創立20周年記念甲州街道ウォーク第7回

鳥沢宿 ～ 笹子宿

に参加してきました。

今回は先月到着した鳥沢宿から笹子宿までのルート。集合場所は中央線鳥沢駅です。

 

駅前でのセレモニーの様子、会長さんのあいさつの後A班・B班のリーダー、アンカーの紹介をして、全員でストレッチ。それから歩き始めました。スタートは9:45。

 

駅から国道に出ると、そこは鳥沢宿。面影が残っています。

 

今回のコースはほぼ国道20号線を歩くもの、でもできるだけ歩きやすい道を選びます。ちょっと脇道に入ったり、また国道に出たりのくり返し。

 

ウルトラマンやアンパンマンがお店に呼び込みのお手伝い？

 

国道は歩道が狭く、ほとんどが側溝の蓋の上を歩きます。

小さな社がありました。銀杏の黄葉も今が盛り。

いきなり猿橋を見下ろす地点に出ました。こちらから見る猿橋は初めてです。以前は橋の上は歩けなかったんだけどな。

橋の上には飾り灯籠がいくつも並んでいました、少しだけ紹介します。駒橋発電所・宝鏡寺・山本周五郎・猿橋などここ大月の名所やゆかりの人などが切り絵風に描かれています。

    橋の上から見る桂川の深い渓谷。手前は発電所へ導水する水路橋、向こうは国道の橋です。そして今が紅葉の真っ盛り。

猿橋は「日本三奇橋」に数えられる珍しい橋、橋脚を設けず両岸から順にせり出していってつないだ橋です。そんな構造がご覧いただけますか？

猿橋の袂から遊歩道が延びています。黄色く色づいた落葉の道。

猿橋公園に出ました。ここで小休止。

国道から駒橋発電所を遠望できる地点。

ここでも国道を避けて歩きやすい道を進みます。

動物病院がありました。屋根裏部屋窓からの出迎えが嬉しい。

駒橋発電所は我が国で初めて東京に送電した発電所、その古いタービンが屋外に展示されています。

古さと迫力を併せ持った導水管を見上げます。

踏切を渡る。

駒橋宿に着きました。

大月のシンボル：岩殿山がそびえます。

大月駅に着きました、今回のコースのほぼ中間点。一部の方はここで切り上げました。

大月の街中で見つけたマンホールの蓋。大月のマンホールは一貫して猿橋の向こうに富士を配したこの図柄なのですが、着色されたのは初めて見つけました。

シャッターが下りてしまったメインストリートの店。でもこんなペイントはまた楽しい。

カフェ＆レストランの店先に立つコックさん。いいよね～！

花咲宿本陣の立派な建物

本陣横のこの神社で昼食となりました。

午後の部スタート。右に中央道大月インターが見えています。

笹子川を渡ります。山の上には大月のシンボル的な建物：NEC大月工場。

国道の反対側の笹子川北岸はこんなのどかな道が続いています。

まもなく初狩というところで巨大な採石場の下を通ります。近すぎて見えませんが山の形が変わってしまったほどの採石場、「こういった事業がよく認可されたな」なんて思うのは私だけでしょうか？

下初狩宿の看板。右は聖護院道興の歌碑です。

国道沿いにある「山本周五郎生誕の地」の碑。私も山本周五郎、好きなんですよね。

初狩を抜けて笹子に向かいます。この先、小高い山を迂回して進む国道のこの部分は歩道も側溝もなくこの日一番の難所。ここを抜けるのにスタッフの皆さんはかなり神経をすり減らしたようです。でも幸いなことにこの区間、全く対向車がなくみんなで「よかったね！」。

この難所を抜けると旧道は国道と別れて旧白野宿へ、宿の面影が残っています。

リーダーが元気な女性陣を先導にたてました。

いよいよ笹子宿、山梨県では大きな酒蔵の一つの「笹一酒造」。広い駐車場と売店があって大きな団体客もOkです。我が「歩こう会」の精鋭たちもここで寄り道。

15:50、本日の 終着点：笹子駅に到着しました。駅入り口の道向かいには名物「笹子餅」のお店があります。甘党の方はこちらに寄り道。私は両方に寄り道しました（笑）。

数日前の天気予報では雨に降られそうなことも言われたのですが、この日は暖かな陽射しにも恵まれウォーキング日和でした。この日の参加者は約90人、国道を歩くことも多かった今回のコース、スタッフの皆さんもさぞかしご苦労のことだったと思います。20km超のウォークを楽しく終えることができました。ありがとうございました。

(31.0k)