今年も地区の文化祭がありました。自治会の文化協会委員の任期は2年、今日のおつとめで任期のゴールも見えてきました。
会場は町の体育館です。文化祭は12:30から3時間ほどの催しですが、私たちは朝8:30に集合し、シートを敷いて椅子を並べたり、展示物用のボードを組み立てたり、展示を少し手伝ったりして本番を迎えました。
今年のオープニングはコーラスでした。私たちの町の四季の歌(こんな歌があることを知りませんでした)、「桜貝の唄」、「村の娘」、「夜明けの歌」の4曲、いずれもピアノ伴奏付きです。
合唱を聴いているといろいろなことを考えます。合唱人口自体が少ないのに、こうして小さな地域での合唱活動に賞賛の気持ちがわいてきます。また、このステージを見ていると男性の合唱人口は極端に少ないことにも思いがいってしまいます。いずれの曲も二部合唱のようでした。二部合唱って和音の中に自分の音がはまっていく感覚が持てませんよね。かつて私たちが経験してきた合唱が、非常に恵まれた環境であったことを改めて思います。
展示コーナーは若干縮小気味でした。しかしその内容は写真・絵画・書・俳句・手芸・華道・古文書と盛りだくさんでした。そうそう、抹茶をいただいたことも忘れてはいけません。
手芸コーナーにはこんなものもありました。布製のふくろうたちです。木の枝にとまって、なかなか可愛くていいですね。
ステージの最後を飾ったのは子どもたちの楽器演奏でした。一人の男の子が指揮をして、電子楽器と打楽器の合奏でした。最近はリズムも自分で取ってくれる電子楽器が普及して、音楽を手軽に楽しめるようですが・・・・。小学生も高学年になるとスポーツクラブにとられてしまうので、いつまでたっても低学年の子たちだけでやらなければならないのだそうです。
今年は最後まで客席が寂しくなることもなく、昨年その辺のところを心配した会長さんの発言で良い方向に動いてきたのかも知れません。