「風のヒルクライム」

風のヒルクライム風のヒルクライム
ぼくらの自転車ロードレース
加部鈴子
岩崎書店

13歳の誕生日に父からロードバイクをプレゼントされた涼太。経験も少ないまま笠城山クライムレースにのぞむ。父は医者で単身赴任、父への複雑な思いもいだきつつ父子での参加。でも、父は早々に先に行ってしまう。ロードレースに打ち込んでいる同級生、かつて父の下で入院していた女子中学生、ママチャリで参加の高校生、さらにはボランティアまで含めていろいろな人物からこのヒルクライムレースを描きだします。

細いタイヤのロードバイクを目にすることも多くなりました。そんな愛好者の増加がこの小説誕生のもとになっているのでしょうか。「笠城山クライムレース」そんな名前のレースが本当にあるのかなと思ってネットで検索してみると、「まえばし赤城山ヒルクライム」このあたりから名前をとってきたのかな。今は何とたくさんのクライムレースがあるのでしょうか。中にはHCS韮崎甘利山なんていう私たちのすぐ近くの大会もあったんですね。

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