つい最近、友人からいただいた文章のコピーで坂村真民さんが昨年12月に亡くなったことを知った。私は詩を十分味わうことのできる人間ではないが、「仏教詩人」と自称していた真民さんの詩には独特の味わいがを感じる。
そういえばもう20年近く前だろうか、九州に出張した折りにたまたま愛媛の方と一緒になった。「愛媛といえば、福岡正信さんがいますよね。」、「坂村真民さんがいますよね。」と話しかけたところ、「あなた変わってるねー。愛媛といえば普通、夏目漱石・森鴎外だよ。」なんていわれたことがある。
子どもが小さい頃、親しい方からあるお寺で経営している保育園をすすめられたが、この寺の門脇には真民さんの詩が掲示されていた。ラジオで語っているのを聞いたこともあった。
「坂村真民一日一言」という本が出版されたそうだ。その一年の締めくくり12月31日の言葉がいただいた文章の最後に紹介されていた。
よい本を読め
よい本を読んで己れを作れ
心に美しい火を燃やし
人生は尊かったと叫ばしめよ
私も坂村真民さん大好きです。
私の娘の名前は坂村真民さんの詩からとって
真民さんの娘さんの名前と同じ名前にしたくらい
ですから。
坂村真民全集読破しました。いいですね。
ジャガーさん、コメントありがとうございます。
しんみんさんの深みにはまっているんですね。私は柏樹社の「念ずれば花ひらく」以下の3冊、それから詩集が3冊ですが、全部読み切っているわけではありません。
最近、しんみんさんが亡くなられたのを知って、あらためて「念ずれば花ひらく」を引っ張り出して読んでいます。しんみんさんの世界、魅力的ですね。たまにはこのブログに引用させてもらおうかなと思います。