月別アーカイブ: 2018年3月

甲州街道を歩く(第1回)

八ヶ岳歩こう会20周年を記念しての企画、

 旧道を歩く・・・甲州街道ウォーク
日本橋 ~ 下諏訪宿

 という企画があります。この3月から始めて来年10月まで、月1回15~20kmのウォークを積み重ねて甲州街道を制覇しようというものです。

 

その甲州街道ウォークの第1回目、日本橋~下高井戸宿17kmに参加してきました。午前10時集合のためにはこちらを6時前の電車(普通)、さすがに朝もちょっとつらいですね。

 

Imgp9037東京駅で下車して徒歩で日本橋へ。見えてきました日本橋(の上の高速道路)、高架の側面に日本橋の看板。

 

IMGP9042-2日本橋というと浮世絵か何かの木造の太鼓橋をイメージしますが、現在の日本橋はこんな石造り、歴史の中で何度か焼け落ちて今の姿になっているようです。これもまた味わいのある姿ですが、折角のこの名所も高速道の高架の下で「日陰者」です。

 

Imgp9039東京の桜はもう満開。駅を下りたところから道々に桜が、華やかです。
しだれ桜の下の橋の親柱の装飾もなかなか。

 

 

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Imgp9047

  右は日本の道100選の顕彰碑、ここが各街道への起点です。

 


Imgp9053日本橋は手狭なため開会セレモニーは皇居前広場噴水公園、ということで受付をすました人から数グループに分かれて移動。私達は先発隊で移動したのですがなぜか東京駅まわり、後発のグループとの時間調整?

 


Imgp9058この日は皇居の中が一般公開されるということで、ものすごい人、人、人。ということでDJポリスも3カ所に。これも東京の名物、カメラに納めなくっちゃ。

 

 

Imgp9059芝生の上で開会セレモニー。このウォーキングに集まったのは何と130人。ユーモアも交えての開会の挨拶、それからストレッチをしてスタートです。

 


Imgp9063まずは皇居の堀端を半周、新緑の柳の並木、向こうに見えるのは桜田門。

 


Imgp9065皇居の道向かいには法務省赤レンガ棟

 

Imgp9068国会議事堂が見えたといってカメラを向けるのは「おのぼりさん」?

 

Imgp9069堀端は満開の桜

 

Imgp9070憲政記念館三権分立の時計塔。三面に時計があるらしい。

 

Imgp9071半蔵門です。いよいよ皇居とはお別れ。

 

Imgp9072この日一番のお気に入りはこれ、麹町4丁目交差点の「夏の思い出」というブロンズ像です。釣りをしている少年の像なのですが、なぜか消防服。どうやら度々の着せ替えがあるらしいのです。かわいい像とそれを大切にしている人たち、ほほえましいです。

 

Imgp9075四谷駅の上を通過

 

Imgp9076四谷見付橋にはこんな親柱も

 

Imgp9077四谷消防署・消防博物館の建物、独特の雰囲気です。

 

Imgp9078昼食場所:新宿御苑が近づいてきました。交差点に「日本橋から7km」の標柱、疲れもでてきているみんなから、「え~、まだ7km!」の声。

 

Imgp9083着きました、新宿御苑。芝生の上で昼食です。
入場料を払って昼食だけではもったいない感じも、でもここもすごい人混み。

 

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 エネルギーを補充して、またスタート。新宿御苑北端の玉川上水・内藤新宿遊歩道、木陰で気持ちいい。でもこの水はこの下を通る地下トンネル(自動車道)にわき出る水なのだとW博士からの説明がありました。

 

Imgp9087新宿駅です

 

Imgp9088いたるところで桜が満開、ここは文化学園まえです。

 

Imgp9094ハナカイドウ(?)の花

 

Imgp9096甲州街道と並行している「玉川上水旧水路緑道」をできるだけ選んで歩きます。歩きやすいルートのプランニングが嬉しい。

 

Imgp9098高速新宿線の高架をみながらすすみます。

 

Imgp9099ここはキンモクセイの並木、めずらしい。

 

Imgp9100手打ちうどん屋さんの店頭にこんな看板。おいしいんでしょうね、きっと。

 

Imgp9104幡ヶ谷の道供養碑、道祖神のようなものでしょうか。私達もお参りしました。

 


Imgp9106玉川上水路がここだけ顔を出しているのだそうです。

 

Imgp9108明治大学前

 

Imgp9114この日の終着点:下高井戸に到着しました。記念写真撮影も。ここで解散式、来月の第2回はここがスタートです。

 

今回は桜満開の中での都心ウォーク、都心を自分の足で歩いたという充実感はなかなかいいものです。すごい人混みの中の「東京の花見は大変だな」という思いも。参加者も多い中、運営サイドも大変そうです。スタッフの皆さんご苦労様でした、そしてありがとうございました。

 

