1年目の先生は厳しかった、だからみんな先生の注意には襟を正した。結構怖かったのも事実だ。「男性はみな坊主頭」がいいと先生がいうのも全くの冗談ではないことをみんな感じていた。2年目からの先生は、1年目ほどの怖さではなくなった。2年目になってから入団してきたある男子学生はそんな先生の怖さは知らなかった。2年目の夏合宿で、夏休みを終えて合宿で久しぶりに見たこの方は何とパーマをかけてきた。そしてこの年の合宿では、先生が新入団員には全員面接をすると言い出した。彼は面接の対象者である。周囲の者はこのパーマに先生の怒りが爆発しないかと内心心配したものだ。しかし、面接は何事もなく無事終了した。
丸坊主、後日談
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