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月別アーカイブ: 2018年10月

甲州街道を歩く(第6回)

 甲州街道ウォーク
第6回 上野原宿~鳥沢宿

に参加してきました。
先月の前回に山梨:上野原宿まで到着しましたので、今回はその上野原宿から。

スタート地点は上野原駅から1kmちょっと離れた牛倉神社。駅は川近く、そして牛倉神社のある上野原の街は河岸段丘(?)の丘の上。いきなりの石段登りと距離で

「スタート地点まででへばってしまった。」

なんて声も。

 

 

01開会セレモニー牛倉神社での開会セレモニーは9:30、この日の参加者は99人。会長さんのあいさつ、リーダーの注意事項の後スタートしました。

 

02酒まんじゅう国道20号線に出ました。ここの名物:酒まんじゅうの店が右にも左にも。

03街を外れる街を外れ、ローカルな道がはじまりました。

 

04高速橋鶴川を渡る橋からは高速道路の橋が見えます。山梨側から上野原に入る大きな橋。

 

05鶴川宿鶴川宿にはいりました。宿のおもかげが僅かに感じられます。


06足湯宿の外れには足湯ののれんが。

 

07登りはじめ長い登り坂のはじまりです。


08高速道高速道路の側道に出ました。向こうに見えるのは上野原の街。

 

09大椚一里塚高速道路を南に渡って大椚一里塚、当時は一里ごとに塚があって旅の進み具合の目安になっていたそうです。


10吾妻神社吾妻神社の大杉、樹齢600年という。


11野田尻宿手前再び高速道の北側へ、まもなく野田尻宿。


12野田尻宿街並み野田尻宿はかつての面影をよく残しています。


13野田尻宿標柱宿の標柱と甲州街道の案内板


14談合坂到着昼食場所の中央道下り線談合坂サービスエリアに到着。昼食時間は40分。


15杉林中の小径午後の部がスタートし、間もなく杉林の中の小径。ここもひたすら登り坂。


16座頭転がし「座頭転がし」という場所に着きました。昔、盲目の旅人の集団が次々と転落したところだといいます。見上げると小さな石の祠が安置されています。

17尾張の殿様定宿野田宿の「尾張の殿様定宿家」との表示の家。土塀が立派です。「尾張の殿様が甲州街道?」との声が聞こえてきます。東海道を行かなかったんですかね。


18歩行風景さらにさらに、登りはつづきます。


19犬目宿犬目宿到着。この先には葛飾北斎の富岳三十六景「甲州犬目峠」の眺望地点があるのですが、残念ながら富士は見えず。


20茅葺きどうやら坂は登り切ったようです、茅葺き屋根が見えてきました。カメラを向けていると、

「泊めてあげるよ、私の別荘だから。」

なんて声がかかりました。

21恋塚一里塚「恋塚一里塚」、本当に塚をつくったんですね。山を切り通して左右に小高い塚が会ったのだそうですが、今は南側のみ。

22再び林間再び林間の道、暑い日の林間はうれしい。


23曲がりながら下りいよいよ下り坂、急傾斜を蛇行しながら下りていきます。

24ラピュタロボットショートカットの小径を出たところにこんなものを発見。ラピュタのロボットと釣りをする少年。上手につくるものですね。


25トトロこの家の庭にはトトロ、家主はどうやら相当なジブリファン。スタッフによると下見の時よりも作品が増えているそうです。こんな遊び心が羨ましい。


26車庫シャッターこちらは別の家、車庫のシャッターにアート、いいな~!


