておもしろくもあります。人数は少なかったけれど皆さんよく聴き合って、少ないなりに楽しく充実したひとときでした。

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食事と讃美歌

先日、お気に入りのお店「珈音」に行ってきました。この日は今年最後の営業日、この店の人気メニューのカレーセット・飲み物付き。カレーも美味しかったですが、コーヒーも香りよく味わいました。自分でいれるのと何が違うのでしょうか?

偶然、11月の「さらりと音楽談義」で一緒になったKさんにもあうことが出来ました。音楽談義では「ゆる体操」を教えてくれましたが、その話もうかがうことができました。Kさん自身のこだわりで行き着いた健康法のようです。若い方ですが大きなもの大切なものをもっているんですね。

 

ピアノ他

それからしばらくして、12月の「さらりと音楽談義」で初めて見えた方のピアノの先生の夫妻が見えました。「さらりと音楽談義」はもともと珈音さんの紹介で私たちも参加するようになったのです。この集まりの様子を珈音さんとともにおはなししたところ、この夫妻も仲間になってくれそうです。閉店時間となり帰る間際、年末ですから『きよしこの夜』を一緒に歌おうということになりました。夫妻の旦那様はピアノ調律師だとのことでピアノ伴奏をしてくれました。そして奥様はなかなかの美声の持ち主、ソプラノ2人、アルト1人、バス1人、そしてピアノという構成で歌いました。部屋の残響もほどよいのでしょうがなかなかよい雰囲気で歌えました。その夫妻が帰られた後、珈音さんと私たち夫婦でもう一曲「神のみこはこよいしも」、これはソプラノ・アルト・バス各1名。楽譜無しでしたが楽しくハモることが出来ました。食事もコーヒーも、そして讃美歌も、満足感たっぷりの時間でした。

こうして三声で楽しむと更に欲求が出てきます、やっぱり四声で歌いたい。一緒にハモってくれるテナー、いないかな~!

クリスマス

今日はクリスマス・イブ。我が家も人並みに・・・・。

クリスマスケーキ

ケーキは家内の友人の手作りです、腕はプロ並み。商業ベースにのったものよりはるかに美味しいな。実家で母と共に夕飯とケーキでクリスマス。そして自宅に戻ってもう一度。ろうそくをともして歌いましたよ、降誕の讃美歌。男声のソプラノと女声のアルト、女性のソプラノと男声のアルト、女声のソプラノと男声テナーといろいと。男が高い声の方が実際には声が近くてよいかもしれません。ささやかなクリスマスです。

絵本の町:剣淵

18日朝、NHKテレビ「小さな旅」を見ました。今回は、

ようこそ 絵本の町へ
~北海道 剣淵町~

というタイトル。以前に映画「じんじん」を見ましたが、この映画の中に登場する町です。

絵本で町おこしをした町。子ども達が木の下に座って絵本を広げています。一人で読んでいる子、グループで一つの本を囲んでいる子、そんな光景が自然にあるようです。町立図書館:「絵本の館」は全国でも有数の絵本専門の図書館。館内では声を出して読んでいいということで、子ども同士て輪になって読み聞かせをしていました。木製の壁で小さく仕切られたコーナーには絵本を持ち込んで楽しんでいる親子がいました。

なんと言っても魅力的だったところ。農家のおじさん達が居酒屋のテーブルを囲んで和やかに飲みながら食べながら語らいながら脇のバックを開く。と、何冊かの絵本がはいっていて、その中の一冊をとりだして語り出します、「はなさきやま」。するとまた別のおじさんがちがう絵本を、なかには手ぬぐいで鉢巻きをしたジャガイモ農家のおじさんがジャガイモを題材にした絵本をやっぱり読み聞かせ。こうしておじさん達が長年にわたって互いに語り互いに聴き合って自身の読み聞かせを高めてきたのだそうです。その楽しそうなこと。

長年読み聞かせボランティアをしてきた農家の主婦の方の小六の娘さんは自分でも読み聞かせをしたいと幼稚園で読み聞かせデビュー。その前にお母さんと一緒に図書館「絵本の館」に行って二人で絵本選び、本を手にとってページをめくる度に母子が交代で声を出して読んでいる姿もよかったな。家では家族を相手に練習、お母さんからの助言。そして当日・・・・。こうして絵本の文化、読み聞かせのこころが次の世代に育っていくんだな~と思いました。

番組中で言ってました。このまちでは絵本が、読み聞かせが、「当たり前の存在としてある」と。町にすばらしい文化を育てたんだなと思います。

 

