カテゴリー別アーカイブ: 自然

根石岳2

オーレン小屋は硫黄岳方面・夏沢峠方面・根石岳方面の三つの分岐点です。根石岳への最短コースである根石岳方面に向かいました。沢から離れてここからはまた一段ときつい急坂ですが、相変わらず見事な苔に覆われた風景が続きました。やがて枯れた立木が増えて青空が見え始め、少し明るくなってきました。

根石岳5

 

 

箕冠山を過ぎて少し下ると突然視界が開けました。

根石岳6手前に根石山荘を見下ろし、その向こうに日影っていますが目的地:根石岳が見えてきました。さらにその向こうは東天狗岳。山荘のあたりまでの下りはあっという間でしたが、そのあとの登りはすぐそこのようでもきつかった。

 

根石岳7

根石岳山頂からの眺望。これは東天狗岳とそこに到る尾根道。

 

根石岳8

東天狗岳の更に先の天狗岳。

 

根石岳9先ほど歩いてきた箕冠山とその手前の根石山荘。次々と霧がやってきて、必ずしも快晴という訳にはいきませんでしたが、次々と変化する山の景色は見飽きることがありません。

 

根石岳10

帰りは登りと少しコースを変えて、箕冠山から夏沢峠に向かいました。その尾根道はこんな林の中、右側は緩やかな傾斜ですが左側はすぐに絶壁に近い急斜面のようでした。

最後は夏沢峠からオーレン小屋に下り、登りと同じ道を桜平の駐車場まで。疲れたけれど満足感いっぱいの初登山でした。

 

 

根石岳1

根石岳に登ってきました。八ヶ岳は山梨から見るとひとかたまりの山ですが、長野からみると南北に長い山の連なり。根石岳はその中間のあたりでしょうか。

駐車場は桜平というところ、ここは標高1900mだとか、車でかなり高いところまで来れてしまう登山口なのだそうです。その駐車場に停めるためには朝早くいかないと、とこの日3時起きで出かけるつもりが・・・・。駐車場についておにぎりの朝食、歩き始めたのは6:30でした。

 

根石岳1

最初の目的地:夏沢鉱泉までは1時間弱、自動車も通れるしっかりとした林道でしたが初めから厳しい上り坂でした。夏沢鉱泉ではトイレを利用、きれいなトイレに驚きでした。建物の外壁には太陽光パネルが沢山貼り付けられて、電線がひけないところでも電気が使えるのはこんな技術革新のおかげでしょうか。

 

根石岳2

この先からは自動車はシャットアウト、登山道は車幅ほどはありませんが、でも結構広い道です。この道を1時間弱、オーレン小屋を目指しました。先ほどの林道沿いも苔むした風景がずっと続いていたのですが、この区間になって一層見事な苔に覆われた風景です。

根石岳3

 

 

根石岳4

川を渡る時の河原の風景もこの通り、河原の石も見事に苔むしています。

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八島湿原

御泉水自然園のあと、霧ヶ峰・八島湿原にまわりました。

八島湿原1 ここの景色、広い湿原、カメラにはとても収まりません。

木道脇のテーブル・ベンチが用意されている休憩場所で休んでいると、しっかりとした装備の夫婦がやってきて一緒になりました。旦那さんはベンチに座ると早速にコッヘル(?)を取り出して湯を沸かし、カップラーメンを作って二人で食べ始めました。山歩きに実に慣れている、そして休憩の仕方も慣れているお二人でした。
この方たちは湿原の向こうに見える尾根をぐるっと回ってきたとか。湿原を見下ろすと人工の造形物が全くない、良い眺めだったそうです。そして山の上ではこのときツツジが満開で見事だったそうです。

 

八島湿原2

そこで見上げてみました。確かに見上げる尾根付近が赤く染まっているのがわかります。

私たちも次回は早く来て雄大な尾根歩きに挑戦してみたいな、と。できるかな。

 

今回はこれまでと同様、湿原脇の木道を少し歩いて引き返しました。

八島湿原3

 

休日ウォーク、寒い!

雪景色3ー8_1雪景色の中を歩きました。先週3月5日にも雪、山梨は雪国からいまだに抜け出せません。今朝は特に八ヶ岳おろしが吹いて寒かった~。

雪景色3-8_2向こうに見える甲斐駒が岳は晴れてはいますが山頂付近は荒れ模様です。

雪景色3-8_3それでも田んぼの雪融けははじまっています。こんなふうに、ぽつんぽつんと地肌が見え始め、そこは水たまりとなって凍っています。

雪景色3-8_4その氷、こんなふうに年輪様の模様となっています。こんな氷の造形を見るのは久しぶり、足で踏んでみてもけっこう硬い氷でした。

 

大雪から1日

大雪2-1  大雪から一夜が明けました。甲府の今までの記録は48cm、それが今回114cm、大幅な記録更新です。予報通り雪があがったあとの夜はずっと強風が吹き続け、朝になってからも。それでも空は青空が広がり、日も射してくれました。おかげで綺麗にかいた我が家の前の道路はこのようにアスファルトが見えています。
大雪2-2

 昨夜、自治会から呼びかけ

 

があり、今日午後1時からは県道に出る坂道を雪かき。若者もたくさん出てくれて、総勢30人くらいだったでしょうか。若者のパワーはすごいですね、最初は車1台分の幅、すれ違うところが少し欲しいとの声だったのですが、だんだんに欲が出てこのとおり上から下まで車2台分の幅に雪を除いて綺麗にしてしまいました。

大雪2-3

 

 