27鳥沢宿国道20号にでました、ここは鳥沢。宿の面影を残しています。


28大月マンホールマンホールの蓋には名勝:猿橋が描き込まれています。「大月にはいったんだな~!」と実感。

29鳥沢駅15:00前、終着点:鳥沢駅に着きました。

今回はやっと、やっと、晴れました。この日の高低差は350mほど、きつかった~。暑かった~。

    「ウォークには小雨模様ぐらいがちょうどいいね。」

なんて声も。あれだけ雨に悩まされてきたのにね、人間は勝手です(笑)。でもやっぱり晴れてくれるのが一番。行程約18km、天気にも恵まれて疲れはしても達成感いっぱいです。車道を巧みに避けてのコース作り、下見、そしてこの日の運営。スタッフの皆様ありがとうございました。

 

山形南高OB合唱団の資料を追加しました

昨日の投稿に書きましたが、先日の国分寺の合唱でお会いした方がかつて音楽雑誌「合唱界」に山形南高校OB合唱団について寄稿された方のご家族であることがわかりました。

「OBの練習会場である南高校の校舎に入っていくと男声のハーモニーが響いてくる・・・・」といった内容で始まるこの寄稿、いつかはブログで紹介したいと思っていましたが、図らずも今回お会いしたご家族の方に掲載を了解していただき、皆様にお読みいただけることになりました。

以下をクリックの上、お読みください。

“音感教育で育った美しいひびき”
みちのくに実った山形南高OB合唱団

また、既に掲載しております山形南高OBの資料も合わせてお読みいただけると嬉しいです。

山形南高OB合唱団資料

分離唱の合唱in国分寺(10月)

国分寺の合唱の久しぶりの報告です。ほぼ毎月参加しているのですが、報告は長いことお休みしてしまいました。今回は都合の悪い人が多く、S:2,A:2,T:3,B:3という構成、女声が少なかったですね。

私が部屋に入ってすぐに始まりました。まず分離唱から。続いて讃美歌。

しずけきいのりの
ガリラヤのうみべ
主よこころみ
しずけきかわの
かいぬしわが主よ
やさしくともをむかえよ
ゆうひはかくれて
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
みどりもふかき
主よみもとに

つづいて音感合唱曲集1から

すすき
われは幼く
よしきり

ここで休憩。休憩の間には男声合唱と女声合唱。

Adoramus te(男声)
おぼろ月夜(女声)

 おぼろ月夜は私達の指導者:Mさんのちょっとおしゃれな編曲でした。Mさんの編曲の曲が増えてきているそうです。新しい編曲を聴くのも楽しみです。

練習後半は、

渓川したいて
はるかに
雲雀

緑の森よ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
ロー・ア・ヴォイス
グロリア
夏の夕べ

で、練習を終えました。

今回は特に女声が少なかったのですが、でも楽しめました。「いつも新鮮に曲を感じ取る心」をもといった趣旨の指導が印象に残りました。

それから、山形ゆかりの年配の女性が参加してくださいました。山形出身のこの方、かつては佐々木先生のピアの教室へも通われた方だそうですが、先日山形へのお墓参りの折りに山形南高OB合唱団の演奏会を聴いたのだとか。懐かしい「分離唱」の合唱に偶然に出会ったことから、この日の合唱への参加に至ったのだそうです。お陰でかつての山形での数々のお話を聞くことが出来ました。また当時の音楽雑誌「合唱界」に山形南高OB合唱団についての寄稿をされている方のご家族とのこと、当ブログにも載せたいと思っていた文章について、その許可もいただくことができました。

楽しい歓談のあと残ったメンバーでまた讃美歌を10曲ほど、ハーモニーを楽しむと同時に嬉しい出会いの一日となりました。

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「負けるもんか」

負けるもんか負けるもんか 正義のセ
阿川佐和子
角川書店

ドラマ「陸王」や最近では「チアダン」に出演して、女優としての阿川さんは知っていたのですが、作家阿川さんはじめて読みました。

「融通きかんチン」とあだ名される一生懸命な若手女検事:凜々子はが医大病院への機器納入を巡る不正を追及していく物語。個性豊かな事務官、刑事、警察官に支え・チームワークが読んでいても気持ちよい。知らなかったのですが「正義のセ」はシリーズものでこれは4作目、でもいきなりこの作を読んでも十分楽しめました。