ところで、「当たり前の存在としてある」という言葉に私の中に浮かんだことがあります。聴き合って唱って生まれるハーモニーのこと。分離唱の教育で生まれるハーモニー、学校教育で耳が育った人が次々と生まれてくる。その結果としていつでもどこでも当たり前のようにハーモニー。そんなことを佐々木先生は願ったんだろうな、なんていう思い。当時先生の口から聞かれた「合唱村」、ちょうど剣淵の絵本・読み聞かせを分離唱の合唱に置き換えたような夢でした。私たちには学生時代、毎日昼休みの30分間の合唱、そして水曜夕方の1時間半、土曜午後の3時間。そんな聴き合って唱う時間が当たり前のようにありました。そういう当時当たり前だった環境も、なくなってしまって初めてその大切さに気づかされます。一緒にハモれるひとが次々と学校から生まれてきてくれたらな、とそんな願望が私の中にもあります。

高校時代に山形の高校の分離唱教育で育った方達、数年前都内での演奏会を聴いた帰りのこと、マイクロバスでの山形への岐路に退屈だろうとお酒の差し入れがあったとか。でもこの人達は山形まで唱い通したそうです。そして私たちの同窓会、次々と第二の人生の年を迎える私たちもまた「集まればハモるのがあたりまえ」なんていえないこともありません。私たちの夢も全く実現できていないわけではないのかな。

9月の合唱

国分寺の合唱がありました。

東京方面へ仕事できている度に合唱にもきてくれる梨大OBで名古屋在住のHさんが参加とのことで、私たちが佐々木家を訪問したときは早めの時間でしたがすでに讃美歌のハーモニーが響いていました。外から聴くハーモニーもまたいいものです。室内にはいると4人のハーモニーでしたが、これに私たちも加わってさらに讃美歌を続けました。

羊はねむれり
みどりもふかき
よしやよのひと
ああ主のひとみ
いつくしみふかき

さらに3名の方がみえて、今回はこれで練習スタート。S:3,A:3,T:3,B:2と今回は少なめの編成です。改めて分離唱から始めました。それからまずは讃美歌、

しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
夕日はかくれて
ガリラヤの湖畔
主よこころみ
神ともにいまして
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
しずけきかわの

佐々木先生の曲集Ⅱから、

はるかに(この曲はひさしぶり)
雲雀

で、前半終了。

休憩時間にはいつものように男声合唱、

Adoramus te
今は若き子
夏の世の星
美わしの五月

練習後半は先生の歌集Ⅰから、

すすき
よしきり
光のお宮
われは幼く

Ⅱから、

緑の森よ

そして、

渓川したいて
からたちの花
森の教会堂
夏の夕べ

最後に讃美歌、

やさしくともをむかえよ

で、練習を終えました。

今回は遅れて入った方がいましたが、分離唱をせずにいきなり唱い始めると浮き上がってしまうところがありますね。「よく聴いてくださいね」「自分の声がしっかり聞こえてしまう場合はさらによく聴いて」と再三の指摘でまたハーモニーがよくなっていきます。やっぱり分離唱の時間が大切で、これをパスしたときにはとりかえすのが大変なのだなとも認識させられる練習でした。

終了後はせっかくソリストがいるのだからと、夕焼雲(Hさんは梨大でこの曲3代目のソリスト)からはじまり、増田順平編曲集「からたちの花」に載っている懐かしい曲を数多く味わいました。8月の合唱は9日でしたから、今回はあいだが7週間も空いてしまいました。やっぱり長い間隔を空けずに唱いたいな。

ティータイムにはこの夏開かれた私たちよりも5年以上も後輩の梨大合唱団同窓会(?)が話題になりました。佐々木家の方々はこの会に参加されたとのこと、5学年くらいの方が集まり私たちの同窓会よりさらに大きな集まりでたくさんハモったそうです、うらやましい。

 

 

6月の合唱

6月の国分寺の合唱がありました。今回は、S:4,A:4,T:3,B:3となかなかバランスのよい構成でした。
練習開始はまず分離唱から、しかしこれがちょっと・・・・。つづいて讃美歌の

しずけきいのりの
ガリラヤの湖畔

小首をかしげてしまうような状態は続き、指導のMさんもハーモニーの耳をどう喚起させようかと悩ましいようすでしたが、3曲目

主よこころみ

あたりからハーモニーが落ち着いてきました。こういったところの指導、さすがです。さらに讃美歌、

しずけき河の
神ともにいまして

と、ここまでは全てC-dur(ハ長調)の曲を続けました。こういう時にCの曲を続けるのには何か意図があったのかもしれません。さらに、

むくいをのぞまで
こころのおごとに
ひとたびは死にしみも
やさしくともをむかえよ

と、ここまで讃美歌。
それからこの日は佐々木先生の合唱曲集Ⅱを先に、

雲雀
うぐいす

で前半を終了しました4。

 