しかし、坂を上って県道に出てみるとこの通り。県道はまだまだ雪道です。県道よりも先にタウン内の道路を綺麗にしてしまった私たちの自治体のマンパワーを誇らしく思います。
この県道を北上すると規模は分かりませんが雪崩で不通箇所があるとか。市では朝から防災無線で、「道路の復旧に努めているが追いつかない、住民の協力で・・・・。」と繰り返し放送しています。
山梨は高速道路・JRともに全面ストップで、物流が止まりスーパーなどは閉店状態と報道されています。テレビ・インターネットで国道の不通箇所は報道していますが、県道の情報はほとんどありません。十分な情報が把握できていないと言うことでしょうか。県内の小・中・高校のほぼすべてが明日:月曜の休校を決めています。また、JRは明日も身延以南を除いて県内全域の運休を決めており、陸の孤島状態はまだ続きそうです。

大雪2-4  県道から雪景色の田んぼを前にした八ヶ岳です。生活道路の雪かきもまだ行き届かない中、たんぼ道は未踏の領域です。すっかり雪国です。

大雪

大雪1
山梨が2週連続で週末の大雪に見舞われています。先週は土曜日に1日中降って甲府の積雪49cm。そして今回は金曜日の午前中から降り続けて今日土曜までの甲府の積雪は観測始まって以来の114cm。私たちのところもこのように大雪でしたが、先週の雪が残っていたため今回の積雪量はどこではかればいいのやら?
山梨は大雪に対する備え、態勢ができていないので、こんな大雪が降ると大混乱です。甲府のスーパーは仕入れができないために閉店、中央線は普通、高速道路も同様、県道などの様子は疱瘡もされません。

大雪2
この写真、中央の雪の山はマイカーです。ただの雪の山と化してしまいました。先週も雪かきでさんざん雪を積み上げたのに、その上に今回のかいた雪を投げあげるとなるともうへとへとです。ちょっと脇に寄せればいい雪かきとは全然違うんですね。
今夜は肩痛、手首痛。しばらくは筋肉痛が残りそうです。

宇佐美の海

沼津を過ぎては駿河湾から伊豆長岡を経由、半島を横断して東伊豆:宇佐美に出ました。海岸に出てすぐに宇佐美第二漁港がありすんなり駐車することができました。

宇佐見内海
こちらの海岸は夏は海水浴場、湾内の波は穏やかです。砂浜を歩くときめ細かな砂が水を含んでキュッとしまっている、その上を歩くのは心地よさがあります。砂浜からは漁港を取り囲む堤防、そしてその先端には小さな灯台があります。その灯台を目指して歩いてみました。

宇佐見灯台
宇佐見灯台プレート
小さなようでも近くに行くと結構大きなもの。赤いタイルに囲まれて、土台にはプレートが塗り込められていました。

宇佐見外海
堤防から見る外海は光線の加減か、一段と深い色をしていました。

芦ノ湖の日没
小田原を経由して芦ノ湖へ向かいましたが、国道一号は想像以上に渋滞があり日没後の芦ノ湖畔を見ることになりました。

光長寺

沼津インターからは沼津御用邸方面を目指しましたが、右折地点を見過ごしてしまい、引き返すために横道にはいりました。

光長寺のクスノキ
Uターンする場所を探していましたがやがて大クスノキを発見、かなりの名刹のようです。急ぐ旅ではありませんので、そこで車を止めて見学することにしました。
右の山門には左右に立派な二王さまが立っていました。この山門と比較して、クスノキの大きさがわかっていただけるのではないでしょうか。

光長寺の参道
山門から中をのぞくと、ほとんど落葉してしまった桜並木に挟まれてまっすぐの長い参道が、その先にはまた巨木がありそうです。

光長寺の銀杏
その参道の先には石段と門構え、その右には大銀杏が立っていました。ネットでさがすと、この銀杏と先ほどのクスノキは推定樹齢400年とのことです。石造りの門構えには小窓(?)などの時代を感じさせる装飾が施されています。

光長寺東之坊
参道の両側にはいくつもの坊があり、それぞれが立派な構えです。この門の構え、白壁の塀、緑葉と紅葉、感心してしまいました。

光長寺の紅葉
別の坊の門上の紅葉、門の屋根上下の明暗と紅葉の対照がきれいでした。
予期せぬ史跡は嬉しい誤算でした。今度は桜の花の時期・紅葉の盛りの時期に来たいものです。
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富士二景

海を見に出かけました。
山梨からは中央高速・東富士五湖有料道路を経て御殿場、東名高速で沼津と。

富士(都留)
中央道・都留市付近で谷間から大きな富士が見え始めます。今はもう真っ白、普段から見慣れている富士も近くで見ると迫力です。

富士(東名)
こちらは東名高速のパーキングから。表富士は雪も少なめ、姿も違います。工場がなければね~。

吐竜の滝

吐竜の滝1
吐竜の滝に行って来ました。小海線清里駅から徒歩40分くらいのところにあります。
我が家も連日の猛暑、午後2時半頃マイカーに乗り込んだときの車外温度は37℃、それがこの滝近くの駐車場では26℃。駐車場からは林の中を歩いて川に出ますが、雨不足の今年、滝のすぐ近くまで歩道を歩くと土煙が上がるかと思うくらいカラカラに乾いていました。10分ほどで目的地着、水しぶきのためかさらに涼しく別天地です。
この滝は規模は決して大きくはないのですが、沢の斜面に湧出した水が多くの流れをつくって流れ落ちる綺麗な滝です。

吐竜の滝2
流れの周りにはこの黄色い花が咲き乱れて目をひきます。

吐竜の滝3
そして水に打たれるすぐ近くは苔が見事です。水の流れと苔、涼感をよびますね。
今回はじめてシャッター速度を遅くしてみました。三脚なしでは手ぶれ写真も多くなりますが、糸を引いたような水の流れが撮れました。
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