11月24日、「蛾ヶ岳(ひるがたけ)ハイキング」に参加してきました。「蛾(が)」という字を「ひる」と読む、不思議です。
甲府盆地の南端、市川三郷町の碑林公園に集合して数台の自動車に分乗しここ四尾連湖駐車場に来ました。この日の参加者は15名。リーダーの挨拶の後ストレッチをしてスタート。
とりあえず四尾連湖には回らず、蛭ヶ岳への登山道をのぼりはじめます。
やがて「大畠山」の看板、最初の急坂は登り切りました。ここで小休止。
ここからはなだらかな尾根道が続きます。
見回すと楓だけはまだ落葉せずに紅葉を残しています。
尾根道は時にはこんなに細くなります。道の左右は急勾配で落ち込んでいてちょっと怖い。
「四尾連湖が見えるよ~!」、普段なら見えない四尾連湖が落葉しているおかげで見えました。
常緑樹の林の中は暗い。地面に届く光が少なく、下木下草が少なく多様性が損なわれているという。
西肩峠までやってきました。ここで小休止。ここから頂上までまた急登です。看板によると山頂まで15分、「本当かな?」。
下から見上げて「あそこまで」と思っても、まだまだ急登は続くのです。
まだ後続の人は到着してないのですが、とりあえず集合写真(の練習)。
北側に目を移すと甲府盆地が広がっています。その向こうはどうやら八ヶ岳、でも雲がかかっています。
さらに西を向くと南アルプス、残念ながら北岳など奥の高い山々は雲の中。手前には四尾連湖があおい水をたたえています。
と、ひとまわり見回し全員で集合写真を撮ってから思い思いの場所で昼食。みんな富士を眺めながらの昼食です。
この日は風がちょっと冷たい日、幸い日差しには恵まれましたが寒くならないうちにと早めに下山をはじめました。
でも下りはあっという間、登りは20分でも下りは10分もかからず西肩峠まで下りてしまいました。
大畠山まで帰ってきました。左が登ってきた道ですが、「帰りは右をいきます」とリーダー。すかさず
「近道?それとも遠道?」
「遠道だよ。」
「ええ~!」「登りはあるの?」「もう登りはイヤだ~!」
そして、最終目的地:四尾連湖に到着。湖畔はロッジやキャンプ場が整備され、ボートも浮かんでいます。
駐車場に向かいかけたところ、こんなプランター(?)を発見。いいな、こういうの。
スタート地点に戻ってきました。
この日は気温はちょっと低めでしたが、穏やかな日差しに恵まれ頂上での素晴らしい眺望にも恵まれてみんな大満足。嬉しいウォーキングでした。リーダーさん・サブさんご苦労様でした、そしてありがとうございました。