「高尾山から相模湖駅・青春トレッキング」
に行ってきました。
穴山発が7:15分、遠くのイベントに参加するのは朝早くてちょっと大変です。高尾で京王線に乗り継いで、ここ高尾山口駅に10時集合。この日の参加は21名でした。
この石畳の道をしばらく歩くとケーブルカーの駅につきます。
私の学生時代、初めての東京公演が新宿で開かれましたが、このときは前日に高尾山のユースホステルに泊まり、翌午前中にケーブルカーで高尾山に登って散策。それから京王線で会場の新宿に向かったのでした。そんな四十数年前とはこのあたり全く様変わり、賑やかになったものです。そのユースホステル、平成のはじめに閉館・取り壊しになっていたのですね。
ケーブルカーの駅舎入り口を見上げると立派な天狗面が!
駅の中、車両もカラフルです。
この後高尾山駅で降りたところでリーダーのお話、そして集合写真。たまたま撮影を頼んだ方は会員外参加の方でした。
いよいよウォーキングスタート。林の中の歩道の道々にはみやげ店や休憩所が風景を損なわずに散在しています。
赤い灯籠が立ち並んでいるのもまたいい。
急な石段を登って、
薬王院の山門へ。
両側には赤と青に塗られた仁王様が、
庭にはいると天狗とカラス天狗。
更に又石段を登ります。
本堂には精密な彫刻
こちらは極彩色
薬王院を過ぎると上り下りの尾根道が続きます。
こんな立派な根本の間も抜けていきます。
着きました、高尾山頂。
展望が開け、周囲の山並みが見渡せます。快晴とは言えませんでしたがうっすらと富士山も見えます。
更にまた、上ったり下ったりの連続。歩道はよく整備されていて、ご覧の通り木材を使った階段状の所もたくさん。この階段が各自の歩幅には合わないんですよね。有り難いような有り難くないような・・・・。
途中、こんな茶屋も。
また下り、疲れてくるとこれも結構きつい。
アザミは度々見かけました。
山頂到達直前の彼岸花の群生。
着きました、小仏城山山頂。ここで弁当をいただきました。さすがにメジャーな山、山頂はこんなに賑やかです。
大きな天狗の彫り物。薬王院にも天狗がいましたし、ケーブルカー駅の壁にも。高尾山と天狗、何かつながりがあるんでしょうか。
昼食後、ここからは相模湖方面に向かって一気に下ります。
山頂から高尾山口側は歩道もよく整備されて人も多いのですが、こちら側はほとんどが土のままの登山道。私たちのグループ以外に合ったのはほんの数人です。
登りはケーブルカーで一気に二百数十メートルを上ったのですが、こんどは全て自分の足。疲れた足に下り坂はまたきついですね。
出ました、山のふもと。中央高速道路が見上げられます。
でもまだ一つ谷を越えなければなりません。はるか下に見える吊り橋まで下って、その後はのぼり。
橋の上では何人もの釣り人が糸を垂れていました。確かに「釣り橋」だ~。
やがて見えてきた相模湖ダム、歴史を感じますね。
先日の台風の影響でしょうか、ダム湖にはおびただしい流木。
着きました、終着の相模湖駅。予定より30分ほど早く。
みなさん口々に
「きつかった~。」
でも高尾山口から相模湖まで抜けてきた達成感はなかなかのものです。
「完歩バンザ~イ!」