休憩時間にはしばらく歓談の後、男声6人ではありましたが男声合唱を

Adoramus te
今は若き子
いとしのクレメンタイン(これはまだ2回目で不安いっぱい)

 

後半は、

渓川したいて
からたちの花
緑の森よ
はるかに

先生の合唱曲集Ⅰから

すすき
よしきり
光のお宮
われは幼く
夏の夕べ

以上で練習を終了しました。

最初はどうなるかと思ったハーモニーもキチンと指導していただいて、「ああ、こんなに変わるんだ」と、感じられるのもうれしいことです。

練習終了、一旦解散となった後残った人たちでしばらく歓談、先日の梨大合唱団OB会の写真も見ていただきながらOB会にも話が及びました。

それから最後にまた20分ほど、また讃美歌を練習で唱わなかった曲を中心に唱いました。

みかみのめぐみは
みどりもふかき
わがたましいを
ささやかなる
われにこよと主はいま
ひくれてよもはくらく
しずけきいのりの
つかれしものは

以上、よくハモりました。

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今年は、「ハモる同窓会」③

翌日は6:30起床、朝食は7:30からということでしたのでやはり朝ウォークに出かけました。JR清里駅まで上り坂、そしてそのあとは線路沿いに小淵沢方面に。涼しい清里で1時間弱、5km超のウォークでした。

朝食後、残った10人で萌木の村を1時間ほど散策。一番印象的だったのは雑木の肌や小枝を生かした、ソリをひくトナカイ。折角ですからここで記念写真。

萌木の村1

トナカイは先頭が大きく、だんだんと小さく作ってあり、遠近感を演出していました。
周辺の建物のバルコニーや窓々には花がきれいに飾ってあります。こういう演出は観光地ならではでしょうか。
萌木の村2 萌木の村3

それから遊歩道脇のアート。様々にリスがあしらってあり気に入りました。
萌木の村4 萌木の村5

ウォークの後残ったのは7名、ちょっと離れていますがカレーの美味しい「珈音」さんに足を伸ばして昼食。かつての録音をBGMとして2時間ほどのゆったりした時を過ごして解散しました。

 さすがにこの日は寝不足もあり唱いませんでしたが、今回のOB会、今までになくうれしい響きに触発され参加した皆さんもかつての情熱が戻ったかのようによく唱いました。初めの分離唱・カデンツと耳をすましてのハーモニーから、唱っていくと徐々に耳がおろそかになっていくのは避けられません。でも私達の願いの「ハモる同窓会」、今年は実現できたかな。久しぶりに再会する人たちで40年も前に唱ったア・カペラ曲を何十曲と唱えるのもハーモニーの中で唱っていたからこそなのでしょう。学生時代に当たり前のようにあったハーモニーのある生活、それから遠ざかった今もこうして集まりハモれることはうれしいことです。

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今年は、「ハモる同窓会」②

さて、本来のメインイベントの夕食会です。最上学年の方の音頭で乾杯などちょっとしたセレモニーのあとしばらく歓談、そして恒例になっている参加者個々の近況報告。これがまた長くなるんですよね、進行係としては長くならないようにとちょっとは釘をさしておくのですが。全員が定年退職年齢を過ぎていますが、仕事のこと、家族のこと、音楽その他趣味のこと、それぞれが抱えている健康上のこと、健康法等々話し出すと止まりません。でも夫妻(団内結婚)で参加の二組は一緒に話してくれて、これで進行におおいに貢献していただきました。先生のご家族にもおはなししていただき、それから持参した当時の写真がまわってきたり、娘さんの仕事の関係でこの時期には珍しいブドウ(巨峰かな)が配られたり、2時間半ほどのなごやかな楽しい時間でした。

そしてまた唱いはじめました。もう一人の当時の学生指揮者Aさんのリードです。数曲唱って最後の曲はやっぱり讃美歌「夜はふけわたにぬ」。宿泊せずに帰る方はタイムリミットとなり、みんなで庭に出てお見送りして夜10時。ここで一旦各自宿泊室で就寝の準備を整えて(ここはこれがセルフサービス)また集合。

