カテゴリー別アーカイブ: 食・農

ラ・フランス

ラ・フランス
しばらく前に友人から送っていただいきました。「少し軟らかみが出てからが食べ頃」との事でしたが、食べ慣れないためそのタイミングには自信がありませんでした。「少し軟らかみ?」、難しいですよね。でもどうやらいいときに食べ始め、昨日完食。口の中に広がるとろりとした感触と香り、たっぷりと味わうことができました。
○○さん、ご馳走様でした。

水田の朝露

水田
早朝の水田では稲が水を吸い上げ、葉一枚一枚の先端に水滴がついています。田んぼ一面に水滴が光っている様が好きなのですが、広く写すと水滴がわからない、大写しにすると田んぼ一面が写らない、と写真では十分には表現ができません。
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「自然農という生き方」

ジュンク堂で本を一冊購入しました。今読んでいます。

自然農という生き方
「自然農という生き方」
~いのちの道を、たんたんと
川口由一 + 辻慎一

最近は所有欲が少なくなっていますので、本の購入は久しぶりです。
「ゆっくりノートブック」というシリーズ本のようです。昨年5月発行ですから、新しい本です。スローライフということばがあるようですが、そんなライフスタイルを提唱している辻さんが自然農の川口さんにインタビューをして出来上がった本のようです。対談本というのはあまり読んだことがないのですが、ストレートなことばがおもしろいなと思います。福岡正信さんについてもかなり思い切った言葉で語られていて「ええーっ」と、一つの道をしっかり歩んだ人の強さでしょうか。
川口さんが芸術の方面にも強い思いを持っておられること、初めて知りました。内容には満足ですが、表紙カバーのコンピュータで描いた絵はちょっと・・・・。

大根の収穫

土曜日はよく雨が降りましたがその翌日曜日、母の育てた大根を収穫しました。直径10cmくらいまで育ったかな。多少の大小はありますが、全て土から抜いて葉を切り取って畑に寝かして乾かし、それから太さで選り分けました。
大根
細いのは沢庵漬け用で手洗いして自宅の軒先に並べて干し、あとは母の腕次第。太いものは生食用で室に保存します。かつて椎茸栽培をしていたわが家の室は、その頃の椎茸ハウスの暖房用オンドルの釜の部分でなかなか深くて広い室です。室の中で消毒を兼ねて火を燃やしておいたのですが、その底に稻わらを敷き詰めて周囲もわらで囲むようにして、収穫した大根を縦に並べます。その上にも保温のために稻わらをのせ、それから農業用セードで覆い、周囲の地面と同じ高さにトタンをかぶせ、おもりを乗せて終了。これでこの冬から来春まで腐らずに、徐々に取り出しては私たちの胃袋を満たしてくれます。
そんな写真をいっぱい撮ってブログに載せようと思っていたのですが、畑に立っている大根を撮っただけで気がついたときにはもう室にも蓋をしていました。残念。
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初なす

初ナス1
庭に植えた3本のなす苗が成長し、初の収穫となりました。今朝取れたのは2個だけ、一つは大きくし過ぎたかなと思いましたが・・・・。
朝早速に調理して食べました。軟らかくて美味しかった。

ウド

ウド1
ウドの季節です。我が家の畑には山ウドが伏せてあり、その収穫がこの時期の楽しみです。昨年のこの時期、若い芽に霜がかかってしまい収穫はごくわずかでした。今年も寒い春でしたが今日はぽかぽか陽気、そこで上に掛けていた枯れ草類を除いてみるとこのとおり、出ていましたね。

ウド2
葉の開き具合の早いもの太いものを収穫し、味覚を楽しみました。残りはまたの楽しみです。

諫早湾と遺伝子組み換え

 先日見たNHKスペシャル。
        激震! 巨大公共事業突然の見直し・諫早湾
        埋もれた環境報告書 住民の怒り
という副題(?)。
 諫早湾干拓事業に伴い、諫早湾漁業者の訴えで「海水と淡水を分ける堤防を開門すべき」との判決で揺れる地域の人達のことでした。魚を捕れなくなった漁業者のこと、干拓地に大きな借金をして入植した農業者のこと、開門によって生活がひっくり返ってしまう両者の利害が対立を生んでしまっていることなどがよく理解できました。良くも悪くもつくってしまった堤防とそれによって動き出してしまった社会の仕組み。あとから開門するしないは正しい答えが存在しない。巨大事業を始める前にこそ正しい判断を下さなければならなかったのに、そのための環境影響を予測する専門家達には十分な情報が与えらなかった。それでも報告書には警告が込められていたのに、その報告書は十分に生かされずに埋もれてしまった。
 重たいテーマをしっかり伝えてくれました。そしてこの番組を見ながら私が考えたのは遺伝子組み換えのこと。政府は、
    「学識経験者からは、生物多様性への影響がある可能性はないとの意見を得た」
として日本での遺伝子組み換え大豆にゴーサインを出そうとしているとのこと。諫早のように「はじめに結論ありき」の有識者への諮問だったなんてことはないのでしょうかね。何よりも、動き出してしまった後では誤りに気づいても遅いこと。遺伝子組み換え大豆に相通ずるところを感じる巨大公共事業についてのレポートでした。