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「親鸞-激動編」 上・下

親鸞-激動編「親鸞-激動編」 上・下
五木寛之
講談社

激動編は親鸞が越後での流刑が解かれるところから。前半は親鸞の信心よりもむしろ外道院の生き方が個性的です。後半は妻:恵信の郷越後をはなれて関東へ、京都時代の旧知の人物も親鸞の協力者として何人か登場、徐々に念仏がひろがっていく様子を物語っています。黒念仏と白念仏、ちょっと話を作りすぎてしまった感じもします。まあ、そのあたりは作者も「あくまでも小説として読んでいただきたい」と書いていますね。親鸞の穏やかな語り口も印象的でした。

完結編も読まないわけにはいかないな。

「野に出た小人たち」

野に出た小人たち「野に出た小人たち」
メアリー・ノートン
林 容吉 訳

「床下の小人たち」の続編です。長く続いた大きな家であぶり出され捕らわれてしまいそうな危機を脱出して、野に出て新しい生活をはじめるアリエッティの一家。(大きな)人間の暮らしに寄り添い頼っていた生活から新たな生活へ、野生児的な小人の少年も登場、またまた大変な危機も訪れますが・・・・。

この巻では小人たちの人間との距離も少し近づいてきているようです。まだまだ話はつづくという終わり方、続々編も読んでみようと思います。

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「西郷どん」(上・下)

西郷どん「西郷どん」(上・下)
林真理子
角川書店

この前、葉室麟さんの「大獄 西郷青嵐賦」を読みましたが、今度は今年放送しているNHK大河ドラマの原作です。京都市長となった西郷さんの子:菊次郎が部下のために父を回想し物語っている形ですすみます。

上巻は西郷さんの若き日の活躍と藩主斉彬の急死、西郷失脚遠流、流罪が解かれるまで、ちょうど葉室さんの本と同じ流れです。人物像はていねいに描いていますが、時代の寵児としての活躍はサラッと書いている印象でした。下巻はいよいよ維新への激流、新政府誕生、そして西南の役まで。やはり駆け足のようにも感じます。ページ数がちょっと足りないかな。でも展開が速く、先へ先へと読み進めてあっという間に読了でした。

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「親鸞」 上・下

親鸞「親鸞」 上・下
五木寛之
講談社

「親鸞」という名を目にすると読みたくなってしまいます。久々の宗教色の強い作品です。「易行道」とか「悪人正機説」とか、独特の思想をよく物語にしたものだなと思います。でもそのために極端な悪人も話の中で作り上げている感じもします。

ここでは親鸞の少年時代から出家、念仏門へ、そして越後へ遠流となるところまで。展開が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。続編も楽しみにたいと思います。

分離唱の合唱in国分寺(3月)

3月の国分寺の合唱がありました。毎月参加しているのですが、久しぶりの報告です。今回はS:3、A:5、T:3、B:2という編成

予定の時間に集まりが若かったので、まずは讃美歌を1曲「いつくしみふかき」。これが終わったところで全員集合、改めて練習が始まりました。まずは分離唱、そして讃美歌。

しずけきいのりの
しずけきかわの
ガリラヤのうみべ
主よこころみ
かみともにいまして
かいぬしわが主よ
ゆうひはかくれて
やさしくともをむかえよ
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
みたまなるきよきかみ
いのちのみことば

佐々木先生の合唱曲集Ⅰから

すすき
よしきり
光のお宮
我は幼く

休憩時には男声合唱と女声合唱

Adoramus Te
今は若き子
夏の夜の星
谷間の水車
水車
茨垣

後半は合唱曲集Ⅱから

空しく老いぬ
美しき
はるかに
雲雀

緑の森よ
はるかに
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア

最後に

夏の夕べ

で練習を終えました。今回はかつての先生のお弟子さん(女性)が一人参加してくれました。男性が少なめでしたが、充実した練習でした。

練習後も残ったメンバーで讃美歌をたくさんうたってきました。月一度のハーモニーの時間、うれしい一日でした。

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2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1574
ナイス数:23

西郷どん! 上製版 前編西郷どん! 上製版 前編
読了日:02月27日 著者:林 真理子
床下の小人たち (岩波 世界児童文学集)床下の小人たち (岩波 世界児童文学集)
読了日:02月21日 著者:メアリー ノートン
創業家に生まれて 定食・大戸屋をつくった男とその家族創業家に生まれて 定食・大戸屋をつくった男とその家族
読了日:02月16日 著者:三森 智仁
キラキラ共和国キラキラ共和国
読了日:02月15日 著者:小川 糸
身体に無理なく痛みがとれる自然形体療法のすべて―現代医学の常識を打ち破る治療革命!身体に無理なく痛みがとれる自然形体療法のすべて―現代医学の常識を打ち破る治療革命!
読了日:02月13日 著者:渡辺 葉子
大獄 西郷青嵐賦大獄 西郷青嵐賦
読了日:02月02日 著者:葉室 麟

読書メーター

「今月の一曲」更新しました(3月)

月が変わりましたので、「今月の一曲」を更新しました。春らしい曲ということで今回は

「洗濯ばあさん」

梨大合唱団、佐々木先生による指導1年目の演奏会での録音です。

下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。

今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915