日別アーカイブ: 2009年6月16日

ふるさとの文化祭

この週末、実家に行きました。また休耕田の草刈りシーズン到来です。でも今回はイベントがありました、地域の文化祭です。母もかつては大正琴のサークルにはいり出演したりしていたのですが、何年か前にやめてしまいました。でもここ1~2年は高齢者学級の皆さんで一緒に唱うということで、今年も出演です。母のお抱え運転手の私も役得(?)で文化祭を少し見てきました。

会場は私達の通った中学の体育館です。私達が在学中にこの中学は町内の他の2校と合併して、私達の学年は統合中学の第1期生です。しかし新校舎建設までに2年がかかり、私達は○○教場という名前でそれまでと同じ中学校に通い、卒業しました。統合中学1期生とは名ばかり、全く以前の中学校を卒業したのです。そんなわけですから、私達が学んだ校舎はとうに解体されてその跡地は地域のためのグランドになり、体育館だけが昔のままのこっています。

そんな会場での文化祭です。高齢化がすすみほとんどがお年寄りの文化祭ですがそれはそれ、なかなかアットホームは雰囲気のなごやかな催しでした。母たちの歌は「湯の町エレジー」と「旅の夜風」、カラオケに合わせて歌うことも考えたそうですが、合わせるのが難しいので伴奏なしで、との事でした。これって言葉を変えると「ア・カペラ」ということになるんでしょうかね。

江草文化祭
母たちのグループは十数人、その中に一人だけの男性がリーダーです。足の悪い方は椅子にかけて歌いました。音をとらずにいきなりの男性の合図で歌い出しますので、度胸のある人ははじめから歌い出しますが多くの方は遅れて歌い出します。家に帰ってから母に、「はじめの音をとって一度みんなで声を出してからはじめればいいんだよ。」と話したところ、納得顔でした。