その他の富士見の鏝絵

富士見町もまた鏝絵の多いところ、富士見の鏝絵処は立沢・乙事・小六と聞いているのですがそこはまだ未調査。まずはその他の地域の鏝絵です。

瀬沢1-1
瀬沢1-2

 瀬沢1
国道20号沿線地域です。甲州街道ウォークの折りに見つけました。虹梁部分の左右に若葉、中央に家紋らしきものが配されています。若葉の花は彩色されています。

瀬沢2-1

瀬沢2-2

瀬沢2
この地域の元商店らしき家の大きな屋号、鏝で描かれています。

とちの木1-1
とちの木1-2
とちの木1-3

 とちの木1
旧甲州街道を歩いていると丑鼻の鏝絵「波に亀」を発見。ちょうどこの家主の方がいたので「素晴らしい鏝絵ですね。」と声を掛けると蔵の正面に案内していただき、下の鏝絵を見せていただきました。
このお宅はかつて養蚕が盛んだった頃、蚕の卵を商っていた「亀屋」さんという屋号の家。その屋号から亀の鏝絵なのだそうです。蔵の正面入口の上の鏝絵は3年ほど前の作品、新しい鏝絵です。

とちの木2-1
とちの木2-2

 とちの木2
小さな神社に小さな蔵、そしてこの鏝絵。「波に千鳥」です。

木之間1-1
木之間1-2

 木之間1
「鶴」。壁の色が年を経た色になって、これもいい。

木之間2-1
木之間2-2
木之間2-4

 木之間2
「松に鷹」、あまり見かけない作風です。鷹の胴部の体毛の起伏模様が丁寧に描かれています。窓上の装飾も綺麗。

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