男声が6人ほど戻ってきたところで男声合唱がはじまりました。

Adoramus Te
夏の夜の星
今は若き子
すすき
聖なる心にのみ
Aura Lee
進めわが同胞よ
Standchen
Zum Sanctus

これで用意した男声合唱の楽譜全曲、途中から宿泊する男声が全員揃って9名で唱いました。それから女性も集まってきてまたまた混声、唱いはじめました。12時頃一旦お開きとして楽譜を回収しマイカーに積み込んでしまいました。このあとは残りたい人が残って酒を酌み交わしながらの歓談の時間かと思っていたのですが、楽譜がなくなっても「こんな歌があったよな」、「こんな風な曲、どんなだっけ」なんて言いながらまた唱い出すのです。結局一旦しまった楽譜をまた持ち出して1時すぎまで。

OB会4

これはその午前様の風景、まだ楽譜を手放せずにいます。最後は「オレもう駄目、先に寝る」という人が一人出たところで本当のお開きとなりました。

どこでどの曲を唱ったか、記憶が定かではないのですが、「これは唱ったな」という曲はこんなところかな。

よろこびの歌
今様
荒城の月
浜辺の歌
背くらべ
汽車ポッポ
叱られて
洗濯ばあさん
中国地方の子守歌
埴生の宿
平城山
はるかな友に
待ちぼうけ
山河抄

以上、用意した楽譜ア・カペラ曲ばかりの61曲中57曲、よく唱いました。

今年は、「ハモる同窓会」①

毎年恒例となっている梨大合唱団OB・OG会が先日開催されました。今年は山梨県北杜市清里に会場を移しての開催です。何と言っても宴会場にグランドピアノがあること、そして窓は二重サッシでこの部屋が夜遅くまで使えるのです。「歌う同窓会にはぴったりの会場」と、ここに決めました。

さらに今年は恩師:佐々木先生の奥様と国分寺の合唱の指導者でもある娘さんにも参加いただきました。残念ながら先生のご家族は日帰り、そこで今年は「午後4時には唱いはじめましょう」とその時刻に集まったのがこの人数。いつもは集まったところで楽譜の差し替えをするのですが、今年はその時間を節約しようと楽譜の準備は終えてきたのです。このように座卓の上に小皿・箸・おしぼり・カセットボンベなどが並べられて配膳を待つ会場で唱いはじめました。
OB会2

はじまりはもちろん分離唱。そのスタートは佐々木先生の娘さんにリードをお願いしたのですが、まずは当時幼年だったMさんが国分寺の合唱では今指導者であることを紹介しました。分離唱の時間もいつもの指導に比べてたっぷり時間をとったように思います。そしてカデンツ。ウーン、なかなかいい響き。それから讃美歌を唱いはじめました。先生が梨大に見えて一番最初にやった讃美歌「ガリラヤの湖畔」、こうして曲になってもかつての響きを思い起こされるものでした。つづけて、

主よこころみ
しずけきかわの
むくいをのぞまで

ここからは用意した曲集を順に、

みどりもふかき
ゆけどもゆけども
しずけきいのりの
いつくしみふかき
つかれしものは
主よみもとに
かいぬしわが主よ
夕日はかくれて
ナルドのつぼ
神ともにいまして
みたまなるきよき神
こころのおごとに

OB会3

会場の配膳が始まりましたので、邪魔にならぬようにとこんどは庭に出て唱うことにしました。とにかく屋外でもどこででも唱った私達の合唱団です。お空の下で唱うのは最高です。ここで当時の学生指揮者:Oさんにリードを交替していただいて、まずは愛唱歌から、

夏の夕べ
ともに手をとり
元気に笑え
草原の別れ

代々唱い継がれた

光のお宮
よしきり
われは幼く

それから、

三匹の蜂
君を去りて
霜のあした
緑の森よ
青い小鳥

といったところ。

 

OB会1

同じ施設にこの日宿泊の若者の団体が前方の建物を出入りするのですが、そんな若い女性が数人玄関前の私達のところに向かって下りのスロープになっているところに座り込んで私達の合唱を聴いてくれたりして、こちらもちょっぴりいい気分。宴会開始時刻を30分ほどオーバーして約2時間唱ってしまいました。そして食事前に屋外で記念撮影。このとき既に参加予定21名中20名が集まっていました。

ところで、写真で皆さんが胸に掛けている白いものが見えますか。当時幼少だった佐々木先生の娘さんにメンバーの名前がわかるようにと、国分寺の合唱のメンバーでもあるEさんが名札を作ってきてくれました。当時は合宿というとこういう名札を用意して胸に掛けていたので、これもまた懐かしさも感じる先輩の粋なはからいでした。

OB会5