曲目は「夕焼雲」。山梨大学合唱団1973年、佐々木先生の指導の下はじめての演奏会のもの。思い出深い曲です。
下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。
今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915
(65.7k)
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曲目は「夕焼雲」。山梨大学合唱団1973年、佐々木先生の指導の下はじめての演奏会のもの。思い出深い曲です。
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1月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2170
ナイス数:13
お探し物は図書室まで
読了日:01月24日 著者:青山 美智子うさぎのみみはなぜながい (日本傑作絵本シリーズ)
読了日:01月19日 著者:北川 民次八ヶ岳・やまびこ不動産へようこそ (祥伝社文庫)
読了日:01月19日 著者:長田 一志トコトンやさしい水の本 (今日からモノ知りシリーズ)
読了日:01月18日 著者:谷腰 欣司よくがんばりました。
読了日:01月14日 著者:喜多川 泰回帰 警視庁強行班係・樋口顕の感想
樋口の出身大学の近くで爆発事件が起きた。上司天童管理官の下にはテロの予兆との情報もあり、公安部と一緒の指揮本部が立ち上がる。参考人への人権も考慮したい刑事部と強行さの潜む公安部の姿勢の違いや情報の共有面で信頼関係を築きにくい中で、歩み寄りを見せながら捜査がすすんで行く。一方で大学生の樋口の娘はバックパッカーとして海外を旅行したいと言いだし、その対応にも悩んでいる樋口の庶民的な心理を描きながら事件の核心に迫って行く。今回も面白い作品でした。
読了日:01月09日 著者:今野 敏零から0への感想
昭和20年初冬、19歳の松岡聡一は鉄道技術研究所に就職した。父を戦争で亡くし、自身は視力がもとで戦争に行けなかったことを心の傷としていたが、職場には零戦や桜花など戦争用飛行機の開発に携わった技術者達が多くの人を死に追いやった苦い経験から新しい列車を平和の乗り物として作り出そうとしているところだった。満州からの引き上げの苦しい過去をもつ寧子に惹かれながら、先輩技術者達と新幹線に開発に情熱を燃やす物語、廃線から立ち直る当時の日本を頭に描きながらの一機読みでした。
読了日:01月05日 著者:まはら 三桃優しい言葉―パンとスープとネコ日和
読了日:01月01日 著者:群 ようこ花のあと (文春文庫)
読了日:01月01日 著者:藤沢 周平
読書メーター
「お探し物は図書館まで」
青山美智子
ポプラ社
5つの短編集で主人公は婦人服販売員、メーカー経理担当者、元雑誌編集者、ニート、定年退職者とさまざま。
地域の小学校に隣接して羽鳥コミュニティハウスがある。ここでは将棋、俳句、リトミック、健康体操、フラワーアレンジメントなど数多くの講習会やイベントが行われ、図書室も併設されている。自己の生活の変化を求めてコミュニティハウスを訪れた主人公達がこの図書室にも立ち寄ってみると、そこには大変体格が立派な司書さんが希望に沿ってリファレンス(本の紹介)をしてくれるが、同時に一見希望には縁遠いとも思える本も一冊紹介してくれる。そしてその本がそれぞれの主人公の生活や生き方に一石を投じていくという面白いおはなしです。
毎年版画年賀状をいただいているIさん、今年は私の都合で年賀状を控えさせていただいた結果この版画寒中見舞いをいただきました。いつものように手製の版画、今年ももらえて嬉しいです。
十数年前に東京に行った折、オーガニックや絵本の店「クレヨンハウス」で小黒三郎さんの組み木の本「つちのこブログと組み木図面集No.1」を見つけた。これなら私にもできるかなと購入、さいわい糸のこ盤もつかわせていただけるところがありこの工作を始めました。小黒さんのデザインは何たって可愛い。以来、たまにたまに制作して我が家に飾ったりプレゼントしたり。本も買い足して手元にある小黒さんのデザイン集は現在7冊になりました。昨年はついに糸のこ盤を購入、現在も糸のこ細工を楽しんでいます。これから制作した作品(と言ってもデザインはもちろん小黒さん)を見てもらおうと思います。
「うさぎの餅つきA」
小黒三郎の世界No.5 動物家族・ZOOTOPIAⅠ より
2021.11月制作
(デザイン=小黒三郎)
2年前に制作したものですが、今年はうさぎ年。最初に紹介するのならこれがいいかなと選びました。
「よくがんばりました」
喜多川泰
サンマーク出版
石橋嘉人は妻と中二・小五の子を持つ中学の数学教師で50歳を超えたベテラン、不安を抱える若手の心配を心配するような立場になっている。そんな嘉人に実父が亡くなったとの連絡が遠く愛媛県西条市の警察から入る。父は湊哲治、嘉人が中学生のとき父の余りの所業のひどさに母とともに父の下を去り今は姓も違っている。その母も既に亡く、父の存在は嘉人の心にはほとんどなくなっていたのだが、唯一の肉親として亡き父の下を訪ねる。父の家は嘉人母子が去った当時そのままに、そして今は食べていくのも難しいだろうと思われる貸本屋を続けていたという。冷え切った心のまま父を知る人たちにも別れを告げて帰郷するつもりの嘉人であったが、少しずつ少しずつ家族から見たらどうしようもないと思える父の外での生き様が見え始める。
自分ではどうにもできないほどの強い自己否定感、そんなに極端ではないにしても十分には自己肯定できない人は多いはず、そんな人を力づけてくれるようなお話でした。
嘉人の職場ではコロナ禍で行わなければならないネット授業に悩む教師が描かれている。現代を象徴するような学校の状況、主人公が職場に帰ってきて悩める後輩達にどんなふうに接してくれるのだろ、なんて思ってしまいました。
西条まつりも知りませんでした。ネットでも検索してみましたが、何というだんじりの数、何と勇壮なまつりでしょうか。この地で産まれた作者の、まつりへの強い思いもにじみ出ているんでしょうね。
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