かつて御幸(おみゆき)さんが通った道を辿る御御幸路シリーズも5回目、前回の終着点:南甲府駅が今回のスタート地点。戦前に建てられた駅舎は独特の雰囲気があります。
今回の参加は18人、いつものように駅前で準備体操をしてスタート。
まず訪問したのは山梨に二つだけあるテレビ局のひとつ、テレビ山梨の社屋。予約無しでの訪問だったのですがスタジオを見学させていただきました。このセットは山梨ではおなじみのもの。
このウォーキングは神社巡りでもあるのかな?ここは恵比寿神社、街中の人家と隣り合わせの小さな神社です。
甲府市の総合市民会館、体育館・ホール・図書館・会議室など種々の催し物が開かれるところ。甲府市の文化の中心? ここでトイレを拝借。
稲積神社の参道に並ぶ石灯籠。「しょうのきさん」でお馴染みの正の木祭りはこの境内で開かれるのです。
それぞれの石灯籠には一つ一つ違う図柄が彫り込まれています。こういうのもゆっくり見ていられるといいのですが・・・・。
この神社のご神木、立派なものです。
すぐとなりの一蓮寺。鐘楼も立派でした。この寺が「山梨県議会発祥の地」、石碑が建っていました。
寺のすぐ南は市立動物園も併設する遊亀公園、公園の前の道路には大型バスが止まっていました。即座に、
「会長、このバスに乗るのけ~!」(今回のリーダーは当会の会長さんです)
なんて言い出すひと、頭がやわらかですね。
甲府市のメインストリート:平和通り。甲府駅までまっすぐ北上できる道路です。
「雨がちょっと心配だな、ウ~ん。」
その道路向かいにあった欅の木。以前は甲府市の天然記念物だったのですが、樹勢の衰えから今は隠居しているのだそうです。
こんな道を御幸さんが行ったのです。
三社神社と諏訪神社が一緒に祀られている三社諏訪神社。三社神社は釜無川氾濫による水害よけのため、一宮浅間神社、二宮美和神社、三宮玉諸神社の三社を合祀した神社で水害、火災、悪疫退散、五穀豊穣を祈願します。
ここの境内で昼食となりました。朝配付された資料には一連寺・穂積神社で昼食となっていたのです。それを通り過ぎても昼食にならないのですから、みんなもう気になって気になって。でもここでちょうど正午、リーダーさん、さすがです。
午後、北上して美術館通りにはいると早速にありました、上石田のサイカチ。大木が2本並んでおり、地元の人々は夫婦サイカチと呼んで親しまれているそうです。両樹とも推定樹齢300年。
そのすぐ側にはこんな赤い花が満開、でもみなさんこの花の名前を知らないようです。ネットで調べてみると、「キンポウジュ」別名「ブラシの木」。そういえば化学実験で使うブラシを赤くしたような・・・・。
美術館通を更に北に、貢川沿いの遊歩道:芸術の小径にはいりました。
川と桜並木に挟まれた良い雰囲気の遊歩道。この川にはさまざまな野鳥が、その野鳥を求めてバードウォッチャーが集うのです。
桜は古木もいいけれど、こんなふうに若くて元気な木の肌はまたいいですね。
彫刻の数々、これが芸術の小径というネーミングの元でしょうか。
県立美術館到着、ここではトイレを借用。ミレーのコレクションで有名な美術館です。
同じ敷地内に県立文学館があります。今は山本周五郎展、周五郎は山梨出身です。先日周五郎をはじめて呼んだばかり、これからファンになろうかと言うところですがここでこの看板を目にするのも縁ですかね。
さらに歩をすすめて高速道路脇にあったこんな道祖神、変わった雰囲気です。
ゴール地点:竜王駅に到着です。建築家:安藤忠雄さんの斬新な設計のおしゃれな駅、そしてロータリーです。
終始曇り空でいっときは小雨模様、写真のためには晴れた方がよいのでしょうが今は暑からずの天気がありがたいですね。今回も快適なウォーキングでした。
リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。
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