カテゴリー別アーカイブ: 植物:花

王仁塚の桜

毎年報告している王仁塚(わにづか)の桜、今年はまだ早いだろうと思いつつ、
「でも今ならそれほどの混雑ではないだろう」
というわけで、行ってきました。それでもこの時期、近くの駐車は大変だろうと思い、少々遠くに車を停めて行ってきました。全国的にも評価の高い「むかわ米」の米どころ、田圃の中を往復4.5kmの道のりでした。

王仁塚(逆光)
午後の温かい時間で最初に見えてきたのは逆光のなかのこの桜、春の陽光を浴びて逆光の写真もまたいいではないですか。

王仁塚(水仙)
満開まではあと一週間というところでしょうか。更に近づくと、この巨木の根元には一足先に水仙が花盛り。

王仁塚(八ヶ岳)
八ヶ岳と人物がはいると、この桜の木の大きさがわかってもらえるでしょうか。ここからは富士山も見ることができ、そのあたりが観光客にも受けるのでしょうが、富士山の方角には残念ながらすぐ近くに高圧線の鉄塔が建っていて写真にはちょっと・・・・。
この日大型バスでやってきた観光客の方に聞くと、群馬からやってきた団体さんでした。ここ山梨の峡北地域にはさくらの古木が3本、国内最高齢と言われる「神代桜」、それから「神田の大糸桜」、そしてここ「王仁塚の桜」。この3銘木の開花を見るツアーだったのですが、いずれも開花はまだこれから。お花見ツアーも満開の時期をねらって組まれたのでしょうが、今年の開花は大幅遅れで残念そうでした。

王仁塚(全景)
それでも最後はこの桜の全景写真、田園地帯の中にそびえる樹齢300年のこの桜、形も見事です。
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もう一つのアサガオ

アサガオ追加1
今年、琉球アサガオが思うように芽が出なかったことから、他のアサガオを3種類いただいて植えました。そのうち二つはすでに紹介しましたが、もう一つのアサガオです。
ギザギザとした小さい葉で、茎は余り枝分かれせず、また根元から葉が散ってなくなってしまうのですが、アーチの頂上で今咲いています。直径1~2cm程の小さくて赤い花、花びらが反り返りめしべが突き出していてあまりアサガオらしく見えませんね。
アサガオ追加2

芙蓉の花

芙蓉1
毎日のコース脇に芙蓉の花が咲いています。

直径20cm超の大きな花、豪華です。
芙蓉2

おしべめしべもわかるように撮ってみました。手前にはこちらを向いた花が。上を向いているのが一つの花です。

芙蓉3

あじさい寺②

妙法寺太鼓
石段を登り切ると本堂の庭が広く広がっており、本堂の前では太鼓の演奏をしていました。地元のグループ、メンバーの多くは女子小中学生の様子で、一生懸命演奏する姿はいいものですね。ほとんどの客はこの太鼓演奏に見入って(聴き入って)いました。鐘楼の上の特等席にも多くのひとが陣取っていました。

妙法寺鐘楼から
鐘楼に上がってみると、先ほどくぐりぬjけた山門が下手に見えそこまでの間はあじさいでいっぱい、「あじさい寺」ですね。

妙法寺裏山
本堂の裏山には遊歩道があり、こちらにも多くのあじさいが咲いています。裏山から撮った庫裏も手前には青いあじさいが自ずと配置されてしまいます。
寺を後にするとき、ボランティアの方々に
「来年もおいで下さい。」
と声を掛けられました。ここにお住まいの方々みんなでつくり上げている「あじさい祭り」なんですね。

あじさい寺

「あじさい寺」といえば鎌倉の某寺が有名ですが、山梨にも「あじさい寺」と呼ばれる寺があります。一度行ってみたいと思いながらもう何年も経過していましたが、先日行ってきました。

妙法寺山門
国道を南下して甲府盆地の南端、富士川の大きな支流二つが合流して山間に入っていく手前で右折し、山間の小さな流れに沿って上っていくとやがてこの妙法寺にたどり着きます。こんな小さな集落の中にある寺にしては驚くような立派な山門が現れました。この前の週末から始まったこの寺の「あじさい祭り」もこの日が最終日、駐車場へのルート表示があったり地区の案内ボランティアがいたり。
「立派な寺なんですね。」
と話しかけると、
「本山ですからね。」
との答えが返ってきました。

妙法寺石段脇
この山門を抜けるとすぐにまた石段が始まります。石の大きさがそろわずに組み合わせてある特徴ある石段なのだそうですが、その傷みも相当なものです。この石段の両脇の斜面には檜林の下草のように一面あじさいが植えられています。見上げると上の段に鐘楼があり、そこまでの斜面が花盛り。

妙法寺アジサイ
広い範囲が花盛りでも写真にすると点の集まり、そこでアップの花もご覧下さい。緑鮮やかな葉の中に、紫の花びらに囲まれた青い細かな花。絵になりますね。

バラ

バラ
通勤途上、道路脇の庭先に見事に咲いているバラがあります。このお宅では毎年このように立派に咲かせてくれます。深紅の花が見事に咲きそろったこのバラを、いつかはカメラに収めたいと思っていました。そこでウォーキングのコースを少し変えて撮ってきましたよ。
虫のつきやすいバラ、そして肥料食いだとも言われるバラ。毎年同じように咲かせるのには、惜しみない愛情を注いでいるのでしょうね。

ドウダンツツジ

ドウダンツツジ1
ドウダンツツジが満開です。
今朝のウォーキングでも道々の家の低い生け垣に使われているこの木、白い花が鈴なりです。

ドウダンツツジ2
精一杯拡大してこの大きさ、可愛い花ですね。我が家のドウダンは赤系ですが白のドウダンもやっぱりいいな。
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リンゴの花

リンゴの花1
我が家の近くにも林檎畑があります。私たちの町にもリンゴの産地があり「りんご祭」も催されるのですがそんな特別な産地でもなく、ここは歩いて10分程度のところ、病院のすぐ北の小さな畑です。

リンゴの花2
緑の葉と赤いつぼみ、白い花びらのコントラストがいいですね。長野では見渡す限りの林檎畑が広がりますが、私たちの身近のこんな小さな畑でも本場より一足早くリンゴの花が楽しめます。この時期だけの花、朝のウォーキングで楽しみました。

廃校の桜

岩下小桜
これは私の母校(小学校)。山間の高齢化が進んだ地区の小学校ですからもう数十年前に廃校になっており、その後「○○○ッ○○電波研究所」という企業が借り受けて使っていましたので校舎内はだいぶ改装されていますが外観はかつての面影をとどめて残っています。子どもの頃は広く見えたグランドも今見るの狭いもの、石垣の上の土手は運動会ともなれば家族がシートを広げてぎっしりになったんですけどね。そんな場所に当時はなかった桜が植えられ、今ではこんな大木になっています。盛りを過ぎて散り始めの桜、風を受けてひらひらと花びらが舞い降りていましたが、そんな花吹雪も写真にはうまく収められませんでした。でも地面は花びらで白くなっているのがわかりますね。

庭梅

庭梅1
雨上がり、実家の裏の畑の梅の花もいよいよ終わりですがその手前の生け垣の中に生えている庭梅の花がちょうど盛りでした。雨上がりの朝、自然のものはみんなきれいに見えますね。

庭梅2
夏になると赤い実をつけますが、これはサクランボのミニ版といった雰囲気、味もなかなかです。子どもの頃はこの実を食べるのが楽しみでもありました。
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