「フットパス旧日野原地域田園風景を往く」
に参加してきました。
集合場所は北杜市長坂町のオオムラサキセンター。入り口のゲートが気に入ったので撮ってきたのですが逆光でしたね。左にカブトムシ、右にテントウムシ、そして中央にオオムラサキ、わかるでしょうか?
参加者確認・ストレッチのあとスタート。ここはオオムラサキセンター敷地内。
この日は終始エゴの木の花がいっぱい。白くてかわいい花です。
水場に黄色の菖蒲、そのまわりの水面には黄色い花の水草。「あの花、何だろう?」といいつつ先を急ぎます。
こんもりとした木立の中に入っていきました。「神社かな?」と思ったのですが・・・・。
ここは何と個人の宅地。かつての名主さんの家で山梨の銘木百選に選ばれているという「ヒイラギモクセイ」の古木が庭にありました。
この家の表入り口へ抜けるとそこにこの古木の看板が。そして「見学の方は裏からお入り下さい」と、しっかりと案内人のいる私たちのグループは最初から裏口から入ったのでした。
この地域には名主さんが三軒あって、こちらはその一軒。三軒を競わせて地域をうまく治めたのだと、これは「年寄りから聞いた話」だとリーダーから説明がありました。聞いていた一人、
「昔の年寄りから聞いた話を、今の年寄りがしてらぁ~。」
なんて言葉も。口の減らない会員に説明するリーダーさんも大変です(笑)。
こちらは「ムラサキハナナ」、「いい名前だよね~!」と教えていただきました。
若宮八幡神社に到着、神楽殿も立派です。こちらは巫女の舞の伝統があるのだそうですが、少子化で継続が難しくなっているとのこと。
その境内に咲くハルジョオン、やわらかにうすくピンクに色づいて魅力的でした。
やはりこの境内にあった石造りの社の列。小さいながらもなかなかの彫刻をこらしてあります。
ちょっとマイナーな山ですが田んぼの向こう、東を望むと茅ヶ岳がみえます。北を見れば八ヶ岳、西には甲斐駒ヶ岳、今回のコースは絶景に囲まれた田園風景です。
再び北杜高脇に帰ってきました。そしてすぐに始終着点のオオムラサキセンター。9:30集合で終着が12:00、8kmほどのゆるいウォーキング。短い距離ながら沢あり、木陰あり、銘木あり、そして風光明媚な田園風景と変化にも富んだ楽しいウォーキングでした。
リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。