カテゴリー別アーカイブ: 食・農:自然農学びの会

ズッキーニ

何日か経ってしまいましたが、はじめて植えてはじめて収穫したズッキーニです。立派な実になりました。
ズッキーニ

しかし、一つ穫れただけでその後は実が無いんですよね。猛暑と日照り続きのせいでしょうかね。とりあえずこの味見をしたいと思います。

イノマタ農園

八ヶ岳自然農の会に通われていた若者夫婦が昨年、私の実家の部落に入植しました。その前は長野で自然農をやっていたとのこと、そんな方がすぐ近くで自然農をはじめてくれたのです。休耕田に畝を作った立派な自然農畑がだんだんと増えています。先週末のウォーキングでいってみました。

イノマタ農園1
自然に囲まれた棚田の一角にこの農園があります。しかし・・・、何度も私のブログに登場しましたね、野生動物の食害。その筆頭はサル、それからシカ、・・・。そんな野生動物から野菜を守るため、畑の周囲はスチールのネットで囲い、その上には電気柵。あのビリッとくるやつです。

イノマタ農園2
部落全体を電気柵で囲ってはあるのですが、その柵は穴だらけ。最後には各農地の主の自衛手段しかありませんね。ここでは太陽電池付きバッテリーによるストロボ電柵器も購入して設置しています。

イノマタ農園3
そんな電気柵にかこまれて、様々な野菜が育っています。多様な野菜をセットにして宅配で届けてくれるそうですよ。形・大きさ・柔らかさ、そんなことより全くの無農薬・無肥料野菜を食べる贅沢、みなさんもいかがですか。私も一度味見してみなくては!
当ブログのブックマークにも登録させていただきましたが、念のためここにもURLを記します。
organic farm☀イノマタ農園☀

http://blog.livedoor.jp/kusanoneiro/

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里芋の植え付け

私の実家のあたりは野生獣、とりわけ猿の食害が深刻です。「何を作っても食べられてしまう」といった感じなのですが、その中で食害にあわない数少ない野菜が里芋です。
農協の直売所を毎週のぞいて種芋が店頭に登場するのを待っていたのですが、先週末とうとう見つけました。少し小ぶりですがよく芽が出て大きさもそろったものが十個入りで○百円。仕入れてきましたよ。そこで昨夜は実家に泊まり早朝に里芋植えを行いました。
里芋植え1
湿り気を好むという里芋ですから、我が家の休耕田で上の田圃から数m程度のところに一列に植えましたよ。自然農学びの会で教わったとおりスコップで穴を掘ってその土の半分くらいを使って種芋を埋めました。あとは成長にあわせて順次残った土を寄せていきます。里芋って種芋の上に子ができていくんですよね。

里芋植え2
仕上げは乾燥予防に、刈ってきた細い葉の雑草で覆ってこれで完了。今年も果たして無事育つでしょうか。

以上の作業時間30分。思ったより短時間で住みましたので、今日は6時前からウォーキングを40分超。寝不足の一日でした。

ジャガイモとかぼちゃ

我が家の畑の様子をもう少し紹介します。

ジャガイモ
これはジャガイモ、買った種芋ではなく昨年母が作って収穫し一冬を超えた食べ残りが芽を出すようになったものを埋けてみました。食べられるようにと一度は芽をかいてしまったためほとんど芽がついていないものを植えたのです。なかなか地上に顔を出さず心配していました。でも強いものですね、5月の豊富な雨でにわかに元気な顔を出しほとんど全てが生きているようです。一つの芋から何本も芽が出ていたものを一本だけに間引いたところです。ジャガイモのような主力の野菜こそ自分で作りたいという欲求がありますよね。

かぼちゃ
こちらはかぼちゃ。種苗交換会で仕入れてきた貴重な種を2個づつペアで3カ所撒いたのですがこれがなかなか発芽せず、やっと一つだけ顔を出しました。発芽までの心配と一つだけでも生えてきたうれしさ、わずかな野菜作りに一喜一憂しています。

初収穫

周囲は田圃の休耕田を借りてわずかながら始めた我が家の畑、ついこの間は田植えを前にしてとなりの田圃に水が入り、その影響で我が家の畑も大洪水となってしまいました。畝の最上部だけは土が見えましたがそれ以外はすべて水浸し、わずかではありますが育ち始めたいくつかの野菜もほとんど全滅かと覚悟していました。田圃の代掻き・田植えが終わり水保ちがよくなると、我が家の畑の水は引いてくれました。おそるおそる行ってみると、我が家の野菜、とりあえずはみんな水害に耐えてくれました(一部、元気のない色の葉のものもあります)。
大根蕪

29日(土)朝、袋とハサミをもってウォーキングに出かけました。目当ては大根の間引き、ご覧の通りの初の収穫でこの日の朝の我が家の食卓に登場となりました。なかなかおいしかった、満足満足。
間引き大根

自然農の会

今年もまた春が巡ってきました、自然農の会が3月から始まりましたが前回は欠席。4月の会は久しぶりの参加です。今年から「長坂自然農の会」が「八ヶ岳自然農の会」に改称、名称の変化のようにこの地の自然農が広がりを見せているのでしょうね。

