日別アーカイブ: 2009年1月20日

「五風十雨」

五風十雨
私のところには「五風十雨」というミニコミ誌が送られてきます。甲府のある会社の社長さんが北杜市に「五風十雨農場」をひらき、農を中心とした人のつながりをつくろうとしているようです。この農場についてはホームページもありますので、詳しくはそちらをご覧ください。(「五風十雨農場」で検索すればでてきます。)
さて、今回の「五風十雨」通信は新年の挨拶と同時に食の安全のことに触れていました。少し引用させていただきます。
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去年は食の安全、安心にとってはいやなニュースが満ちていました。・・・・。
でも赤福の賞味期限などの改ざんなどの問題は、私としては問題にする方がおかしいと思っています。世界中が食糧危機や、たべるものが無く餓死する人が毎日3万人以上もいるのに、日本ではおかしな規制のために毎日3000万人分もの食べれるものを捨てています。その処理費用だけで11兆円とも言われています。
誰が賞味期限など決めたのでしょうか。私の昔の生活の中では、食べ物が饐えている、腐っていて食べられない、の判断は法律でなく自分自身の五感が決めていて、問題があれば自己責任ですることでした。一般常識とは大分かけ離れているようですが、昔はそうでした。世界が急速に食糧危機の方向に向かっていいるのに、自分のこととして捉えられない、農水省も、政治家も、マスコミも、私たち一般人も相当おかしな世界を見ているように思えてなりません。
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私は手作りのキッポシやころ柿など大好きです。しかし、せっかくの手作りの食材も管理が悪いと傷んでしまいます。私も袋入りで包装された食べ物の恩恵を受け、五感で判断をするのは難しいのかもしれません。育つ家庭では多少なりとも身につけた五感も長い間使わずにいると消えていってしまうかもしれません。しかし自身で判断することができるような人間でありたいものだとは思います。