遺伝子組み換えパブリックコメント募集

以下のようなメールが届きました。
遺伝子組み換え、私も反対派です。
転載Okとのことですので、紹介します。
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さて、今回は私たちの「食の安全」についてのお知らせとお願いです。
遺伝子組み換え作物が出現してから月日が経ち、
何となく危機感も薄れてきたような気がするこの頃。
その今、日本人にとって欠かすことのできない「大豆」に危機が
迫ってきています。
・u档Aメリカw)は「遺伝子組み換え作物」の合法化にむけて各国に圧力を
かけてきており、ヨーロッパの国々が拒否の姿勢を示す中、
日本政府は日本国内での遺伝子組み換え大豆栽培にむけて
動き出そうとしています。
現在、日本の農水省が「遺伝子組み換え大豆の使用承認」のための
パブリックコメント*1を募集しています。(〆切り2011年1月22日!)
注*1=パブリックコメントとは「公的な機関が規則あるいは命令などの
 を制定しようとするときに、広く一般に意見、情報、改善案などを
 求める手続き」のことを言います。
国民が黙っていれば、遺伝子組み換え大豆の国内栽培が承認されます。
遺伝子組み換え作物の大変なところは、自分がそれを食べなければいい
という問題ではないところにあります。
ひとたび遺伝子組み換え作物の栽培が始まると、その花粉が風に乗って
散らばり、全体の生態系を崩します。
そしてそれは「間違ったからもう一度やり直しね」というわけには
決していかないのです。
お金を儲けたい一握りの人たちの思惑で、私たち母なる地球の
完璧な・u梵カ態系をw)壊していいはずがありません。
遺伝子組み換え作物がなぜいけないのか、まだよくわからないという方は
ぜひ下記URLをチェックしてみてください。

http://www.gmo-iranai.org/

ぜひ、ひとりでも多くの方がこれを機会に「遺伝子組み換え」について知り、
パブリックコメントに反対の声をあげてくださいますことを
Earthmanshipは心から願っています。
アジア太平洋資料センター(PARC)がコメントのフォームを作って
くれていますので、意見を送る際にはご利用ください。

http://act.parc-jp.org/cyber/gmo_pubcom/index_html#form

またこの情報をできるだけたくさんの方にお伝えください。
よろしくお願いします。
Earthmanship
岡田 淳・直子
!
===以下転送=========================
【転送・転載歓迎!】
■ 農林水産省パブリックコメント「遺伝子組換えダイズの第一種使用等に
  関する承認に先立っての意見・情報の募集」にあなたのメッセージを!
●世界的反対の声が上がる中でなし崩し的遺伝子組み換え開国?
遺伝子組み換え食品については世界各地で大きな問題が引き起こされ、
大きな反対の声があがっています(残念ながらそうした声はなかなか
日本では報道されませんが)。
遺伝子組み換え栽培の拒否の姿勢を取るヨーロッパの国々に
米国政府が報復して遺伝子組み換え受け入れに転換するよう圧力をかけようと
していたことが先日、WikiLeaksが暴露した文書でも明らかになりました。
・u档hイツのw)裁判所は遺伝子組み換えに対して厳しい判決を下しています。
世界的に遺伝子組み換え作物への不信が高まる中で日本の農林水産省は
遺伝子組み換えダイズの日本での栽培は「学識経験者からは、生物多様性への
影響がある可能性はないとの意見を得」たとして遺伝子組み換え大豆
の日本での栽培の容認に動いており、農水省は昨年12月24日からこの件の
パブリックコメントを開始しました(農林水産省のパブリックコメント
説明ページ)。
遺伝子組み換えがいったん合法化されて栽培が始まると、
非遺伝子組み換え作物にも花粉の受粉を通じて遺伝子組み換えの汚染が広がり、
現にそうした汚染で、遺伝子組み換え作物畑に隣接する有機農業が有機農家
としての資格を剥奪されるなどのケースも海外では実際に起こっています。
●強まる米国政府の圧力に日本政府は従うのみなのか?
性急な遺伝子組み換えの導入ではなく、遺伝子組み換えが引き起こす問題を
周知徹底することもまた、日本政府の責務です。導入後に問題が発生すれば
苦しむのは日本の農家であり、消費者ですから。
しかし、そのような情報は政府からは伝わってきません。
1月13日からは日米TPP二国間協議が始まり、そこでも米国政府は
遺伝子組み換えダイズ栽培を初めとする遺伝子組み換えの合法化に向けた
圧力をかけてくることが予想されます。
今回のパブリックコメントに対して、しっかりと市民の危惧を
政府に伝えるために、あなたのコメントを送ってください。
コメントを送るのは簡単です。1つでも多くのコメントを農水省に送り、
市民の意志を示しましょう!
★コメントを送るには・・下記のURLからお願いします。

http://act.parc-jp.org/cyber/gmo_pubcom/index_html#form

PARC事務局:高橋真理
★実施団体:お問い合わせ等
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp
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発芽しました

今月初め、日照りの中での野菜の種まきを見学してきて、私もまいてみました大根の種。雨がずっと降らなかった中でも発芽しました。この写真は一週間前のものです。
大根の芽

気をよくしてたてつづけに種まきをしています。大根2種、春菊、ほうれん草、そして今朝は青菜にチンゲンサイ。最初の大根が発芽したあとは雨にも恵まれて、どれもよく芽吹いています。今日も夕方から雨、ラッキーですね。
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