「風が吹いたり、花が散ったり」

風が吹いたり「風が吹いたり、花が散ったり」
朝倉宏景
講談社

 亮磨は居酒屋チェーン店19歳のフリーター。ある日地下鉄のホームで不注意から白杖をもった若い女性を倒してしまう。助け起こしたこの女性に盲目マラソンの伴走を頼まれたことから、亮磨の生活に変化が始まる。
過去の過ちを引きずっている若者が視覚障害、発達障害を抱える友人、同僚との生活の中で徐々に前を向いて行く、読後は満たされる小説でした。

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