日別アーカイブ: 2020年3月8日

「合言葉は手ぶくろの片っぽ」

合言葉は手ぶくろの片っぽ合言葉は手ぶくろの片っぽ
乙骨淑子 作
浅野竹二 画

 神戸港を出港しカナダを目指す貨物船ぺがさす丸に乗り込む若者二人、一人はコックの洋一、そしてもう一人は新入り船員の六平。出港して間もなく密航の若者一人の一匹の犬が出現。主人公の二人を含む若い船員数人がこの一人と一匹の密航を助ける物語。密航がばれないかとハラハラしたり、台風の大嵐の中の航海があったり、スリル満点の物語です。

ゲド戦記の名訳で有名な清水真砂子さんが推奨する乙骨さんの作品です。

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