中学時代に音楽の授業を教わった先生は数学の先生でした。田舎の小さな学校では音楽の専科の先生なんていなかったんですよね。今考えると、この先生の音楽の授業はかなり我流だったと思います。民謡なんか口移しで教えてくれました。
「南部牛追い歌」・「ひえつき節」
なんかが記憶に残っています。それから韓国民謡の「アリラン」なんかも。
教科書に載っていた曲で「星の界」というのがありました。きれいなメロディーが印象的で、私を含め周囲の人達も好きになったようすでした。
月なきみそらに きらめく光
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合唱で歌ったわけではないんですけどね。楽譜もそうではなかったな。
先日、2月の合唱の集まりの残った人達で最初に唱った曲が「いつくしみ深き」。このメロディーは「星の界」と同じで、学生時代はじめてこの讃美歌を唱った時は驚いたものです。いまではハーモニーの響きで歌うこの曲しか考えられないのですが、昔歌った記憶は単旋律でも不思議ときれいなハーモニーで唱ったような感覚で記憶しているものですね。
その2月の合唱もよくハモりました。このところの国分寺の合唱、かなりの充実ぶりです。