八ヶ岳自然農の会
ここの田畑の風景も久しぶりです。畝が刻まれたこの地の田畑もあおんできました。今回は50名ほどの参加、毎年新しい人が加わってきます。これだけの人を惹き付ける農の会を主催する人達、すごいですね。
今回の実習はイネの苗代づくり、畝の作り方、畝の補修、ニンジン・二十日大根の種まき、レタス等の苗のための種まきなどでした。

なの花
終了後、畑に咲いていた菜の花を一枚おさめました。菜の花の黄色、いいなぁ。

種苗交換会

種苗交換会に行ってきました。
野菜のタネ、市販のものは高いですよね。小さな紙袋にちょっとだけ入って数百円、多種類にわたって購入するとばかにならない金額になってしまいます。
でもそれだけではありません。現在売られている野菜のタネの多くは交配種で、そのタネから野菜を育ててまたタネをとっても、翌年そのタネからは十分な成果が得られないのだそうです。稲は農家が自家採種して脈々とその生命が受け継がれてきました。野菜にしても全く同じように農家が種取りをして翌年またその野菜を育てていると思いがちですが、現代農業は品質のよい野菜を育てるためには「種を買わなくては」ということになっているのだそうですね。野菜の種、野菜の生命は次の世代次の世代と生命が受け継がれては行くことのできない不自然な生命になってしまっているようです。
この交配種に対して、昔から代々受け継がれ、農家の手で繰り返し自家採取されてきた本来の種:在来種があります。種苗交換会では生産者自らが採取した種を持ち寄って交換し、互いに助け合い在来種の生産を続けていく、そんな意味合いなのだろうと私は捉えているのですがどうでしょうか。
会はまず持ち寄った種苗の情報交換、次に種苗の交換会。午後には
「種が栽培を変える」
との種苗の専門家の講演があり、最後は豆と漬け物の一品持ち寄りによる飲茶の時間。楽しく充実した一日でした。

種苗交換会
私は種苗交換会は初めての経験、廃封筒を半分に切ったものをたくさん持参しました。そして多くの方々が持ち寄ってこのようにずらりと並んだ様々な農産品の種を、必要に応じて少しずついただてくるのです。こういうところで種をいただくと、少々責任を感じてしまいますね。

大豆

昨年はじめて自然農学びの会に見学に行くようになり大豆を植えてみたのですが、収穫は1回だけ枝豆を食べただけに終わりました。雑草に負けてしまったのでしょうか、残念でした。間借りをしている畑で一緒になった方にそんな話をしたところ、やはり同じような経験をしているようです。普通に市販している種ではこの農法には合わないのではないかというような事でした。
大豆
そして今年、この方が育て収穫した大豆を「どうぞお使いください」との連絡をいただきました。ごらんの通り今のところしっかり芽を出し、雑草の中でも元気に育ちはじめています。今年はたっぷり自然農の枝豆が楽しめるかも知れません。ありがとうございました。

麦秋

今年も「自然農学びの会」にできる参加してみようと思っているのですが、4月以来なかなか思うように都合が合いません。今回はやっとはじめから見ることができたのですが、しかし途中までで帰らなければなりませんでした。

麦秋1
会が行われる自然農の田圃は今、麦が稔っています。向こうに見える在来農法の田圃ではもう田植えが終わり、植えた苗が青んで来ていますが、自然農の田圃はまだこれから麦の収穫、そして田植えとかなり遅めです。米が秋に稔るように麦が稔るこの季節を「麦秋」と言うのだそうですね、知りませんでした。今では通常の農法で麦作を行っている田はわずかですが、そう言った田圃も道路沿いで見かけます。一面麦できれいな光景ですが、自然農の麦畑はやはり草の中から麦が伸びて穂を出しています。こういった光景は「きれい」というより「たくましい」といった方がよいですね。

麦秋2
稲の苗間はオケラに大分苗を食べられたそうです。苗を食べるのだから米のにおいが好きなのだろうと考え、苗間にふすまを溶いた水をまいたところ、しばらくしてオケラが次々と土の中から出てきたので、拾い集めて退治できたそうです。おかげで「オケラ対策も発見できました」なんて三井さんはおっしゃっていました。長年自然農法を実践してきた方でもまた、毎年毎年が試行錯誤なんですね。集めたオケラは自宅のにわとりの胃袋におさまったそうです。

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今年最後の収穫

今年、わずかばかり私が育てた自然野菜です。

いよいよ冬も間近、最近は霜の朝も増えてきました。そのため、大根の葉もぐにゃんとなり、太めのものを収穫しました。短い品種の方が強いだろうとの素人判断で蒔いておいたのですが、まずまずに育ってくれました。きめが細かく、大根おろしにするとちょっとねっとりと粘りけがあり、うれしくなりました。
チンゲンサイはこわくなってきて、もう収穫時期としては遅いようです。それでも正真正銘の自然農野菜、味噌汁に入れていただきたいと思います。

中央はヤーコン。今年初めてヤーコンという名を耳にしました。春の種苗交換会の折、全くの素人の私が一株もらってきて植えてみたものです。三井さんの農園のものに比べたら木の高さは3分の1か4分の1、従ってできた芋(?)もこのとおり小さいものでした。これは教わったとおり「きんぴら風」に料理していただくことになります。

どうやら畑からの収穫、今年はこれが最後になりそうです。
今年最後の収穫