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「今月の一曲」更新しました(10月)

花だより

花だより

花だより
みをつくし料理帖 特別巻
髙田 郁
角川春樹事務所

人気氏リーズ「みをつくし料理帖」は10巻で完結しました。主人公をはじめ登場人物は江戸と大阪に別れそれぞれの生活をはじめるところで終わったのですが、登場人物四人のその後のことを綴った四つの物語、それぞれからの「花だより」ということのようです。

第一話はつる屋の主人:種市が澪を訪ねて大阪行きを企てる話、第二話は澪の想い想われ人だった小松原様の夫婦が徐々に心通わせていく話、第三話は吉原から救い出された野江ちゃんの話、そして最後は澪と源斉さんのその後の話です。各話ともやはり味なひと品が登場してこのシリーズの続編らしい筋立てです。いずれも読後はほんのり幸福感が感じられる話でどれもいいのですが、私としては中でも第二話がよかったかな。

皆さんもどうぞおたのしみ下さい。

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「華麗なる一族」(上・中・下)

華麗なる一族華麗なる一族(上・中・下)
山崎豊子

関西の財閥:万俵家、その一族の小説。息子の経営する会社を足蹴にして銀行合併を有利に進めようとする家長の大介。万俵家で家庭教師から存在感を大きくして一族の閨閥づくりをすすめる相子。よくぞここまでと言えるほどの陰湿ぶり。池井戸潤作品ほどの爽快感はなくてもある程度の結末を期待していたのですが・・・・。二子だけは幸せな結婚ができたようですが、この二人の愛情が育まれる過程もあまり表現できていないように思いました。大作ですが読んだ後の充実感というより、意地で読み切ったという感じかな。

「下町ロケット ゴースト」

下町ロケットゴースト「下町ロケット ゴースト」
池井戸潤
小学館

ドラマにもなった人気シリーズの続編です。7月25日発売のこの作品、このゴースト編は一話完結ではなく更なる続編(下町ロケット・ヤタガラス)に請うご期待といったところ。もう発売日も決まっているようです、気をもたせますね。

と書いてアップせずにいたところ、もう出たようですね、続編の「ヤタガラス」。今回も図書館の順番待ちで楽しみにしたいと想います。

「津金の鏝絵」ページ

「津金の鏝絵」のページを作ってみました。

狭い範囲に数多くの鏝絵が見られる山梨一番(多分)の場所。鏝絵職人:三井さんのいた村、この
方の手で古い鏝絵も数多く修復されたのだそうです。
鷹・鶴・千鳥・七福神・波、それから趣の異なる海岸寺の鏝絵など題材も多様です。どうぞご覧下さい。

津金の鏝絵
http://susuki.chips.jp/?page_id=8915

以下のページから他地域の鏝絵もどうぞ。

ギャラリー
http://susuki.chips.jp/?page_id=8677

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9月の読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2745
ナイス数:27

ジャクソンねこのほんとうの家 (子どもの文学・青い海シリーズ)ジャクソンねこのほんとうの家 (子どもの文学・青い海シリーズ)
読了日:09月29日 著者:ブライアン ボール
花咲舞が黙ってない (中公文庫)花咲舞が黙ってない (中公文庫)
読了日:09月23日 著者:池井戸 潤
大地に歌は消えない (大日本ジュニア・ブックス フィクション)大地に歌は消えない (大日本ジュニア・ブックス フィクション)
読了日:09月18日 著者:ウィリアム・アームストロング
華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)
読了日:09月14日 著者:山崎 豊子
華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)
読了日:09月12日 著者:山崎 豊子
華麗なる一族〈上〉 (新潮文庫)華麗なる一族〈上〉 (新潮文庫)
読了日:09月07日 著者:山崎 豊子
下町ロケット ゴースト下町ロケット ゴースト
読了日:09月01日 著者:池井戸 潤

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