職場で、吹奏楽をやっている人が何やら小さな機械をもってきました。彼がこの機械に向かって声を出していると、早速好奇心旺盛な面々の人だかり。出している音(声)の高さを測定して針が動きます。彼が声を出すと「ピッ」と針が中央で止まるのですが、他の人が声を出したのではそうはいきません。逆に指定した高さの音を電子音で出してもくれるこの機械、
「これ、何て言うもの?」
「チューナーですよ。」
とのこと、はじめてチューナーというものを目にしました。こういうものを駆使して音合わせをするんですね。そして指定の音をふるえることなく出せる、これも技術なんでしょうね。
ふと自分にかえって考えると、
「私にはこういう他人に見せられること、
見せられる技術って何もないな」
ということに気づきます。単音で唱うことは全くなかったと言っても過言ではない私たちの合唱。ただ全体を聴いて唱うだけ、他のパートが無ければ全然唱えないし、ハーモニーが合わなければみんな一緒に落ち込んでいく。技術を持っている人達とは大違いです(笑)。
チューナー
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